「気づきの探究」
ススナガ・ウェーラペルマ /大野純一 1993/05 めるくまーる 単行本 202p
Vol.2 No.472 ★★★☆☆
さていよいよクリシュナムルティ本を読むことに。玉川リストと、Oshoの愛した本リストにあるクリシュナムルティ本はそれぞれ数冊だが、調べてみると、日本語では40冊以上でているようだ。そのうちの7~8割は図書館から借りて読めそうだ。
OshoにはOshoのアルファベットがあるし、グルジェフにはグルジェフのアルファベットがある。あまり特異な言葉使いをしないことで人気のクリシュナムルティではあるが、彼にも彼なりのアルファベットがある。すこしづつ慣れていくことにしよう。
この「気づきの探究」はスリランカのクリシュナムルティ信奉者の手によるエッセイ集だ。「大師の御足のもとに」の執筆者については、 Oshoはアニー・ベサントだ、と言っている が、この本もまたこの点に疑念を持っている。
この陳述でクリシュナムルティは、彼がこの本を書いたことを否定はしていない。事実、彼は自分がそうしたことを漠然と憶えている。
問題は、もはやクリシュナムルティがこの本を著したかどうかではなく、その内容のよって来たる源が彼自身の意識にあるのか、あるいはどこか外にあるのかである。人は「オリジナルはオリジナルにあらず」という格言を思い出す。まことにしばしば、著者は自分のアイデアの独創性を主張するが、それは彼がうっかりそれらの出所を忘れたからなのだ!
少年の精神がうつろで夢見がちな状態だったとすれば、その本がマスターの思想ではなく彼自身の思想を述べたものだという真相を世間がけっして見破らないと期待して、その内容を考え出したり、それらを(マスターのものとして)通したりすることなどできただろうか? 私にはどうもその可能性を疑う。そのような抜け目なさは、この少年らしくない。そこにはまったく私心のない、純真な少年がいたのである。
p158
全部読めるとは限らないが、以下にクリシュナムルティ日本語本のリストをアップしておく(順不動、不完全版)
「大師のみ足のもとに」
1974
「自我の終焉 絶対自由への道 」
1980.08
「クリシュナムルティの瞑想録 自由への飛翔 」 1982.1
「クリシュナムルティの日記」 1983.7
「真理の種子 クリシュナムルティ対話集」 1984.2
「生と覚醒のコメンタリー 1 」
1984.9
「生と覚醒のコメンタリー 2 」
1984.9
「生と覚醒のコメンタリー 3 」
1984.10
「生と覚醒のコメンタリー 4 」1984.11
「瞑想と自然」 1984.12
「クリシュナムルティの神秘体験」 1985.4
「生の全体性」1986.2
「英知の教育」 1988.4
「クリシュナムルティ・実践の時代 」 メアリー・ルティエンス 1988.4
「クリシュナムルティ・目覚めの時代」 メアリー・ルティエンス 1988.10
「未来の生」 1989
「クリシュナムルティ・開いた扉 」メアリー・ルティエンス 1990
「学びと英知の始まり 」1991
「思考のネットワーク 」1991.4
「最後の日記」 1992.1
「子供たちとの対話 考えてごらん 」1992.6
「生の全変容」 1992
「クリシュナムルティ人と教え」
1992.11
「自己の変容 : クリシュナムルティ対話録」 1992
「人類の未来 : クリシュナムルティVSデビッド・ボーム対話集」 1993
「気づきの探究 : クリシュナムルティとともに考える ススナガ・ウェーラペルマ 」
1993.5
「自由とは何か」 1994
「ザーネンのクリシュナムルティ」 1994.8
「恐怖なしに生きる」 1997.1
「学校への手紙」 1997
「クリシュナムルティの世界」
大野 純一編 1997
「あなたは世界だ」 1998.11
「キッチン日記 : J.クリシュナムルティとの1001回のランチ」 マイケル クローネン 1999
「私は何も信じない」
クリシュナムルティ対談集 2000.08
「クリシュナムルティの教育・人生論 : 心理的アウトサイダーとしての新しい人間の可能性」 2000.11
「あしどり : クリシュナムルティを糧とする友へ」
高橋重敏 2002.05
「知恵のめざめ : 悲しみが花開いて終わるとき 」2003
「白い炎 : クリシュナムルティ初期トーク集 : 付録:クリシュナムルティの言葉」 2003.4
「自由と反逆 : クリシュナムルティ・トーク集 」2004.2
「花のように生きる - 生の完全性」2005.10
「いかにして神と出会うか 」
2007.06
「智恵からの創造-条件付けの教育を超えて」2007.10
トランスパーソナル心理療法入門 <2> … 2009.01.14
エスリンとアメリカの覚醒<6> ラジニー… 2009.01.13 コメント(2)
「維摩経」 長尾雅人訳 <1> 2009.01.12
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