BEADS OASIS

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2007年04月15日
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何年かぶりに昔お世話になった方とおしゃべりをしました。

ちょっとお会いしないうちに事情ははわっていまして、奥様が3年前に肝硬変になられたとのこと。
このまま何もしないと1年もつか・・・
この状況を変える為に生体肝移植を選択されたこと。
ご自分は年齢制限で移植対象にならないこと。
息子さんが希望されて、順調に行けば息子さんの肝臓を移植することになること・・・

淡淡と話されていたのですが、彼の胸の中の葛藤を想像するだけで、もう言葉にはなりませんでした。

お2人は本当に仲の良いご夫婦で・・出来ることならばご自分の肝臓を移植してあげたったと思います。

お子さんは3人いらっしゃったんですが、事故で数年前にお1人亡くされていて、健康な子供さんの体から肝臓をもらって・・・



命の尊さを「自分の最愛の子どもの死」で思い知らされました。

だから、病床の奥様の気持ちも今日お会いしたお父様の気持ちも、息子さんの気持ちも痛いほど伝わるんです。
もちろん同じ気持ちではないでしょうが、私の想像できる限りですが・・しんどいですよね・・

出来ることならば夫婦のことは夫婦で解消したい・・そう思っているでそうね。
どうにもならない年齢制限の壁にぶち当たって、子どもの力を借りなければいけない・・
20歳そこそこの未来のある自分の子どもの体から一部をもらうこと・・
不本意ながらダメージを与えてしまうこと・・

奥様も、お父様も辛いと思います。

立場を変えれば、大好きな母親の命を救うことが出来るなら、子どもの立場なら間違いなく私も手をあげると思います。

双方の気持ちは、どちらも理解できるだけにやりきれないというか・・・・・

今思うのは、手術が成功して、それぞれが残りの命をまっとうされることだけです。



命って何だろう・・
生きるってなんだろう・・ってかんがえてしまいます。

今日は、ちょっと切ないです。

今生きていることに「感謝!」

かけがえの無い命を大切にしたいですね。










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最終更新日  2007年04月15日 23時01分38秒
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