失われた【本質~The Essence~】を求めて

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2013.05.24
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前々回、クンダリーニヨガについて取り上げた際



仕事や将来への不安から、恐怖やいら立ちなど負の感情を抱えた人が一向に減らない、そんな最近の日本社会。
「気持ち良くなりた〜い」「心癒された〜い」の一心でヨガや瞑想に入る人はたくさんいるのでしょうが、お気楽感覚☆だけ☆で飛び込まず、少し冷静になりましょうよ。



カルト宗教がその素性を隠し、ヨガ教室を装って若い人を誘い込み、知らぬ間に入信させた、というニュースもありましたからね。


http://news-plus-matome.ldblog.jp/archives/26526446.html
(読売新聞の元記事は既に削除されてしまいました。残念。)



書店の精神世界・スピ本のコーナーで「ヨガ、やりませんか」と声をかけられても、スルーしてくださいね。まともな教室やサークルはそんなキャッチセールスみたいなことしませんから。相手にしない。関わらない。それが一番です。
じっくりとリサーチして、まともな教室・先生を探し出してください。



...そんなこんなで、カルト宗教や、3HOという教団が絡むクンダリーニヨガの教えと、さて、どんな具合に折り合いを付けていったらいいものか、などとこの一週間、いろいろ考えていたところ、


「なんだ。【ママ友地獄】って、要するにカルト宗教の一種じゃん!」


と、ひらめきましてね。



ブルーシャ西村さんのブログ で紹介された「ママカースト」についての二記事でした。(ブルーシャさん、断りなくリンクさせていただくこと、どうぞお許しくださいね。)

http://plaza.rakuten.co.jp/bruixanishimura/diary/201304250000/
http://plaza.rakuten.co.jp/bruixanishimura/diary/201304280000/



こちらのNAVERまとめ・「侮れない階級闘争”ママカースト”」もご参考にどうぞ。
http://matome.naver.jp/odai/2136895303333571501



ドロドロした話ばかりでうんざりしますが、これらは、


嘘偽り無い、真実の記録


だと確信できます。脚色・加工はされていないと思いますよ。ええ。


実際、私の知人からも、


「実家の父親が医者だとどこかから聞きつけてきたらしく、『お父様の出身大学はどちら?』と、自称・『お嬢さん育ちの歯科医の娘』であるママさんから詰め寄られた。一方的に競争相手と目されているらしい。」



「配偶者が医者もしくは大学教授、ママ本人がそうした専門職に就く『カースト上位』に位置する人にばっかり話し掛け、親しくなろうとしているママさんがいる。」



などの話がぼろぼろ出てきました。



こうしたママさんたちって、ブルーシャさんの表現をお借りしますと【包装紙】、つまり、肩書きとか社会的立場や財力といった、外から見てわかりやすい尺度で他人を評価するのが大好きなんですね。
そういう人って、悲しいかな、現実にいるんですよ。たくさん。近くの幼稚園。公園。小学校のPTA。同じマンションの中。決して異次元空間の話などではありません。



熱中できる趣味や、達成したい目標、「母親役」を超えて、人としていかに生きるべきか、といった視点を大切にしている女性ならば、そういう【包装紙】だけを競い合う、不毛な人間関係には時間を割かないはずです。もっと前向きな、別の人間関係を選ぶでしょう。





この手の女性達が集まり、群れを成すと、たちまちそこに【包装紙】による序列(カースト)を付けたがるような、歪んだ格差社会の縮図が出来上がってしまう。
どうやら、そういう事のようです。



【包装紙】好きの人達には、「自分は自分。」という確固たる信念や意志がありません。または、希薄です。
本来、我々誰もが持っていてしかるべき「自分ならではの尺度」を育てることを若いうちに止めてしまった彼女たち。ですから、「他人の立ち位置」「他人の幸せぶり」といった自分の外にある尺度を使って、この複雑怪奇な現実世界という魔物に対処せざるを得ません。



【『他人』=外にある尺度】でもって現実に向き合う、という生き方が定着してくるにつれ、彼女らは心の奥底で



頼れる、力強い親分的存在







表向きはどうあれ、誰かに何もかも決めてもらいたいというのが彼女らの本音。ですから、こうしたタイプの女性に向かって、「自分の頭で考えろっ!」とガンコ親父風に一喝しても
「え〜、わかんない...みんなはどう思っているの?」と当惑されるのがオチ。
で、その「みんな」にしたって、結局「類は友を呼ぶ」で、同じように「あなたはどう?」「主人に聞いてみないと...」と、どうも歯切れが悪い。
人任せなんですね。



さぁ、そこで待望の【女王様】の出番です。
「みんなはどうなの?」が口癖の迷える子羊ちゃんたちを頼もしく引っ張っていってくれて、諸々の難題を一刀両断してくれる【女王様】。満を持しての御降臨です。



