ナースK子の☆アーユルヴェーダのススメ

ナースK子の☆アーユルヴェーダのススメ

2006.04.14
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あ~、またしても随分お時間が過ぎてしまいましたが、ギーのつづき。

ギーの外用では、主に、アーユルヴェーダ独特の治療法で用いられます。

代表的なものを二つ。

『ナスヤ』と、『ネトラタルバナ』です。

まず、ナスヤから。

アーユルヴェーダの治療で行われる浄化法には、有名な『パンチャカルマ』というのがあります。

”パンチャ”とは”5つの”という意味で、”カルマ”は”業”や、”行い”のことです。

つまり、パンチャカルマは5つの業ということで、催吐法、催下法、瀉血法、経腸法、経鼻法の5種類の浄化法があります。

ナスヤはこのうちの経鼻法にあたります。



もう想像できましたか?そう、液状に溶かしたギーを鼻の穴から垂らすのです。

これも、シローダーラに並ぶかなりのアーユルヴェーダの代表格だと思います。

一体なぜこんなことをするのかというと、首から上で悪化した老廃物を取り除き、偏頭痛や鼻炎、目の異常、肩こりなどに対して効果が期待できるためです。

私も実際に経験しましたが、やっているときは鼻水だけでなく、涙やよだれ、汗などで顔中とんでもないことになって、とても人様に見せられる有様ではなかったのですが、終わった後は、私の頭ってこんなに軽かったっけ?というほど、すがすがしい気分になれました。

やる、やらないは別として(本当はアーユルヴェーダに興味のある人や、偏頭痛、鼻炎などでお悩みの人には是非やってみてほしいですが)、具体的に方法をご紹介します。

《実施前の注意事項》

 以下の条件下では行わないでください。

l 温かいお風呂の後

l 食後

l 性行為の後

l アルコールを摂取した後



 実施後はできるだけ安静に過ごせるよう実施後の予定は組まないようにしましょう。

 中耳炎などの既往のある方は、おすすめできません。
 できるだけ天気のよい日に行ってください。

《手順》

1) ギー(マッサージ用オイル)で、額、こめかみ、頬、鼻、顎関節など顔全体をマッサージします。続けて首や肩もマッサージします。



3) 鼻孔が高くなるように枕をあて、仰向けになります。

4) 人肌に温めた液状のギー(点鼻用オイル)を片方の鼻孔に1滴ずつ垂らします。  このとき、もう片方の鼻孔は指で閉じておきます。

5) さらに続けてゆっくりと2滴くらい垂らす。オイルが鼻孔付近にとどまらないよう、静かに鼻から息を吸います。片方ができたら、もう片方も行います。

6) 喉の奥の方まで、オイルが移動してくるのを感じるまで、仰向けのまま安静を保持します。

   ※10分くらいすると、耳下腺や涙腺の方までオイルの移動を感じます。

7) 表に出て、太陽を見ます。眩しいですが、じっと見つめてください。このとき、涙や鼻汁、咳、痰などがでますが、我慢しないですべて出すようにします。但し、はじめのうちは鼻はかまないこと。喉のほうに下りてきたものは、アーマを含んでいるので決して飲み込まないこと。

8) 15分ほど続けた後、鼻をかんでよいです。出るものがなくなったら顔をきれいにしてください。



《実施後の注意事項》

  実施後は、安静を保つように心掛け、激しい活動は控えるようにしましょう。

  実施後の食事は軽いものにしてください。飲み物は、冷たいものはできるだけ避けてください。



3~14日くらい続けて行うと効果的といわれています。

身近な人にすすめてみようと思われる方、本人がいやいややるのは望ましくありませんから、本人が、やってみようかなと思った頃に、そばで励ましながら付き添って、お手伝いをしてあげてください。そのほうが、前向きに取り組めて、結果の感想も違ってくると思います。



インドで買ったパンチャカルマのDVDのパッケージ、ナスヤの写真になっています。
ナスヤ



次回は『ネトラタルバナ』のお話。






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Last updated  2006.05.25 23:25:09
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