おとぼけ香港生活から脱皮

おとぼけ香港生活から脱皮

bebe夫婦中国を去る


去らなくてはならなくなった。←(リストラともいう)

私は丁度、日本に帰国していたので、豊から電話で
この話を聞いた時には大変びっくりしたもんだった。
↑(友達と遊んでいました・・・苦笑)

狭いながらでも毎日3階まで掃除していた。
あんなにがんばって汚かった家の中をきれいにし、
庭の草だってちゃんと刈っていた(手で)。
それなのに、こんな形でこんなに早く終わりが訪れようとは
思ってもみなかった。

私は長く居るものだと思っていたので、中国で増やしてしまった
生活用品類はどうしようかと思った。


私が日本から戻る前に、豊は友達に手伝ってもらって
自分の本だけを先に香港の家へ運んだようだった。
↑(自分のだけかいっ!)

月末までに社宅を出なくてはならなく、香港へ戻った私は、
急遽パパさんにも香港に来てもらい、早速、中国で引越しの支度を始めた。

私たちが中国の家を引き払わなくてならないと知るや否や、
近所の奥さんは「あそこの家の自転車がもらえるかもよ」
と地元の人に話していたらしく、中国に着くや否や、
早速自転車を見に来た人がいた。

野ざらしにさらされた自転車は私が日本へ帰っている間に更に錆付き、
見るも無残な自転車へと変わっていた。
きれいな赤色をしたサドルが色あせていた。
あんなにも素敵だった自転車がくすんで見える。
↑(さほど素敵でもありませんでした)
香港へは持って帰れないので当然のことながら幾らかで
売ることにした。


必要な物は持ち帰ることにし、持ち帰れないものは
売るか、もらってもらわなくてはならない。

社宅は家具付だったのだが、豊の本が沢山あったので
(香港にはもっと沢山あります)中国に来た当初に買った
へぼい本棚や、ソファー用机、そして、買い物好きなパパさんが
勝手に買ってきた扇風機が2,3個あった。

私は買った家具類は香港の家も狭いし、売った方がいいと言った。
だけど、パパさんは持って帰ると言う。←(持って帰れるのか?)
香港には本棚もあるし、入れるスペースもないからいらないと
強く言ったのだが、パパさんは自分の家で使うからいいと言う。
(結局は運べないと悟ったパパさん。
 近所の奥様の家に強引に差し上げた)

あまりにもの荷物が多すぎるので、必要な物だけを持ち帰り、
急なものでなければ隣の家に置いてもらえるよう頼んだ。

来た当初、誰もが長く居ると思ったのでお米も2表買ってしまっていた。
 ↑(アホでした)
引っ越さなければならない時点で、お米には既に虫がつき、
会社の食堂に頼んでも引き取ってもらえなかったので、
捨てるしかないと思っていたのだが、どこで聞きつけたか、
地元の人がお米をもらいに来た。
こちらとしてはありがたいのでタダであげることにした。

鉢植えセット (*治安) や、備長炭、ほとんど枯れている観葉植物、
持って行けない&不必要な物はご近所の奥様に引き取ってもらった。
↑(いらなかったら捨ててくださいってな感じで)

またしても、重い思いをして中国から香港へ再び戻った。

そして、ソファー用机がここ、香港の家にある。

(*お隣さんに置いてもらった荷物は2年くらいして、引取りに
 行きました)

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