尼崎のおっちゃんBASSER(改め)尼崎のおっちゃんANGLER

Bass釣り用ゴムボート(Bassゴムボ)の製作



1 はじめに
Bassフィッシングには、色々なスタイルがあります。
陸っぱり→フローター→ゴムボート→アルミボート→バスボートets
通常、矢印の方向に進むにしたがって、購入費用、保管費用、メンテナンス費用が高額になっていきます。
また、一般家庭では費用も然ることながら、保管場所に大きな制約があります。比較的安価なアルミボートでも、私の様に保管場所がない状況では、購入したくてもそれは叶いません。
しかし、湖上でアルミボートで好きなポイントに移動しながら釣りをしている人を見掛けると本当に羨ましく思えてなりません。

以前、トーナメントに出場していた頃には、それは、それはアルミボートが眩しく見えました。
何とかして、アルミボートと同じような機動力を持つことはできないか?
それがことの始まりでした。

2年ほど前に、近くの釣具店の初売りでゴムボートの安売り(15000円)がありました。

「そうだ、これを使ってアルミボートと同じ機動力を作り出そう!」

それから、Bass釣り用ゴムボート、略して「Bassゴムボ」の製作が始まりました。

2 Bassゴムボ1号機(BassゴムボVer01)
(1)フットコン用バウデッキの製作・取付け
a.フットコン用バウデッキの製作
→バウデッキはレンタルボート用のものを使用しました。(以前、ポパイで購入したもの)
b.ボルト付き台座の製作
→ホームセンターで購入したゴム板に8mmの穴を開け、ボルトの頭を埋め込むように座ぐり加工しました。
→ボルトを嵌め込み、裏からゴムシートを接着して、ゴムボートに傷が付かないようにしました。
c.ボルト付き台座の固定
→バウデッキにボルト付き台座を蝶ナットで固定して、ゴムボートに空気を入れて位置決めして型取りをしました。
→ゴムボートの空気を抜き、型取りに合わせてボンドでボルト付き台座を接着しました。

(2)ラダーの製作・取付け
a.ラダーの製作
→自宅にあった余り木を使って、ラダー(舵)を製作しました。
b.ボルト付き台座の製作・固定
→バウデッキと同じ要領でボルト付き台座(ボルト2本用)を作り、トランサム部分に接着しました。
※ラダーがなければ、直進性が無くなり、特に止まるときにクルクル回ってしまいます。どんな簡単なものでも良いので、必ず用意して下さい。

(課題)
(1)フットコンは使えるようになったが、付属の底板の上に脚立を置き、それに座って操船するため、お尻が痛くなる。
→キャスティングシートが必要
(2)ゴムボートのセッテング時、底板を敷いた後で空気を入れなくてはならず、底板がズレないか監視が必要である。このため、電動ポンプにスイッチを入れたまま、荷物の運搬に専念できない。
→底板を使わないために、ゴムボート用デッキが必要

(材料)合計8,500円 ※長さの単位は全てmm
a.バウデッキ:レンタルボート用のもの(以前、ポパイで購入 @5800)
b.ゴム板(100×100厚さ10 4枚 @200×4=800)←バウデッキ用
c.ゴムシート(100×100厚さ10 4枚 @100×4=400)←バウデッキ用
d.ボルト(φ8×60 4本 @200)←バウデッキ用
e.蝶ナット(φ8 4本 @200)←バウデッキ用
f.ラダー:余り木で自作(@0)
g.ゴム板(100×100厚さ10 2枚 @200×2=400)←ラダー用
h.ゴムシート(100×100厚さ10 2枚 @100×2=200)←ラダー用
i.ボルト(φ8×60 2本 @100)←ラダー用
j.蝶ナット(φ8 2本 @100)←ラダー用
k.接着剤(ボンドG17 @300)

3 Bassゴムボ2号機(BassゴムボVer02)

02BassゴムボVer02全体

1号機の課題をクリアーするように「ゴムボート用デッキ(自称:ゴムボデッキ)の製作」「キャスティングシートの取付け」を行いました。
(1)ゴムボデッキの製作
a.ホームセンターでコンパネを購入。600×1500にカット。前と後ろをゴムボートのラインに沿ってカットしました。
b.コンパネの側面が常にゴムボートに擦れるため、サンドペパーで丹念に角を取りました。
c.ゴムボデッキの固定はベンチの上に載せるだけでズレないので、特に固定はしませんでした。

(2)キャスティングシートの取付け
a.キャスティングシートはレンタルボート用のものを使用しました。
b.ゴムボデッキに固定位置を型取りして、φ10の穴を4箇所開けました。
c.キャスティングシートのゴム足が穴にスッポリ収まったので、ボルトで固定することを止めて置くだけにしました。

(課題)
(1)キャスティングシートは固定していないので、体を傾けると倒れてしまう。
→固定が必要
(2)コンパネの側面が常にゴムボートに擦れるためキズが付き易い
→カーペット加工が必要

(材料)合計13,930円 ※長さの単位は全てmm
a.コンパネ(1800×900 @890)
b.コンパネのカッティング(@20×2箇所=40)
c.キャスティングシート一式(オークションで@13000)

3 Bassゴムボ3号機(BassゴムボVer03)

01BassゴムボVer03全体02BassゴムボVer03デッキ装着03BassゴムボVer03デッキ

2号機の課題をクリアーするように「カーペット加工」「キャスティングシート固定」を行いました。
(1)ゴムボデッキのカーペット加工
a.ホームセンターでニードルパンチを購入し、ゴムボデッキにボンドで接着した。コンパネの側面がゴムボートに擦れるため、裏まで折り返すことにしました。
(2)キャスティングシートの取付け
a.タックルBoxの大きさが丁度だったので、レンタルボートのベンチへ取付ける要領で台座付属の蝶ナットで固定しました。

(材料)合計3,580円 ※長さの単位は全てmm
a.ニードルパンチ(1畳 @580)
b.ボンド(1缶500g程度 @3000程度)

(課題)
(1)カーペット加工しても、ゴムボートに直接触れる部分が擦れそうである。
→100均で購入できるような保護用シートを貼付けることが必要

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