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2005年12月30日
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今年読んだ本の中で特にお勧めの本を2冊紹介します。

1冊目は、アルフォンス・デーケンの「よく生き、よく笑い、よき死と出会う」。
人生の折り返し点を過ぎた方にお勧めです。
医者から「ガン告知」を受け、生きている時間が限られたと判ったとき、あなたはこの告知を受け止められますか?

あと3時間ぐらいで死ぬ人の最期を看取らなければならなくなったとき、あなたはその人に何をしてあげられますか?
あなたにとって、命とは、愛とは、死とは、希望とは何なのかを考えさせてくれる本です。
図書館で借りて是非読みましょう。

2冊目は、中国に興味、関心を持っている人にお勧めの「マオ -誰も知らなかった毛沢東-」。
これまで中国の歴史小説を好んで読んできた自分にとって、やはり事実は小説より奇なり、の一言です。


下巻は、東アジアの覇権から世界No.1指導者を目指し、82歳で亡くなるまでの、毛沢東が行なった他国との権謀術数と、国民への粛清による恐怖政治の数々を多くの証言と文献で綴っています。
毛沢東が、第二次大戦の日中戦争において「抗日運動」を指導したことは一度もありません。

中国2000万人が犠牲となった日中戦争のきっかけとなった上海事変は、中国共産党のスパイだった1人の国民党幹部が引き起こした事件です。
1950年から始まった朝鮮戦争の実質的な戦力は中国軍で、40万人が戦死し、北朝鮮は廃土と化したが、毛沢東はアメリカが朝鮮半島から撤退するまで中国人兵士を投入し続けようとしました。

毛沢東は、マルクス主義を信奉していたわけではなく、絶対的な自己中心性、無責任者で、動乱と破壊を嗜好し、それは英雄豪傑だけに許される行為であると自分の残虐性を正当化してしています。
中華人民共和国や社会主義国の実情が判ります。
ぜひ新刊を買って読みましょう。





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最終更新日  2006年01月01日 22時07分43秒
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