Mar 30, 2008
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カテゴリ: MaYu-Rの日記


正確には「解消」じゃないんだからさ…



私とオットは、「国際結婚」ではなくなりました。

それというのも、半年ほど前から進めていた、
オットの帰化申請が許可されたからなのです。

手続き関係もほぼ終了し、オットが筆頭者になる新しい戸籍が作られ、
私と息子がその戸籍に入籍するというカタチになりました。

とはいっても、お役所関係の書類上だけのハナシで、
実際の生活に関しては、何ひとつ変わるところはないのですけど。

ここまでの道のりは、やっぱ長かったですねぇ。

でも、大変だったのは、申請するために必要な書類を集めたり、
書き込んだりする作業で、審査を待っている時間は、
特に自分たちで何かをする必要はなかったので。

元々、オットは帰化に対する強い希望がありましたが、
日々の仕事や生活に追われ、なかなか「初めの一歩」を踏み出せずにいたのです。

オットは、日本生まれの在日韓国人二世でした。

しかし、在日のコミュニティとの繋がりが希薄で、
近所の公立の学校に通い、実家も、他の家庭と変わらない生活をしていたので、
自分が外国人でいることに対して、ずっと違和感を感じていたようです。

実父が一世だったとはいえ、実母と実姉は日本人だったというのも、
オットの違和感を更に強くしていたのかもしれません。

故に、自分が韓国籍を有している「必然性」が何ひとつなかったと、
オットは常日頃から言っていました。

私たちが結婚した時にも、日本に婚姻届は提出しましたが、
韓国の方には届出をしなかったのです。

日本に届出すれば、正式な婚姻扱いになりますし、
後に生まれた息子を、二重国籍にしたくなかったという理由もありました。

オットは、自分が国籍のことでいろいろと複雑な思いをしたので、
子供に同じことをさせたくなかったのです。

息子は出生時から、私の戸籍にだけ入っていました。

婚姻・出生の届出をしなくても、息子に
韓国籍取得の権利はあるらしいのですが、当時から将来の帰化も視野に入れていたので、
事を複雑にしたくなかったというのもあり、韓国側には一切何の届出もしませんでした。

そこで、去年、たまたま仕事が例年よりもヒマになったのと、
今年の春に控えていた息子の中学進学までに決着をつけたいと思い、
行動に移すことが出来ました。

そして、無事に許可が下り、オットは日本国籍を取得しました。

申請の書類をきちんと正確に記入し、不足なく提出出来たので、
行政書士さんに依頼をせずとも、自力で全てを行うことが出来たのは、
やはりよかったですねぇ。
(↑特に費用の面で、結構バカにならない金額だし…)

新しい戸籍をオットの実家があった別の市内にしたので、
編成に時間がかかりますが、来月の上旬までには、きちんと出来上がりそうです。

今住んでいる街での住民登録も済みました。

そんなワケで、私たちも国際結婚ではなくなり、日本人同士の夫婦になりました。

だからって…普段の生活はホントに何も変わってないよ~~





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Last updated  Mar 31, 2008 01:01:10 AM コメント(1) | コメントを書く


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