もう安心ですよ。だって、今後は「子供が学校に行った後の退屈な昼間の時間をどうしよう」という(ふざけんな!級の贅沢すぎる...)悩みも、それから、「誰とお付き合いしたら良いか」という人間関係の迷いも、ぜ〜んぶ



【すべて女王様の御心のままに。】



というマントラ唱えて一発解決。あー、ラクチン。救い主現れた、ってこういうことなのでしょう。
...実は救い主どころか、とんでもなく破壊的なカルト教祖かもしれないんですけど...。



【女王様】は、一見、とても魅力的な人。



「女王」という表現がまさにピッタリで、VERYのグラビアから抜け出てきたみたい。成金趣味に走らず、かといって決して安っぽくはない素敵な装いと、隙のない完璧なヘア&メイクで登場します。



「あぁ、この人、学生時代はきっとJJの女子大生スナップ写真に何度も載ったことあるんだろうな〜。」と、ろくにその人柄を知りもしない段階で「憧れの人」「スタァ」の地位へと祭り上げられることだってしょっちゅうです。



外見以外も負けてはいません。
【女王様】は、私生活だってとっても素敵。「ママカースト」では中の上〜上位にランクされるような(そこそこの)エリート男性と結婚。そして、お勉強も習い事もとっても良くできる優秀な子供達に恵まれ、誰が見ても幸せファミリーオーラ満開!って感じです。



高級住宅街に住み、高級外車をさっそうと乗り回す【女王様】。その女王様が自信たっぷりに言う言葉に間違いなんてあるわけないと思うの。【女王様】とのお茶会に同席している他の人だって、きっとそう思っているはず...。



あーあ。
また一人、【女王様】ご本人の催眠術にコロリとやられてしまいました。可哀想に。
うますぎる話には裏があるかどうか確かめたり...など、一切やっていなかったんでしょうね。



「あの人、いつも素敵な格好してる。」
「あんな風に私もなりたい!(でも、自分には絶対無理なんだけど...)」
「笑顔が素敵でおしゃれでお話も上手。もう、非の打ち所なんて無いって感じ!」



上のセリフに共通する点は何でしょう?
そうです。すべて、「上っ面=包装紙の部分」だけの印象にとどまっていますよね。
それ以上奥深いところへ踏み込んだ観察、つまり、内面の美しさとか、努力家だとか誠実であるとか、人間としての素材部分にまで深く踏み込んだ評価はひとつもありません。



「みんなはどうなの?」ばかりを気にする迷える子羊ママさんたちは、特にそうした【包装紙】のまやかしに引っ掛かりやすい。長年修練を積み、「教祖」としての腕前に大いに自信を付けた【女王様】には、こんな事ぐらい全てお見通しです。



理屈じゃないんですよ。「カモ」が視界に入ると本能的にそうした「迷える子羊センサー」が瞬時に作動するのです。で、狙った獲物に向けてセレブで素敵なママ光線をビビーッと放てば、はい、信者誕生。チョロいもんです。



【女王様】という、実に厄介な人物像。これをドラえもんの世界に置き換えると...



外側・出木杉くん。







内村航平さん、お似合い(笑)。
もはや説明の必要は無いと思いますが、出木杉くんは勉強も運動も人間性も非の打ち所無し!と、のび太とは正反対です。
(←でも私、のび太くんの涙もろくって優しいところ、大好きですよ。)



そして、ジャイアンは言わずもがな、「日本一のいじめっ子暴君キャラクター」ですよね。 「俺のものは俺のもの。お前のものは、俺のもの。」 という迷言=「ジャイアニズム宣言」は永久に不滅でしょう。出典はこちら。



【送料無料】ドラえもん(33) [ 藤子・F・不二雄 ]


【女王様】が熟知していらっしゃるように、世の多くの人って【女王様】が身にまとっていらっしゃる「素敵なひと」という華麗なる包装紙の表面しか見ていないんですよ。薄っぺらい包装紙一枚の下に隠れされた、その人間の本質的な部分にまで目を光らせる人は、残念ながら少数派のようです。本当はもっとたくさんいた方がいいんですけどね。



《知り合う人々の人間性とか、中身だとか、いちいちそこまで突っ込んだ話するの、面倒臭い。
それに、いざ中身を開いてみたとしても、「わかんな〜い」というもやもや感が残るだけで、後味悪いだけ。
だから、中身なんてどうでもいい。難しいこと、考えなくって済むから。
学歴、住居、年収、職業、子供の進学先、親の職業...。包装紙だけ見てるのが、一番楽でわかりやすくっていい...。》



【女王様】歴が長ければ長いほど、この、「面倒くさいから包装紙だけで判断しがち」というフツーの人にありがちな悪癖をよく把握しているもの。その動物的とも言える勘には、カルト宗教の大物教祖だって叶わないかもしれません。



【女王様教】という、脱会が極めて困難で破壊的なカルト。
引っ掛からないためにできること・やれることを、次回考えていきましょう。





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Last updated  2013.05.25 10:38:19
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