熱帯夜の闇の中で。

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2007年08月02日

(4)

テーマ： ★自然の中で感じること★(3188)

カテゴリ：はるるさんちの日常生活

毎夜、寝苦しい夜が続いてます。

クーラーは好きじゃないので、あるけどあまり使っていません。

扇風機の風で、網戸からの外気を取り入れていると、大好きなタイの田舎に居るみたいで、ちょっといい気分♪

そろそろ眠ろうかと思った真夜中の１２時過ぎ。

網戸にしたままの、寝室に面したささやかなベランダ向こう側から、突然！

正面に広がる雑木林のくらやみの中から、カナカナ蝉の鳴き声が湧き出しました。

いっぴきだけではありません、あちこちで束になって鳴いてます。

この時間になっても、気温は２５度前後。

暑さで、蝉の神経もどうにかしちゃったのかなあ？！

ひぐらし、カナカナ鳴くのは夕暮れ時だけれど。

最近になって、夜明け方のほうが、より一層はげしく集団で鳴くことに気付いたばかり。

でも、こんな夜中にいっせいに鳴いているのを聞いたのは、初めて。

なんとなく、少し怖くなりました。

聞きなれた音も、聞きなれない時間に聴くと・・・異様な思いにさせられますね。

なんなんだろう。

熱帯夜の闇の中で、うるさいほどのカナカナの鳴き声は１時近くまで、３０分ほど続きました。。。

再び、配偶者が被災地の柏崎に行ってから、４～５日。

となりのふとんの位置は、からっぽのまま。

水道の復旧は、ほぼ完了しつつあるけど、寸断された都市ガスのパイプラインは、まだ３０％ほどしか稼動してないみたいです。

破断した都市ガスのパイプには、あっちこっちで浸水が見られて、ガス漏れの検査をする以前に、まず水抜き作業があるので、余計に手間取ってるようです。

大地震の前後には、よく小動物などのいのちの気配が消えるというけれど。

朝になって、ガレージの前の道路に、なぜか沢山の蝉の死骸が散らばっていました。

あの真夜中の声たち。

いのちを燃やす、さいごの叫びだったのかなあ？！

こないだ、福島経由で山形や宮城を列車で移動したとき、読みかけだったＴ・ハリスの文庫本「ハンニバル・ライジング」（上下）を、セミのおかげで夜中に読了してしまいました。

・・・【はるるが最近書いた水とみどりのある風景の日記】・・・・・

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廃校の危機から蘇ったしだれ桜の花

映像】０６ジャパンカップサイクルロードレース