日本出国前に・・・ 今年度で定年退職される、ある校長先生のコメントです。 「ありがとう」はすてきな言葉です。いい響きで私も好きです。 この一言に込められているのは、相手の存在を認める奥の深い意味のある言葉だと思います。 「ありがとう」がもっともっと広がって社会にあふれてほしいと思います。 だが、現実は感謝よりも抗議や非難の声が社会にあふれているように感じます。 もちろん問題が生じた時は、きちんと責任の所在を明らかにすることは当然です。 でも、信頼しあうことが前提ではなく、不信を前提にしてお互いが向かい合っていたとしたら ありがとうの言葉はでてきません。お互いが感謝と思いやりに欠けているのかもしれません。 私たち大人が、もっと、もっと「ありがとう」の大切さを伝えていきませんか? 子どもたちの良い行いを声を大にして「ありがとう」と言いませんか? 人間は人と人の間と書きます。人と人がかかわって生きています。 いつの時代でも人を育てるのは人間です。 いかがでしたでしょうか? 私は共感を持ちました。素敵な教育者が現場から離れてしまうことは残念ですが・・・ この校長先生は幼少時代、かなりの悪ガキだったそうです。 その時代を知っている方は、「あの悪ガキが校長先生に?!」と驚かれているほどだそうです。 しかし、お母様がとても素敵な方だったと伺いました。 どんな時でも温かく見守り、助言をしてくれたそうです。 そして、悪ガキが教職に就いたのもお母様の一言があったと聞きました。 母と子の間に、いつでも信頼関係が築かれていたのですね。 私は改めて、母親としての自分を見つめ直しました。 私たち親業は、子供の成長とともに学んでいきます。 テストもなければ、正しい答えもありません。 ですが、子供がすくすくと成長し、「お母さん、ありがとう」と言ってくれたら それだけで十分だと思いませんか? 励みになります。 ↑↑↑ HOME のページもご参照くださいね。 |