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膝まである高さまでの割れ物をみたあとは 茶碗類、壷類など、割れる.壊れる
ものに対して 欲しいという欲望が薄くなりました。 あえて 薄くなったと
書きますね。 本当は ワ~、ステキ,欲しい、と一瞬思うのは思うのです。
そのあと 待てよ、待てよと思うようになりました。
そして買わなくなりました。
保険は 実際支払ったものの何分の一しかカバーさせませんでしたし、
物によっては 2つとないものだったのですが それは 買いたくても
手にはいらないわけですから。
その時思いました。 普通のものを 必要なだけそろえよう。
地震以来 寝間着を着たことは ほとんどありません。
スエットが寝間着かわりです。
わたしのまわりも 同じことをしている人たちがたくさんいます。
逃げるとき 便利だからです。
格好を気にする必要がありませんから。
水や食料品( すぐ食べられるもの )は 余分に常備しておく。
そのほか 救急箱はわかるところにおいておく。
ビニール袋も 必ず持っていること。 地震のあとの トイレは
困りました。 水がでないわけですからね。
役所からは 男性は庭でするように、大きなほうは ビニール袋に
するようにというアイディアがありました。
なるほど、と思いました。
この頃は 寝る場所が残った家庭には 寝るところがなくなった
ひとたちが 泊まっていました。 親戚、知人など あるひとが ないひと
を受入れました 。 うちにも アパートが崩壊したひと、 家がつぶれた
ひとなどが 泊まっていました。
こういうときは もうプライバシーがどうのこうのという余裕はありません。
みんなで 生きなくちゃ、これだけでした。
こういうことがあると 人間関係もかわってしまうのです。
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