鍋・フライパンあれこれ美味
100万ポイント山分け!1日5回検索で1ポイントもらえる
>>
人気記事ランキング
ブログを作成
楽天市場
135457
HOME
|
DIARY
|
PROFILE
【フォローする】
【ログイン】
K/Night
―Preparation―
木々は黄や赤へ色付き、茶へと変色していく。
冷たい風は冬を思わせ、季節の変わり目を実感させる。
「―――そんな事件が起こっているのですか・・・・」
旧校舎に住む、七不思議の内容に1人である梓蘭は綺麗な眉を眉間に寄せる。
事件とは9月末から10月の今に至って起きている殺人事件の事だ。
1つが、男女合わせて5人もの犠牲者を出した事件。彼等は無残にも四肢を引き裂かれ、公園に無造作に転がされていた。まるで人形の様に。
もう1つが、ここ一帯で生活している女生徒を狙った事件。既に2人の犠牲者が出ている。しかも共通点があり、必ず何処かしらが無くなっていた。例えば、右目とか―――・・・・
警察はこの2つの事件を並行して捜査しているらしい。
「そうなんだよな。折角ハロウィンの日に学校をあげてのイベントを企画したのに、このままじゃそれも出来なくなっちまう」
返答をしたのは天生水城。今日は長い髪を邪魔にならない程度に結わいている。
それに、
「被害者が出るよりは良いだろう?」
眼鏡を掛けた麻生蒼麻が窘める。
周りには何時ものメンバー―――天生水生、上杉竜矢、上杉竜也の面々が椅子に座っている。
彼等は今、旧校舎の一室、1階にある教室に陣取っていた。
夏に交わした梓蘭との約束を守っている。
丁度今日がその日で、5人は旧校舎へと入り、こうして話しをしていた。
「水生、竜也。取り敢えず事件が解決するまでこのように俺達―――生徒会は動こうと思うのだけど、如何だろう?」
生徒会長である蒼麻は別な書類に目を通しながら、肝心の書類を手渡す。
2学期で高3生は任期終了の為、その後の引渡しの手続き等があり大変なのである。
水生と竜也は黙ってそれを受け取り、ざっと目を通す。
2人の間から竜矢が興味津々に覗いた。
「授業が終り次第即刻下校、部活動の当面停止、2人以上での登下校・・・・まぁ、俺達に出来るのはこれくらいだな」
次期生徒会長に決定している竜也は、疲れの濃い表情を浮かべる。
引き受けの手続き等で忙しいのに、この事件での騒ぎだ。更に警察の息子としての家庭事情でも忙しい。
それは水生にも言える事で、
「下校の見回りは高等部で引き受けよう。中等部は直ぐに下校。委員全員と先生方とで如何にかなるだろう」
次期副会長に決定している水生も手続きに忙しく、同じくして警察の娘なので更に忙しく立ち回っていた。
それに加えて、
「竜矢、出来るかは置いておいても、もうそろそろハロウィンイベントの準備をしなくてはいけない。特にイベントで使うお菓子だ。作るほうが低コストだが、作る手間がかかるし、買ったら逆に予算がかかる。予算は生徒会が工面してくれると言ってくれているが、あまり甘えるわけにもいかないからな」
「それなら心配はないよ。調理部と理科部が手伝ってくれる事になったんだ。クッキーとべっこう飴、2種類だけでも充分だろ?これなら低コスト間違いない!」
竜矢との便利屋としての仕事もあった。
内容は『ハロウィンでイベントを開いて欲しい』
先刻水城が『出来るか・・・・』と心配していた正にそれ。
して、その依頼主は、
「すみません。忙しいのにまたお願いしてしまって・・・・」
普通の人間のように座り話しを聞いている梓蘭である。
今は申し訳無いとばかりに伏し目がちだ。
「謝る事はないよ。こっちも楽しんでやっている事だからね」
眼鏡を外しながら、蒼麻は微笑む。
「ハロウィンでな、皆で仮装する事にしたんだ。これなら梓蘭達が外に出ても不自然じゃない。どうせなら皆で楽しんだ方が良いだろ?」
水城が悪戯をする子供のような笑みを浮かべる。
「まぁ、さっきも言ったが出来るかは分らないけどな」
気まずそうに竜也が付け足した。
「まぁ、これから準備で色々忙しくなる・・・・っていうのは分ったけど、1つ注意する事があるから皆聞くように」
パンパン、と手を叩き注目を促す蒼麻に、他の4人の視線が集まる。
「まず、梓蘭はあまり人前に出ない事。感が良い人間は、一目で君がこの世の人間じゃないって分るからね。竜也、水城、竜矢、水生の4人は事件解決まで必ず最低1人以上と一緒に帰る事。下校延長は認めません。俺がまだ学校に残ってる時間までなら滞在は認めるけどな。特に水生、君は一応女の子なんだから絶対に守る事」
