おとぼけ香港生活から脱皮

おとぼけ香港生活から脱皮

「こんなトラウマ、誰がした!」


胃カメラの涙ぐましい苦しさだって
なんなくこなしましたよ。
ですがね、もうこんな体験こりごりです。


ローカルのクリニックに行ったら
検査するからと病理専門なんたらって所に
回されたんです。
ええ、ローカルのクリニックには
専門的な機械は一切置いてませんから。
だから、そのなんたらって所で検査して
後日、クリニックで結果を聞きにいくんですがね、
今日の検査はとっても辛かった!!


クリニックから検査の前は大量の水を飲むようにって
事前に言われてたので
気をつけて水分を取ってましたよ。
受付を済ませるとこれを全部飲むようにと
更に1Lの水を渡されました。

水分取りすぎて
お腹だってグルグル言い出してきましたよ。
ですがね、我慢、我慢です。
膀胱をパンッパンッに膨らませた状態でないと
検査出来ないんだそうな。
ええ、ええ、生理現象との格闘です。
一人、リングの上で見えない相手と
戦わなくちゃいけないんです。
何気に技かけてみたり。


40分後にようやく検査が始まったんですがね
もう限界なんですよ。
チビリそうなほどです。

あまり振動をあたえないように
私の足取りは歩く歩道状態。
何気にパントマイムです。
検査室でベッドに横になってくれと言われ
子宮の検査だったんでね、
いつものように内視鏡だと思った私は
パンツ脱いじゃったほどです。

そしたら、お腹の上から検査する超音波だった。

検査する人もびっくりしてましたよ。
私のいきなりのノーパン姿に。
いらぬことをしでかしてしまいました。
恥ずかしい限りですがね、
私の膀胱はもう限界まで来てたので
顔はマジです。

ジェルをお腹の上に垂らされ
エコーをあてられます。

もうね、拷問としかいいようがありません。
グイグイッてね、押し当てるんです。

そんなことすると
出ちゃうじゃないですかー。
あまりの辛さに
土下座して謝りたい衝動にかられましたよ。
そんなにいじめないでくれってね。
でも、実際土下座なんてしたら
お腹圧迫して自爆しちゃいますからね。


私の集中するところは、ただ一つ。
そして、頭の中はトイレでいっぱいなんです。
あまりにも神経を集中しすぎて
何気に内股・指曲げです。
足の神経がちぎれるんじゃないかってくらいにね。

検査が終わったら
即座にトイレに駆け込みましたよ。
血相変えて
お坊さん、助けてください!!って
「駆け込み寺」じゃないんですが。

こんな拷問的検査のお陰で
足がガクガク、ブルブルです。
「とうふどん、こんにゃくう、こんやくうで、わしはもうブルブルじゃ」ってね。

じゃなくてね、
こんな拷問検査の所為で
トイレを我慢することに
恐怖を抱きはじめた
今日この頃なのです。



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