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Qちゃん7951

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2007.02.03
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カテゴリ: お出かけ・旅行
だんなが本厄なのであびこ観音へ。実家にも近いので両親も一緒に。

私自身は若いころはエグイ厄年を過ごしながらも厄払い?厄除け?は
したことがないままエグイ年齢になってしまったが、
だんなにもしものことがあってはと、今年は行くことにしたのだ。

3、4日はえらい人だとあびこ在住の後輩にも聞いていたけれど
ほんとにすごいひと!初詣の天神さんくらいすごい。

そのなかで、姑とだんながのどを痛めていてマスクをしており
土ぼこりや人だかりや煙からのどを守ろうと私も思わず装着したため
4人中3人がマスクという怪しい一団であった。


チョー目立っている。

手を清めるところも、えらい人だかりだったが、線香をたてるところがすごい。
線香を立てて煙をかぶるのだが、線香に火をつける場所がすごい人だかりで
その上、火をつけた線香の塊を、オリンピックの聖火のようにみなたかだかと
あげて突進してくる。なかにはボーボーに燃えてる線香の束、しかも
半分ほど燃え尽きている束を持っている人もいて、危険極まりない。

線香を服や髪にジュッってされてはなるかとみんなもよけつつ、煙をかぶったり
参拝の波にまぎれたり、その場でぐるぐる回らされたり、痛いなこのやろ、とか
押さんといてよ、もう、とか言われたりしている。
また線香を刺そうにも、ファイヤー!!で手がつけられないほどで、
熱、あつっ、と天ぷらの油がはねながらも、ひっくり返さないと焦げそうな

カルビを焼いているときに炎上してしまい、怖いような恥ずかしいような
それでも心の中心には「肉は焼きすぎにならないか」と心配しているときのような、
いろんな気持ちが交差した、あの感情にもにている。
なんだか、修羅場である。

名前を護摩木に書いてもらい、厄をはらってもらうため、

直接いけない人は、お札の郵送なんかもある。金額により拝む日数が
違うというのがなんだかむなしいが、作業をするのは人間だから当たり前か
とか思ったりして冷めたりする。
しかし、せっかく来たので、 えい、えぃ! とかやって欲しいのである。

後ろのオバチャンが5分ごとに「毎年ほんまエライ人やわ。
1時間以上またなアカン。」とぼやき続けるのに相当いらいらしたころ、





ドサッ



前のほうのおばあちゃんが倒れてしまった
意識はあるし、どうも貧血っぽい。
それに、すぐに「世話役」のたすきがけしたおじさんがかけつけ
もう一人の世話役が救護を呼びに行き、 護摩木に名前を書くおばちゃんが
救急車に電話をかけ、と、結構ちゃんと対応してくれていたし、動こうにも
がっちりとしたスクラム状態で私が走ってなにか、ということはできず、
ここはしずか~に見守っていた。
なんせ、「(人倒れたけど)もうすぐ私の受付の番だもんね。
だいぶ待ったもんね。」というムードがただよいまくっている。


が!  おばはんたちは一斉に騒ぎ出した。
後ろのほうで事情を理解していないのか
「だれか、救急車よんだらんな」呼んでるってば!
「はやくなんかしたり~や」毛布もかけて、救護も呼んでます
変に動かせないでしょ!あんたこそなんかしたれよ!

と、まぁここまではよかったんだけど

名前書いてる人
順番おそなるやん」
だの
「マニュアルがしっかりしてないのよね」 とかわさわさ言い出したので


あんたらなぁ、人が倒れてんのに自分の厄払いの順番のことかい!
厄戻したろか!

とキレそうになったとき、救護の人たち、警察、担架がやってきた。
救急車も間近まで来てるらしい。一安心である。

おばあちゃんが倒れたことで列がちょっと乱れたらしく、一人のおばちゃんが
横はいりしており、はきはきしたお姉さんに
「すいません、この次、私ですから!」と制されていた。
ちなみにうちのだんなは誰よりおばはん根性をもっているので、順番は
きっちりキープ、知らぬ間にうりうりっ!と前に進んでいた。
やっぱり、修羅場である。

受付後、護摩堂というのだろうか、お堂に移動して、マイクをもった
山伏さんに呼ばれる。
同じ苗字の人が呼ばれ、すたすた前に行こうとするだんなに
「あんたは『まさお』か!」と叱り付け制する私・・・。
すぐに私たちの番がやってきて、あの、エイエィッ!をやってもらう。
終わったのに、だんなはいつまでも手を合わせて拝んでおり
山伏さんは苦笑しながら私にお札などを渡してくれた

システムを理解していない夫婦なので、なんだか訳わからんうちに終了。
最後の任務は、後輩が詳しく教えてくれた
「あびこ餅本舗」 で厄除け饅頭をGETすることだ!!

すごい列だが後輩が
「プロフェッショナルな人たちがじゃんじゃんさばくので思ったより待たない」と
言っていたとおり、ディズニーランドの客さばきのようであった。
両親の分を買おうと電話したら私たちの分も買ったという。

げ?しかも名も無い店、しかも10個?な、なんで・・・。

と、まぁこんな感じの『はじめての厄除け』は終わった。
なにも無いことを願います、ハイ・・・。





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Last updated  2007.02.03 20:17:10
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