■ポジティブこっぱさま

■ポジティブこっぱさまより

★★★★☆
そう若くないサラリーマンが読むと。, 2004/01/12
レビュアー: いつもついてる♪ポジティブこっぱ   北海道 Japan

 今更、恋愛に興味があったわけではない。なので、買ったはいいが、手に取
るまでに足掛け2年を費やしてしまった。年明け、通勤列車で読んでいると、
前に座る妙齢の美女の視線が痛い。

 表紙には大きなピンクの花。題は「愛されるしくみ」、その下には小さく、
「彼女が彼を“その気”にさせるわけ」。これだけで、もうすでにかなり痛い
のだが、とどめは帯の一言だ。「女を磨けば愛される、なんてウソ!」ここに
反応しない美女はいない。故の強い視線なのだろう。実にばつの悪い思いをさ
せる本だ。

 内容は純粋に恋愛に関してサラッと読めるように書かれている。恋に悩みを
抱える乙女たちは、きっと、何かのヒントが得られるのだろう。だが、この本
の真髄は人間関係の機微について述べているところにある。

 彼に対して、と言う読み方だけではなく、家族、職場、近所付き合い、お客
様など様々なコミュニケーションに共通する落とし穴について気付かせてくれ
る対人関係バイブルだ。

 朝の通勤時に読んでみようと言う、勉強熱心なサラリーマン諸君へ。悪いこ
とは言わない。カバーを付けることを強くお奨めする。

*サイコ-ですこっぱさま。2年というみえみえのネタに笑いました。イケメ
 ンのあなたは、こっぱさまに習って、いい女の熱い視線を浴びてねん♪



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