戸建に新築そっくりさんというのがありますが、ギターにも新品そっくりさんがありました。
昨年ヤフオクで'65のGretsch Country Gentlemanを買ったのですが、縁周りのバインディングがボロボロで(この年代のこのギターは必ずといっていいほどこうなる。)現状でも使うたびにどんどん剥がれてきます。
最後はこんなにボロボロ・・・ 一応接着剤で食い止めはしたものの、どこかに触ったりするとまた剥がれます。
買ったばかりの時は、これほどではありませんでした。
わかりづらい?
まあ、安く買えたからいいんですが、さすがに見っともないのでリペアショップに相談しました。
まず、いつも御用達の同じ船橋市内のGuitar L〇Bさん聞いたら、Gretschのバインディングはやりませんっ!とあっさり断られました。
まあこれはめったな店ではやってくれないと聞いてはいましたが、こんなにアッサリとは。
ならばしょうがない、もうここしかないという店、知る人ぞ知るビートルズギターを扱わせたら日本で1・2を争う(と思う)ギター職人F〇Bさん。 早速F氏に連絡すると、出来ますがとりあえず持ってきてくれとの事。
そして持っていっていろいろお話をしているうちに(詳細は割愛)全体塗装、フレット打ち変え指板リペアと電気・金属部以外は全てリペアすることにしました、もうヤケクソ!!
塗装もやりかえるならもうジョージと同じ超濃褐色にしましょうということに。いいね!
工期約1ヶ月・・といわれたがF氏頑張って2週間半で完成。
ジャ~ン!!
スバラシイ!完璧!!!
色もご覧のとおり超濃い、エド・サリバンショー時の色合い。
新品そっくりさん!
塗装は40年前のレシピのラッカー仕上げ、ミュートのフェルトも赤にしてくれました。
そして2週間ほど使用したらまた持って行き、不具合などあれば再調整してくれます。
と、その時に前回掲載のセカイモンで購入したトレモロユニットを取り付けていただきます。
写真のように現在銀色のモノが付いていますが本来このギターはゴールドなのです。
47年の間にいろんなことがあったようで。
これがまた、弾いたらいい音!塗装でこんなに箱鳴りが違うのか!だよね~。
塗装も現在のものと違うのでネックの吸い付きというか滑りが気持ちイイ!
こりゃたまらんわ、さすが買った値段ほどかかった価値はあります。
次回につづく(^O^)/
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