地球人スピリット・ジャーナル1.0

地球人スピリット・ジャーナル1.0

2006.10.23
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地球人スピリット・ジャーナル 2.0 につづく



 このブログにおいて、結果的に新書本を読みながら、その感想を書いていくというスタイルにたどりついてしまったのには、それなりに訳がある。まず、ブログというメディアが目の前にあった時に、まずは、そこに表現することを要求されたと思う。そして、「何を」表現すると問われるまえに、「どう」表現する、ということを問われた感じがした。私には、ジャーナリズム的に表現する、という選択肢しかないと考えざるを得なかった。

 さて、新書本というものは、常に時事的であり、多様性を持ちながら、さらに、情報源や評価の対象としては、それなりに信頼のおけるものだと判断した。それを読み、感じ、評価を重ねていくことによって、何事かの道筋が生まれるのではないか、という期待は、今のところまだ裏切られてはいない。しかし、新書本にも限界というべきものが当然ある。それは今日的とは言って、その情報の新鮮さからいえば、新聞、テレビ、ラジオというものとは比較できないほど遅い。

 逆に考えれば、テレビやラジオはともかくとして、なぜ私は新聞をその対象にしないのだろうか。それは、新聞は、つまり共通の話題にしにくいということがある。全文的に引用して、さらにその感想を述べるのであれば、読み手と書き手の間の垣根はそうとうに低くなるのだが、ブログは、速度的に全文を引用することはできないし、また、共通の話題として新聞の占めるウェイトが低下している、ということも問題がある。

 今朝2006年10月23日の朝日新聞12版p10に、
興味深い記事 が載っていた。「ネット時代 新聞の役割は」「シンポジウム ジャーナリズムの力ーー試練と可能性」「基調講演 質高ければ紙でもウェブでも」「3人の敵と戦う必要性」「国際報道は分析重視を」「取捨選択は読者の手に」「発掘できる記者育成」などなど、ほぼ前面を使ったコラム記事である。

 この記事においては興味深いことがいくつも提起されている。まさに、このブログでもダイレクトに話題にしたいポイントがいくつもある。ブログの質の問題。ネットと新聞の融合、書き手の教育など、そのほか、いくつもの点で、私もひとこと言いたい、という気分になった。

 今後、このような企画に対して、このブログでどのように対応できるのか、研究していく余地があると思った。新書本探索では、すこしまどろっこしくなるつつある今日だからこそ、なにか新しい私なりの手法をそろそろまた考えつかないといけない。





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Last updated  2009.03.29 13:19:06
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