「・・・・私を見て女だとすぐに分る奴はいるのか?」
正論に真実で返される。
思わず何とも言えない表情をしてしまう。
更に水生は畳み掛ける。
「私よりも竜矢の方が危ないと思うのだが?」
「へ?俺?」
自分を指して目を丸くする竜矢。
―――確かに・・・・
その言葉は頷ける物でもあった。
決して小柄ではないが、細いイメージを与える体。切らずに伸ばした髪。童顔に加えての少々女顔。
後姿でも間違われ易い。ならば正面から見て間違えられても不思議ではない。
しかし、水生も必ずしも男に見間違えるという事はない。明かに線が細い。しゃれっ気がない一本結わきの髪だが、後ろから見れば分る人は分る。
「取り敢えず、水生と竜矢は必ず2人で、ベストは竜也と水城がいれば良いけど、兎に角何人か増やしてから帰る事。これは命令。分ったか?」
何時の間にか、竜矢も数に入れられている。
「・・・・分った」
「はーい」
1人は渋々、1人は状況を略把握していない状態で返事をした。
兄達は、
『必ず一緒に帰ろう』
と思ったとか思わなかったとか・・・・
「まぁ、この頃はこんな感じだ。イベントは最後まで粘るつもりだから、気長に待っててくれ。じゃあ、今度は梓蘭達の話しをしてくれないかな?」
自分達の話しを締めくくり、蒼麻は楽しそうに聞いている梓蘭へと話題を移した。
空は気味が悪いくらいにオレンジ色をしている。
雲も、街中も、空と同じ色で染まっていた。
「今日も沢山話したね」
満足気に伸びをする竜矢。
「こういう日は5人全員で一緒に帰る事。良いかい?」
一番後ろから蒼麻が念押しする。
「蒼麻は神経質過ぎだよ。あんまり色んな事を考えると倒れるよ?」
竜矢は手を腰にあて、頬を膨らませる。
蒼麻はその頬を掴んで伸ばし、真面目な顔で窘める。
「警察官を目指す者なら油断は禁物!一瞬の気の緩みが命の危険にも繋がるんだからな?」
「でも竜矢が言ってる事も当たっている。あんま1人で背負い込むなよ?唯でさえ蒼麻は忙しいんだからさ」
「俺達がいる事をお忘れなく」
存在を示すかのように竜也と水城は背中を叩く。
「さて、じゃあ帰りますか。目を通した書類を先生方に提出してさ」
クルリと降り返って、水生が呼びかける。
「・・・・そうだな」
安堵にも似た苦笑。
―――それでも不安は拭いきれない。
決定事項
・終礼後、即刻下校とする(部活動は禁止)
・登下校は2人以上で行動する事
・高等部の委員と教師による生徒下校後の見回り
戻る
次ページ
TOP
篠慶学園TOP
ジャンル別一覧
出産・子育て
ファッション
美容・コスメ
健康・ダイエット
生活・インテリア
料理・食べ物
ドリンク・お酒
ペット
趣味・ゲーム
映画・TV
音楽
読書・コミック
旅行・海外情報
園芸
スポーツ
アウトドア・釣り
車・バイク
パソコン・家電
そのほか
すべてのジャンル
人気のクチコミテーマ
気になる売れ筋おもちゃ・ホビー・ゲ…
アンパンマンおおきなよくばりボック…
(2026-09-27 10:35:28)
模型やってる人、おいで!
ディーゼル機関車DD13 (オリエ…
(2026-09-28 05:27:01)
競馬全般
26-27指名馬出走・・・第13戦
(2026-09-27 09:49:21)
© Rakuten Group, Inc.
X
共有
Facebook
Twitter
Google +
LinkedIn
Email
Design
a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧
|
PC版を閲覧
人気ブログランキングへ
無料自動相互リンク
にほんブログ村 女磨き
LOHAS風なアイテム・グッズ
みんなが注目のトレンド情報とは・・・?
So-netトレンドブログ
Livedoor Blog a
Livedoor Blog b
Livedoor Blog c
楽天ブログ
JUGEMブログ
Excitブログ
Seesaaブログ
Seesaaブログ
Googleブログ
なにこれオシャレ?トレンドアイテム情報
みんなの通販市場
無料のオファーでコツコツ稼ぐ方法
無料オファーのアフィリエイトで稼げるASP
ホーム
Hsc
人気ブログランキングへ
その他
Share by: