地球人スピリット・ジャーナル1.0

地球人スピリット・ジャーナル1.0

2008.11.22
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カテゴリ: agarta-david

「神秘の地底王国『シャンバラ』大預言 」 月刊ムー8月号 2008/07 学習研究社
四川大地震、チベット動乱は、光と闇の最終戦争の幕開けだった!?
Vol.2 No.419 ★★★☆☆

 雑誌のバックナンバーコーナーを通りかかったら、シャンバラの文字が気になった。この手の記事は、ほとんどすでに一つのパターンが出来上がっていて、特段にあたらしいメッセージはない。書いている中野雄司は、ググってみると、雑誌「ムー」に昔から登場しているので、常連のライターらしい。その割には単行本がでていないので、ひょっとすると、他の誰かのペンネームかもしれない。

 今年の一連の四川大地震やチベット動乱を組み込んでいるだけで、これまでの一連のシャンバラ情報を焼きなおしているだけだ。だが、あえて言えば、ひとつの未確認のヘリコプター事故が目新しい。

ヘリが運んでいた失われた「モノ」
 メーデー! メーデー! 緊急事態を告げる緊急信号が中国軍当局に飛び込む。5月31日14時56分---救難信号を発したのは、四川省分川県上空を飛行中の軍用ヘリMi-171。以後、ヘリからの連絡は途絶え、搭乗員らの救出は絶望的とされる。
 それは当初、震災後の救援活動の混乱のなかで起きた不幸な事故のひとつにすぎないと思われた。が、事態が一変するのは、事故の報告が軍上層部に達してからである。事態を把握した当局は、ここで信じられないような対応を見せたのだ。まず制服組トップの郭伯雄・中央軍事委員会副主席を現地に緊急派遣。さらには胡錦涛国家主席直々の指示により、なんと人民解放軍1万2000人が駆り出され、ヘリの捜索が開始されたのである。
p24

 時間や場所、人名が出ているが、どこからその情報がでてきたのか、裏付けをとることが難しいのがこの雑誌のいつものスタイルだ。 Mi-171 くらいの情報ならいまや、いくらでも画像はでてくるが、さて、そのような「事件」があったのかどうか、検索してみると、たしかにそのような 事件 はあった。この雑誌7月9日発売で、事件の顛末を報じるAFP伝は6月10日にリリースされている。雑誌の記事を書いたタイミングは、この事件の顛末を知ってから書いたのかどうかは曖昧だ。

 いったい何が起こっているのか、だれもが驚き、首をひねった。大震災直後、1万人以上の兵が人民の救援活動を投げだし、たった一機の軍用ヘリを探さなければならない理由など、どこにあるのか。現時点ではまだ、その理由を中国政府は、外国メディアに対していっさい語ろうとはしない。

 一応、この事故の顛末は6月10日時点で一応の終結をみたような感じだが、この「ムー」の記事では次のような結末への序章となっている。

胡錦涛国家主席を慌てさせ、人民解放軍1万人以上を駆り出させる「超重要人物」。
 その名は----。パンチェン・ラマ11世。
 13年前に中国軍当局に拉致され、いまだその消息すらつかめぬパンチェン・ラマ11世を、問題のヘリは運んでいたというのである。
p46

 こう語ったとされるのは「中国政治情勢に詳しいジャーナリスト」。うむ、これでは、このジャーナリストとやらが存在するかどうかさえ、わからない。以前として、この雑誌のいつもの限界だ。、あまり憶測記事ばかりでは、デマにほぼひとしいことになってしまう。
仮に、このヘリにパンチェン・ラマ11世が乗っていたとすれば、「乗っていた乗員5人、被災者14人の計19人の死亡が確認」ということだから、その安否が気遣われるところだ。の点についての続報はあるのだろうか。

いずれにせよ、どちらの勢力にとっても、パンチェン・ラマ11世は”ゴールデン・チャイルド”に違いない。彼によって大魔王ラ・ロが復活するか、「善なるシャンバラ」を開くことで、転輪聖王ラウドラ・チャクリンが顕現するかが、かかっているからだ。だからこそ、いま私たちはパンチェン・ラマ11世の居所を早急に知らねばならない。弱冠19歳の青年がいまどこにいるかで、世界の運命が大きく揺れ動くからである。 p47

 当ブログでは 「活仏たちのチベット」 あたりで、パンチェン・ラマについて知っている程度で、全体はよくわかっていない。パンチェン・ラマ問題は、さまざまな憶測を呼ぶことは間違いないが、しかし、ここまで大袈裟にされると、やっぱり「ムー」だなぁ、と思う。

 ひさしぶりに、「ムー」的にチベット問題をおさらいした。






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Last updated  2008.11.22 20:44:35
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