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べーやんチップス

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べーやんチップス @ Re[1]:いい感じでござる。(07/03) Umi7727さん さすがに朝早くなんで大声…
べーやんチップス @ Re[1]:いい感じでござる。(07/03) toybox2001さん どうもすっかりご無沙…
Umi7727 @ Re:いい感じでござる。(07/03) がんばってますね~! そのむか~し、ジ…
toybox2001 @ Re:いい感じでござる。(07/03) こんちわ~。 お元気そうで、安心しまし…
meru☆ @ Re:ニジマスの葱味噌詰めホイル蒸し焼き。(12/29) おいしそう~。なんか日本料理屋さんで出…
2005.09.05
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カテゴリ: 独り言
今日も韓国人の友達デリアさん(注:英語名)のところにいって韓国語を学んできた。彼女は二児の母で専門学校で英語を勉強している。知人の紹介で知り合い、韓国語を教わる替わりに英語/日本語+子供の相手というランゲージエクスチェンジをやっている。といっても今のところほとんど日本語は教えていなくもっぱら彼女の英語のスピーキングと自分の韓国語のマルハギ(喋り)を練習している。話す内容は自由なのでなんでもアリだ。

しかしここに来るとまず始めにいつも晩御飯を一緒にと勧められるので何気に楽しみなのだ。NZにいてありつける韓国家庭の味、ありがたや。
今日食べたのは麦ご飯に、牛肉とタコのコチュジャン炒め、パンジャンといって、韓国料理を食べたことのある人はご存知だと思うがメインのおかずとは別にたくさんの小鉢が出てくるのだが、家庭料理でもそれは当たり前で何種類も出てくる。にらのキムチ、韓国海苔の佃煮、辛いさきいか、茎ワカメのおひたし、ゆでたブロッコリーをコチュジャンつけて、水キムチ、もやしのおひたし、白菜と大根の一夜漬け、当然の如くキムチにスープはスンドゥブだった。
なかなか色とりどりに食卓を飾るけど、赤い色が圧倒的に多い…。でもこの位の辛さはへっちゃらだ。

ちなみに彼らのお父さんは一人韓国で仕事をしていて、彼女と子供たちはここで勉強をしている。だからいつも彼らは3人で食事だが、この日は自分が加わるので食事も自然とにぎやかになるらしい。確かに彼らの話を聞いたりしてたり、矢継ぎ早の質問に応えたり、下手くそに韓国語を喋っているのでなかなか食事が進まない。子供たちはあっという間に終わってフラフラしだすので、思わず自分はまるで昔、給食で食べるのが遅くて掃除の時間まで食べさせられている子のような気分だった。

やっとのことで食事が終わると早速お茶を飲みながら会話が始まる。
まず始めは自分が子供たちと韓国語で話をする。上の子は14歳、下は10歳の男の子達だ。上の子は初め内気だったのでなかなか積極的に喋ろうとしなかったのだが、最近はいい感じに喋ってくれるようになった。下の子はもうじっとしてろ!というくらいウロウロフラフラ、挙句の果てには背中におぶさってくるくらいのわんぱくだ。下の子は面白がって母親が見てない隙に変な言葉
を教えてくる。ちなみに今日は「ピョンピ(便秘)」を教えてくれた(苦笑)。

デリアが食器洗いを終わって、ポン菓子と差し入れに持っていってあげたエクレアを持ってテーブルについたところで英語にスイッチした訳だが、今日は敢えて上の子をメインに話をしようということになり、


上「んーあんまない。」
べ「じゃ一番今まで思い出に残ったことは何?」
上「んー、あんまりない。」
べ「韓国に友達いるんだろ?そいつと楽しく過ごしたこととか?」
上「あー壁に変な絵を描いた。」

と、なかなか悪びれもせず言ってのける。ここまでだと逆に気持ちがいい。

べ「学校に友達とかいないのか?友達と楽しく過ごせてないの?」
上「あ、いるよ。たまに。」

そこで母親から
母「あなた最近週末しょっちゅうCITYに行ってんじゃないの!」
上「しょっちゅうじゃないよ!そんなこと言ったって行かせてくれないじゃないか!」


う~ん、雲行きが怪しくなってきた。一応英語でお互いに話ているので微笑ましいのだが自然と話題はその事になり、いつの間にかに仲介役になってしまった。まず子供の言い分から始まった。

上「お母さんは街に行かせてくれない。その小遣いもくれない。」そこですかさず母親、
母「いつも一週間に$40あげてるわよ。」
上「それで足りるわけないじゃないか。それは昼飯代でしょ!」

(その間下の子は違う部屋に行ってテレビを見出す)


上「週末だけ。だから一週間に一回。」
母「あなた、毎週毎週行く必要なんてないじゃない!」
上「なんで行けないんだよ!」
母「べーやん、私はこの子が街で変なことしてないか心配なのよ。それに最近女の子とかと遊んでるんじゃないかと思うと…」
上「そんなのいつもいらん心配だよ!する訳ないじゃないか!」
母「そんなこと言ったって、じゃ何でいつも嘘ついているのよ。何も言わないでどっか行っちゃうし。」

と、こんな調子でやっているのをフンフンと30分聞いていた。
う~ん、何だか自分の昔とオーバーラップするところもあれば、しょうがないなあと思ったりもして聞いていたが、お互いの言い分を聞いてあげた後にいったのは、

べ「週末に友達と遊ぶのはいいけど、信用されてないのは普段の行動に何かあるからなんじゃないの?普段からしっかりしていたらお母さんだってやみくもにNOなんて言わないでしょ?お兄ちゃんなんだから、お父さんがいない今家族の中心となってしっかりしないとな。」

テレビを見終わって下の子が、
下「お兄ちゃんは勉強している振りばっかりしてるんだよね!」
上「ア!ノ!ムスンマリヤ!!(ああ!おまえ、何言ってんだ!(韓国語)」
下「いつもなぐったりするじゃないか!じゃまだって言って!」
上「いつもウロウロして邪魔するからだろ!」
下「そんなことないよ、ただ本読んでたって、あっち行けっていうじゃないか!」
べ「じゃ一緒に静かに勉強すればいいじゃないの。時間を決めてその時間だけお互いの邪魔しちゃダメって決めればいいじゃない。それにさ、今こうやってみんなで話している時に向こうにいってテレビ見てたのは誰だ?ちゃんとお話しようって時は一緒になってやらなきゃダメだよな?」

結局今日はそれでべーやんヒョン(にいちゃん)の言う事を聞こうということで解決した(?)訳だが、なかなか父親がいなくて男の子二人の面倒は大変だと思う。自分も過去にそんな感じで親に迷惑をかけていたんだなあと思うとなかなか他人事ではない気がした。韓国人の家庭も日本人と似ているところがあるんだなあと思いつつ帰路についた。

♪Mike & The Mechanics - The Living Years





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Last updated  2005.09.05 19:52:59
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