失われた【本質~The Essence~】を求めて

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2013.05.09
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【クンダリーニヨガ】...と聞いて、「うん、あれね。」と一発で通じる方。



恐らく、相当熱心にヨガをやっていらっしゃるお方か、もしくは、生体エネルギーや神秘現象などに精通されている学識豊かな方か、いずれかでしょう。



ハタヨガが主流の日本では、あまり耳にすることのない言葉だと思います。
ヨガにもいろいろと流派がありますが(さすが独立精神旺盛な国・アメリカ。名乗ったもん勝ち!はここの文化の特徴でしょう。)、クンダリーニヨガはその中でもちょっと別扱い、といった存在です。



アメリカの書店に行くと、必ず目立つところにディスプレイされている定番入門書・"...For Dummies"シリーズ。Windows8から株式投資、家庭菜園から認知行動療法まで...と、もはや「網羅していない領域など無い!」とまで言える程、幅広いトピックを扱っているんですよ。ユーモアたっぷりで読みやすく、しかも情報量が多い。非常に優れたガイドブックです。



その中のひとつ、"Yoga For Dummies"(改定前の旧版)がたまたま手元にありましたので、開いてみました。




【送料無料】Yoga for Dummies [ Georg Feuerstein ]




【クンダリーニヨガ は、ヨガの一系統であるとともに、シク(シーク)教指導者であるヨギ・バジャン(Yogi Bhajan)により創始されたハタヨガの一流派の名称。姿勢、呼吸のコントロール、チャンティング(詠唱)、瞑想などの手段を用いて、「クンダリーニ」と呼ばれる眠れる蛇のパワーを呼び覚ますことを目指している。



ヨギ・バジャンは1969年に米国へ移り住み、その後Healthy, Happy, Holy Organization(3HO)という宗教法人の創始者および統率者となった。[黒犬べーやん注:2004年に死去。]
現在、3HOはロサンゼルスにその本部を置き、世界各地に数多くの支部を有している。】

("Yoga For Dummies" Georg Feuerstein, Ph.D. & Larry Payne, Ph.D., IDG Books, 1999.)



ううむ、さすがですな。これだけの情報量を簡潔にまとめつつも、公平・中立の立場を貫いている点、ヨガ研究者として著名なGeorg Feuerstein氏の配慮が行き届いているなぁ、って感じます。



前回




「正直言ってわかりません。」



と、曖昧なままで放置しておきました。
でも、その後はた!と気付いたんですよ。ひょっとして、



クンダリーニヨガ



をやり始めたことが、今回の【部品組み換え作業】にも何らかの影響を与えているんじゃないか、って。



3月22日付の記事 「他人の霊能力に頼る人は、自分の直観に気付いていない。(後編)」 の一番最後に動画を貼り付けましたよね。あの時点で、既に「うわ、はまった!」を実感しておりました。






ここ1~2年の間、瞑想やマントラなど、ヨガの宗教的な側面への抵抗がかなり薄れまして 「陰ヨガ(Yin Yoga)」 「シャドウヨガ」といった、ちょっとエキゾチックなタイプのヨガでも「ドンと来い!」と受け入れられるようになっていたんですよね。



「シャドウヨガ」は日本でも教室が増えているようです。
太極拳+カンフー+ヨガといった印象の、非常に東アジアチックなヨガです。実際、そのルーツを辿ると中国にまで行き着くらしい...とは、私が2000年から細々とつながりを保っているヨガ講師・M先生の弁。



そのM先生がこのシャドウヨガにとことん惚れ込んでしまったもので(1ヶ月間クラスを休んでインドに講習を受けに行く程に。)、教室の常連である我々もそのおこぼれにあずかった、という次第です。









そんな経緯もありまして、一番上の「クンダリーニヨガ」のYouTube動画を見た時も、「あー、これ、良さそう~!」と、先入観ゼロで素直に試してみる気になったのです。



どちらかというと直線的な動き・ポーズ(アサナ)から成るハタヨガ系の諸流派とは異なり、ぐるぐると回転したり、マントラを唱えながら一定の動作を繰り返したり...その辺はシャドウヨガっぽいなー、なんて思いましてね。



