ぐーたらはっぴーでいず

あーちゃん出産記


生まれたて
西川 愛澄
2003年5月13日(40週3日) 
午前2時15分誕生
体重:2,978g 身長:48.0cm

くまアイコンあーちゃんが生まれたときの様子を思い出して書きましたくまアイコン


2003年5月12日
(1週間位前からおりものに血が混ざったようなのは出ていた)

予定日を2日過ぎた日の朝6:00.
ちょっとお腹が痛いような気がして、トイレにいくと
待ちに待った 『おしるし』 が!
でもまだ痛くはない為、一応出勤前の母に話してまた寝る。

11:00
なんとなく10分間隔で痛いようなかんじ。
どちらにしてもお医者さんに
「週末の間に生まれなかったら、月曜(12日)に診せにおいで」
*ちょうど予定日の5月10日は土曜日で、パパはモチロン富山のじぃじ&ばぁばも
孫の誕生を待ちわびて、福井まで来てくれていた

といわれていたので、妹に付き添ってもらって病院へ。
パパに連絡を入れる。

11:30
診察してもらうと、ちょっと子宮口が開きかけているとのこと。
生まれるのは翌日になりそうだと言われたが、ひとまず入院。
ここでもまだ痛くない。「まだか?×2」と言われ続けた重圧が解け
入院できた事の喜びでいっぱい。
お昼ご飯ももぐもぐとしっかり平らげ、院内を探検したり。
はっきり言って 『余裕』

14:00
パパ病院に到着。妹と付き添いを変わってもらう。
パパとおしゃべりしたりしてまだまだ余裕。
*(1日に出産したお友達から安産お守りが届く。ありがとう♪ )

15:00
陣痛が5分間隔に。結構しんどくなってきた。
ばぁちゃんも駆けつけてくれて腰をさすってもらう。
そろそろ陣痛の間隔を記録できなくなってきた。

17:00
診察してもらうが、まだ5cmくらいしか開いてないとのこと。
夕飯が出されるが、痛みが増してきたので食べられず。
代わりにパパが完食。
仕事帰りの妹が寄ってくれたけど、おしゃべりも出来なくなってきた。

18:30
もう陣痛が3分おきくらいに。
3階の入院室から2回のLDRへ歩いて移動。
先に出産の方がいらしたので、第二LDRへ。(浣腸ナシ)
パパ&ばぁちゃんが立ち会いように白衣に着替える。
分娩監視装置をつけてもらう。
もう腰が痛くてやってらんない。痛さで吐いてしまった。

*この辺からは大体の時間↓

21:00
第一LDRへ移動。
ママはモチロン、パパもばぁばもママの腰をさすり続けているので
ヘロヘロ。
看護士さんが内診してくれたけど、まだ全開大にはなってないらしい。


22:00
なかなか破水しないため、先生が指で割ってくれた。
パンッと割れて生暖かい羊水がどちゃーっと流れ出した。
「あ~これでもうすぐ出てきてくれるかな」と思ったけど
まだまだ甘かった。

23:00
隣の第二LDRで経産婦さんが出産。
赤ちゃんの泣き声と「女の子ですよ」と言ってるのが聞こえた。
パパも 「次はうちの番だよ!頑張れ!!」
ママと赤ちゃん(あーちゃん)に声をかけてくれた。
陣痛の山が来る度に、パパやばぁばベッドにしがみついて
痛みを逃そうとするけど、体に力が入ってしまう。
つらい、痛い。。。。

13日
0:00
子宮口全開大。いきんでOKが出た。
ママになった友達はみんな「2~3回いきんだらすぐ生まれた」と
話していたので、自分に「あと少しだ」と言いきかせ、
陣痛の波をこらえてこらえて、MAXになった時に
『うーーーーーーーーーーーーん』
ママはいきみ方が下手みたいで、なかなか赤ちゃん頭が出てこない。
パパが下からのぞいて「頭が見え隠れしてるよ。もう少し!」
と声をかけてくれる。
確かに赤ちゃんが下りてきている感じは分かる。でも出ない・・・。
もう体は疲れきってボロボロ。汗がものすごいからのどが渇く。
看護士さんがお水(俗に言う力水)を持ってきてくれた。
それでも出ない。
出来る事なら途中でもいいからやめたい。。。。


2:00
もう体力的に限界になってきた。どう頑張っても自力では出そうにない。
「もう(会陰)切ってください」

先生がやってきた。
『うーーーーーーーーーーーーん』 といきんだ時に
はさみで  チョキン

2:15
ぶるぅにょおぉぅん

てかんじで生まれた♪赤ちゃんだ♪可愛い女の子(*^_^*)
不思議だね、この瞬間につらさや痛みは完全に忘れた。
感情がすべて、我が子の可愛さに変わっていた。
『かわいいー!!!!!!!!』
でも、あんまり泣かない。
想像していた出産シーンとは違って、
「ふぎゃ~、ふぎゃ~」 ふた泣きほどでおしまい。
先生が逆さにして少しでも多く泣かせようと頑張ってみたけど。
(*産声をCDに入れてお土産にくれるサービスがありました)
ママは胸に乗せられた赤ちゃんを見て叫んじゃった。
それから赤ちゃんが産湯をつかわせてもらってる間に
切った所を縫ってもらった。(抜糸不要)
多少 チクン とはするけど、今までの痛みに比べればなんのその。
それよりも胎盤を押出すためにお腹を押されたのが痛かったな。
ママは出産の興奮で異常なまでに元気になり、パパはひたすら
デジカメとビデオを回し、ばぁちゃんはじぃじや妹達に出産の報告メール。
それから産湯からあがった赤ちゃんにおっぱいを飲ませた。
まだ吸う力が弱くて銜えるだけだったけど、上手にお口を寄せてきた。
お顔を見ると立派な眉毛。看護士さんも居合わせたみんなが
「パパ似だね」と。パパもまんざらじゃなさそう(^^)v
それから1時間はあっという間に過ぎて、赤ちゃんは新生児室へ。
ママたちはそのままLDRで朝まで眠る事になりました
*(*出産ラッシュで相部屋しか空いてなかった上、同室の方が陣痛
真っ最中だったため))

ばぁばとパパは疲れと安堵からすぐに眠りについたけど、
ママは興奮と縫った傷、全身の疲労感から朝まで眠れなかった。

7:00
産後初めてトイレに。T字帯の使い方を習っておそるおそる。
それから車椅子で病室まで移動。
ばぁばは一旦おうちへ帰り、パパはコンビニへ朝ごはんを買いに。
やっとちょっと眠たくなってきたママはしばし睡眠。

起きてから新生児室に赤ちゃんを見に行く。
あーやっぱり可愛い♪
貧血でフラフラだけど、いつまでも離れられなかった。


☆立ち会ったパパの一言☆
一度は立ち会っておくべき!すごい感動します。
嫁と子供に「ありがとう!」と叫びたくなります。
でも、その分衝撃は表現できないほど凄まじい。
立ち会うのなら覚悟して望んでください。
え?二人目の時・・・。もう立ち会う勇気がありません。
一度で十分すごいです。





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