失われた【本質~The Essence~】を求めて

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2013.06.19
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日本におけるホリスティック医療の第一人者で、中医学と西洋医学との融合に尽力されてきた医師・帯津良一先生の言葉です。




【送料無料】いい場を創ろう [ 帯津良一 ]



人間は本来、明るく前向きにはできていません。
ひとりで電車に坐っていたり、ひとりレストランで食事をしている人の姿を見てください。
なんだかみな、かなしそうに見えます。
別に悲しいわけではないのでしょうが、わたしにはそう見えます。



だからわたしは、いつも患者さんたちに、人間はかなしくて寂しいものだと
決めようじゃないかといっています。
「寂しくてかなしい」のが人間の本来の姿なのだと思えばいいのです。
そうすれば、それより下に落ちようはありません。



「明るく前向きに」と思っていると、一気に奈落の底へ突き落とされるようなことも
起こりますが、はじめから人間とは寂しくてかなしいものだと思っていれば
奈落の底まで落ちることはありません。








しかし、寂しくてかなしいだけでは生きてはいけません。
そこで「希望」や「生きがい」が必要になってくる。
患者さんにとっていちばん大事なのは希望です。



 どんな状況にあっても---もう明日死ぬという人にも、希望は必要です。
たとえまったくの健康体に戻る希望はなくても、





「今日よりもよい明日を、明日よりもよい明後日(あさって)を」




という希望がなくては、人は生きられません。
いまより少しでもよくなるという希望がどんな患者さんにも必要なのです。



(「いい場を創ろう」帯津良一、風雲舎、2005、p.141)



病と向き合う人、人生の難題に行く手を阻まれたように感じている人、方向性を見失った人...。
あらゆる境遇の私たちの心の内側に直接訴えかけてくるような、あたたかな励ましの言葉ですね。
帯津先生、素晴らしい一冊をありがとうございました。これからも大切に読み返します。



しかし、帯津先生がまさかこちらの「セスは語る」をお読みになっていたとは...。
本書の要となる部分で半ページ以上のスペースを費やし、引用されているのですよ。腰が抜けそうになりました。



【1000円以上送料無料】セスは語る 魂が永遠であるということ/ジェーン・ロバーツ/ロバートF.バッツ/紫上はとる


(アメリカ人女性作家・ジェーン・ロバーツが霊媒となり、トランス状態でしゃべった言葉を記録した「セス・マテリアル」を代表する一冊。 本ブログ2013.05.03の記事



知人から薦められてぱらぱらとお読みになった、と、さらりとお書きになっていますが、まがりなりにも「チャネリング本」ですよ、この「セス」シリーズは...。
帯津先生の柔軟な脳味噌(うちの父と同じ昭和11年生まれだなんて!)、そして「良い物は素直に良いと認める」潔さがこんなところにもしっかりと表れていますね。
先生、とっても素敵です。ますますファンになりました!





無性にメンチカツが食べたくなることがあります。



ナイフを入れると肉汁がジュウジュウいっているメンチカツを頬張ると、
とにかく幸せな気分になれます。そんなときは何をおいてもメンチカツを食べます。



自分が食べたいわけですから、幕内さん(*注)に何といわれようと、その場合は
メンチを食べる。それでいいのだと思っています。



(前掲書、p.202)



(*注:幕内さん=「粗食のすすめ」などのベストセラーで知られる管理栄養士・幕内秀夫氏のこと。埼玉県川越市にある帯津先生の病院・帯津三敬病院で食事指導を務められている。)



【送料無料】粗食のすすめ [ 幕内秀夫 ]


...私も帯津先生派ですね。
幕内さんのお説、長年のご飯党としてはまぁ、理解できなくもないですし、賛同できるところも多々あるのですが。(朝、パンで済ませてしまうと調子悪くなるんですよー。おやつとしてなら喜んで食べますけれど。)



でも、揚げたてメンチカツの肉汁ジュウジュウを前にして黙っているなんて、無理。
本で読んだことなんて全て吹っ飛ばし、パクッ!と行ってしまう...と、思います。
で、行き着くところはバカボンのパパ流開き直り。








そして、作ってくれた人に、メンチの材料となってくれた「いのち」に、その「いのち」を育んだ大地の恵みに感謝しながら、「いただきます」と深々と頭を垂れる。



遥か彼方のゴールを目指すばっかりが良い人生、良い生き方だとは限りませんよね。



俗人っぽい、ささやかな幸せ。
そういうものを馬鹿にしたり粗末にしたりする人生は、どこか虚しいよな、嘘くさいよな、って思う自分は、やはりまだ人間界でもまれるのが分相応の未熟者なんでしょう。



でも、どうやらそれでいいみたいです。





不完全な自分像を「まぁ、いいか」と認め、受け入れ、最終的には肯定すること。
この不完全な人間世界全体を「まぁ、それでよし」と認め、受け入れ、そして最終的には肯定すること。



この二つは表裏一体、コインの裏表のように切り離せないものなのですね。



つまり...
自分に対して、「このままじゃダメだよ!」と厳しい目線を向けているうちは、自分の外の世界にも「あー、ありゃぁダメだよ!」という批判的な姿勢を抱かずにはいられない。



逆もまた真なりで、外の世界や他人の言動にケチばかりつけているうちは、結局、自分に対してもチクチクと攻撃の矛先を向けてばかりいる、ということになりがちです。



自分への態度、イコール 外的世界への態度なんですよ。
「そんなばかな。ちゃんとセルフケアはできている。自分のことは大切にしている。」
...そういう方もいるでしょう。
でも、よ~くご自分の日常を振り返ってみてください。案外、無意識のうちに自分に対して「そんなんじゃダメだろう。全然なってないよ。」と、ダメ出しすることが多いのではありませんか?



「セス」と名乗る霊的存在がそのメッセージの中で繰り返し強調している



「人は自分の現実を自分で作り出す。」
(You create your own reality.)




という言葉。
少しずつではありますが、身近な例に引き付けてみることで、理解できるようになってきました。




凝り固まった思い込みや世間の常識から一度離れ、ほんの少しだけ視点や立脚点をずらしてみることが大事ですね。
ほんの少しの工夫で、「世の中ってそう悪くない」「自分ってそんなにひどくはない」と思えるのなら、やってみる価値はあると思います。
その心境の変化を引き起こすきっかけとなるのが、俗人っぽい、ささやかな幸せだって、いいじゃありませんか。




世の中よ、あはれなりけり。
常なれどうれしかりけり。
山川に山がはの音、
からまつにからまつのかぜ。




「落葉松」 北原白秋
↑「軽井沢観光ガイド」 というホームページへとリンクします。





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Last updated  2013.06.20 00:27:49
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