「Bambi。的成長日記」

「Bambi。的成長日記」

【パパ】




【パパ。】

どうでもいいオトコ達は、相変わらずアタシの周りに居た。

友達の家で飲んでて知り合った子供の父親である彼は

チャラい感じのジャニーズっぽい顔したオトコだった。


アタシは彼がアタシに興味満開なのはスグに分かった。



適当にいい顔して、あしらってた。



いつもキャンキャン子犬みたいにアタシの周りをうろついてた。

相変わらず2股してたアタシは1人増えようが2人増えようが一緒だった。


気がついたら付き合うようになっていて、

前に2股してた2人は、面倒くさくて別れた。


彼とは毎日、遊び倒してた。


惚れてる訳でもない彼とは「ただ一緒」で満足できる訳がなかった。



映画見たり、旅行に行ったり、とにかく「何か」をしてた。




そんな風に過ごしてたある日、アタシは膀胱炎になって

婦人科に行くコトになった。


医者から意外な言葉を聞かされるコトになろうとは・・・。


【あの、子宮のほうなんですが受精卵が着床してますよ??ご存知ですか?】


はい????(謎)(*¨) ....ボー。


【え”ぇええぇぇええぇぇぇぇええ!?】


病院から帰る途中、ほぼ真っ白だった。

一体このアタシの体に何が起きてるんだ??


医者によれば、まだ受精段階で今の段階では妊娠を判断できないそう。



でも、自分の体。



アタシには、分かっていた。


・・・・考えて、考えた。

だって、ちゃんと避妊してた・・・。

十分気をつけていたはず。思い当たるコトなんてなかった。


それでも、現実アタシは、妊娠してた。


何がなんだか、分からなかった。

<落ち着いてから調べたけど、避妊してたからと言ってもピルでない限り
完璧な避妊なんてないのだそう。手についた精子で妊娠するコトもあるらしい>



アタシは、悩みに悩んで決めた。


「産んで一人で育てよう。」


彼氏のコトを本気で好きな訳じゃない。

だから、アタシには一人ででも育てていく決心が必要だった。

正直、踏み出す勇気なんて、アタシにはなかった。



ただ、エコーで見た赤ちゃんを殺すコトなんてアタシには出来なかった。

簡単なコトだったのかもしれない。

見てしまえば、踏み出す勇気も何もそんな理論や考えはいらなかった。


命はすでにココ(お腹の中)に存在していて

アタシがどうこういうコトではない気がした。


それからは、どうすれば、産めるのかを考えるようにした。



一瞬は、アタシも描いたんだよ。


彼と子供と3人の生活。



それでも、彼とは価値観の違いが大きすぎてだめだった。

子供の話をすればするほどアタシは彼に幻滅していった。


そうしているうちにアタシは彼が

人間として必要な”何か”が欠けているように

思えてしまうようになった。



もうだめだ。と思った。



最初から一人で育てていくコトを決心していた

アタシには、未練なんてなかった。


別れを切り出すアタシに彼は恩着せがましくしつこかった。

あり得ない言葉を沢山浴びさせられた。


それでも、アタシの決心は揺るがないモノだった。







【モドル】 【ススム】





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