実際にやってみました。



気分爽快なこと、この上なし。終わった後、瞑想へも実にスムーズに入れます。



怠け者で三日坊主のこの自分が、週に3回は練習しないと気が済まない!という程気に入るなんて、ちょっと異例の事態です。というのも、



身体にも、心にも大いにプラスになっている





理屈抜きで、身体が「クンダリーニヨガを必要としている」んです。



何が、どのように身体の、そして心の奥底にまで作用しているか、仕組みやからくりはわからないんですけどね。まぁ、ハタヨガと交替でゆるゆると続けてみて、ネガティブな反応が出たらその時点で止めればいいや。今はこのように考えています。



元々、ハタヨガ系の「宗教色フリー」なヨガを好んできた私にとって、クンダリーニヨガは正直言いまして「危ない(=カルトっぽい)」感じがして、近寄り難い存在でした。その結果、「クンダリーニヨガとは何ぞや」という勝手な思い込みだけが暴走していたりして。今、こうして書き出してみると笑えます。




思い込みNo.1:
クンダリーニヨガは、「未成年者お断り!」の、エロエロエナジーがムンムン...な、ちょいと人前では語れないタイプのヨガである。】



←いえ、別に「エロエロ」は強調されていないと思いますよ。それって、クンダリーニというよりはむしろ「タントリックヨガ/タントラヨガ」の著しく歪んだ解釈、なんじゃないかな、と。そっち方面は全然詳しくないんで、自信無いです。詳しい方、教えてください。



思い込みNo.2:
シャドウヨガみたいにグルグルと回転する運動が多い。
あと、ハフハフと ホロトロピック・ブレスワーク のような過呼吸状態を作り出すことで、意識の変容を目指す。】




これはそれ程間違っていないんじゃないかなー、と思いますよ。
ただ、必ず指導者付きの安全な環境で、しかもある程度の時間をかけてじっくりと行われるホロトロピック・ブレスワークと違い、クンダリーニヨガの火の呼吸(breath of fire)はあくまでもヨガのセッション全体の一部分を占めているに過ぎません。一回に付きせいぜい数分間といったところ。



しかも、ヨガ教室に行ったからと言って、先生に直接指導してもらえるとは限りませんし。
大体、「目を閉じてやる」動きが多いので、先生が生徒の間違った動きを直しにわざわざ来てくれるのかどうか。その辺も謎です。こればかりはDVDの二次元先生だけを相手にしていてはわかりません。




(ホロトロピック・ブレスワークに興味を抱かれた方は、 2013.04.27の記事  でご紹介した、ティム・マクリーンさんと高岡よし子さんが主宰する C+F研究所(シープラスエフ研究所) のように、信頼できる指導者がいる場所を慎重に選んでくださいね!)



火の呼吸、こんな感じです。美木良介さんの「ロングブレス」の逆を行っているのかな。







上の女性は、アメリカで「クンダリーニヨガのDVD」と言えばこの人!とも言うべき、アナ・ブレット(Ana Brett)さん。だんな様のラヴィ・シング(Ravi Singh)さんとの共作で世に送り出したdvdの数は軽く25枚を超えています。(2013年5月現在) こちらが お二人のHP。




思い込みNo.3:
「クンダリーニヨガをやっている人はみんな シク(シーク)教徒 なんでしょ?だって、男の人も女の人も、皆、頭にターバン巻いているもの。」】



確かに、シク教徒に見られる頭ターバン、白装束、おまけに人種・出身国に関係なくインド系の言語と思われる「ヨガネーム」を名乗られている方々、クンダリーニヨガの情報サイトや教室HPでよく目にします。こんな感じで。



【送料無料】The Eight Human Talents: Restore the Balance and Serenity Within You with Kundalini Yoga [ Gurmukh ]



ただ、クンダリーニヨガをやっている人 イコール シク教徒、あるいはシク教徒風のいでたちをした人、というわけでもないのです。



例えば、上のYouTubeに出ているSalimahさん。
カナダのトロントでヨガ教室を開いている方ですが、コメント欄で「シク教徒ではありません」と明言されています。



また、上のビデオのアナ・ブレットさんにしても、ごくフツーのヨガ講師風...というか、イマドキのギャル系(笑)な格好ですよね。だんな様の名字(Singh)は、シク教徒に多い名前だと聞いていますが、夫婦ともに「ターバン&白装束」で固めるつもりは全く無いようです。それどころか、最近のアナさん、髪の毛を鮮やかな金髪に染めまして、ますますギャル☆ギャル度を増しています。





加齢が完全にストップしている...すごい。これがクンダリーニヨガの威力なのでしょうか?


(後編へと続きます。)





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Last updated  2013.05.10 15:40:24
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