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いつもの様に練習をしていると、隣のコートで一人違う動き、上手いオーラをはなっている中学生を目にした。
いろんなタイプの人がいるが、その子は、フワッフワッっと動いている様に見えた。
そんなに早く動いている様には見えないが、なぜか前も後ろもよく拾う、独特の動きに見えた。
そうしてると、早くも僕らとゲームする事になった。
基本何をしても上手い!サーブも、きわどい所、カットもよく沈む、クリアもしっかり飛ぶし、ヘアピンもギリギリに落としてくる、関心しながらゲームをしていると、
スマッシュを打ってきた!「さすが!結構速いの打つなあ」とレシーブをしてからの二回目のスマッシュは目を疑った!! ネット越えた当りから加速し、さらに手元でスゴイ加速した!!
「エッ!!!」何もできずシャトルが足に当たった。相方が 「今のとれるやろ」 僕も、あまりの衝撃というか、不思議な感じで、「羽根折れたから変な動きしてん」と、ごまかしつつ、もう一度、中学生の所に打った。
またスマッシュ、また差し込まれる様な、気持ちの悪いくらい伸びるスマッシュ。
いろんなスマッシュを見てきた、スゴイパワーで速いのや、高さを活かした角度のあるのや・・しかし今回のは、今まで見た事のない感じ、また質が違う感じのスマッシュ。
また相方が 「しっかり!!」 今度は間違いない、相方はまだ気付いてないんだ。受けた人にしか分からない、あの不思議な感じ!そう思ってるのも、つかの間だった。
今でも忘れられない、相方の方にいったスマッシュで、レシーブミスして目が点になってる顔が・・・頭の上にマンガのように !? のマークが出ていた。きっと驚きと不思議がいっぺんに、やってきたのだから。
そっからは、相方には申し訳ないが、ゲームの勝利より、中学生の打つショット全部返してやろうという気になりそっちばかりに打ってみた、でもきっと相方もそうだったのか、もう一人の方へは、返してなかった気がする。
そのスマッシュに合わせてしまうと、他のが全然合わなくなる、あと使い分けしているのか、伸びる時と、普通に速い時があり、翻弄されっぱなし。そのスマッシュを返そうと夢中で頑張った、しかし、ちゃんとレシーブできた記憶がない。
また一人バドミントンの楽しさ、深さを教えてくれる、ヤツが現れた!! 笑
どうやって打てば、そんなスマッシュになるんだろう?
今回その中学生から学んだ事は、スマッシュはとても真似できないが、最後まで諦めない事だ。もう無理だろうと思う分まで拾いにいく姿勢が焼きついた。あと楽しさとね。
後で知ったのだが、その中学生は、地元の新聞にもよく載ったりしているスーパー中学生、怪物君だった。
怪物君、 次に会う時は、また熱くさせてもらうで!!