おせちのお重はいつも母がうちの分もお料理屋さんやホテルから買ってくれていたのですが、
「見栄えはいいけど特に美味しく感じない、塩分がきつい」と文句を言い出し、
今年から私が全部作って運ぶことになりました（号泣
蒲鉾は保存料不使用のを 仙台「鐘崎」 から取り寄せたからいいんですけど、
あとは灰かぶり姫のように（「姫」の例え使用に年齢制限はあるのか）
台所に籠って昼夜製作に励んでおります。



厳しい寒さを跳ね返すように、新年は1/1～1/6まで連続で開催される 「ばんえい十勝」 。

昨晩、黒豆を煮ながら出走表を眺めていてふと気になり、
大好きな 「ハヤテショウリキ」の登録情報 を検索したところ、
「2012/04/13　地方競馬登録抹消」 の文字が目に飛び込んできました。

12歳だったもんね、よくがんばったね、偉かった、偉いぞ。
3/26の11R「 日刊スポーツ杯大平原特別」 の出走は取り消ししているので、
たまたま私が見たこの3/18が最後のレースとなったなんて、
このときは予想だに・・・

「お兄ちゃん、"怖いもの見たさ"な気持ちは分からないでもないが、
あの変なオバサンば見たらダメだぁ～。もう何人も 石 になったらしいど・・・」

2012/3/18　8R 真剣な表情のハヤテショウリキ号と島津騎手
（ハヤテショウリキは島津騎手のお父さんの馬だそうです。ずっと傍らにいたんでしょうね）

この日のパドックでも、とっても元気に真正面から私を警戒しておりました。

舌を出して「テヘッ」、
たとえどんなに冷たくされても（演歌か？）こんな表情にオバサンはイチコロ。

ごめんね、古いSDカードをセットしていたせいで連写の読み込みが悪くて、
レースの写真は白っぽくなってしまいちゃんと撮れてなかったんだ。この最後となったレース、ハヤテショウリキは立派に2着でした。
あゝ、悔やんでも悔やみきれない（演歌か？）、SDカードのバカ。

これが帯広競馬場での見納めだったなんて、信じられずにぼんやりしてしまいます。

去りゆく横顔もうしろ姿も凛々しくステキな馬でした。
振り向きもせずにスタートゲートへ向かうあなたを目で追うのが好きでした。
あなたの居ない帯広競馬場では、今日もばん馬たちが力の限り砂地を踏みしめています。

今年も一年が終わろうとしています。
妄想だらけのブログを訪れて下さったり、あたたかいコメントを残していただいたり、
本当にありがとうございました。
（おせちが出来上がったらご挨拶に伺えるかと思いますがどうなることやら。どうか無沙汰をご容赦ください）

来年もみなさまにとって健康で幸せな一年となりますように、
どうかよいお年をお迎えください！