おとぼけ香港生活から脱皮

おとぼけ香港生活から脱皮

眠気も覚めやまぬ夫がしてきたことは・・・


まだちょっと時間だある時だった。

旦那・豊は「寒い寒い」と言いながら
私のほうへ擦り寄ってきて
足を絡めた。

ここ2,3日寝る位置を左右逆に
した私達だが
なれない所為か、はたまた
豊のいびきがうるさいからか←(私の右耳はよく聞こえるようだ)
最近の私は浅い眠りに
なっている。



そして、豊が私の足に
絡めてきて
私はすぐさま眠りから
覚めてしまったのだが
90度に曲げた片足を私の両足の上に置き
豊はこんなことをのたまった。



「さば味噌煮」



はあ?さば味噌煮??





すると、
今度は私の方へ向き直り
右足と右腕を私の体の上に置き




「ホットドック」



・・・・・






そして
今度は上を向き
左足の膝を立てて
寝ている私の体に
立てかけて






「刺身」





(笑いをこらえながら)
・・・・・


「お前はつまだ。
俺のつまでありつまなのだ。」
(刺身の「ツマ」と「妻」をかけている)





(本当は起きているが)
横たわって寝ている私の体までを
重なるさば味噌煮にしてみたり
パンに挟まるソーセージにしてみたり
刺身の大根のツマにしてみたりと
おてんとうさんのお目覚め前から
あほな事をやらかす旦那だが
夫婦揃って
「欽ちゃんの仮装大賞」
に出た気分になってしまった。
(私は特に何もしてませんが・・・)

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