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わたしは 長年 スポーツイベント屋だったことは
ここでも書いています。そのなかでも 一番時間も
かかっていたし お金もかかっていたのは フットボール
イベントでした。 一回のイベントをする準備期間は
一年以上はかかります。 土壇場での 怪我など 毎年
起こっていました。 スーパー選手というのはだれでも
知っているのですが 品行が悪いというプレーヤーは
必ずいるのです。 そうなると 大学が 「 学校と
して責任が持てないので 連れていくのは 勧めません。 」
と 正直にアドバイスしてくれます。 でも スーパースター
プレーヤーは欲しいわけです。 リクルート担当から
相談があります。 このプレーヤーをどうするか ?
日本で何かモンダイを起こされるのは 困る。。。。。。。
モンダイが起こったら わたしの責任です。
一日くらいでは 結論は 出せませんでした。
でも決めなければなりません。「 よし。連れて行こう。」
初対面は ロサンゼルスのホテルでした。 わたしは
ロビーで プレーヤー達の行動をながめていました。
これもいつものことですが。
いた、いた、トラブル君が。
ホテルには 一般客もいます。小さい子どももいます。
フットボールが大好きな大人、こども たくさんいるわけです。
トラブル君は 話かけられても 決していやな態度をするわけで
もありませんでした。 特に 小さな子どもに対する態度が
とてもやさしいということに気がつきました。
飛行機の中でも 全く心配するようなことはありませんでした。
到着翌日から 早速練習も始まります。
わたしのその時 コーチたちに提案しました。 「 あの子を
リーダーとして 前に立たせて エクセサイズ の号令を
かけさせてみてください。 ちょっとテストしたいことが
ありますから。」結果から言いますと この子は 見事に
仕切りました。 終わった後で わたしは このトラブル君の
ところに行き「 ありがとう。 なかなか上手に仕切りましたね。
あしたもそうしてください。リーダーシップが すぐれている
から。」と言いました。 そして毎日 この子が仕切りました。
これには コーチ達、プロのスカウト達も 「 新しい発見が
あった。この子は トラブルメーカーではないんだ。」という
新発見でした。 学校が手を焼いていたトラブルメーカーの
一面は 素晴らしいリーダーシップだったのです。
もちろん ドラフトでは トップで名前がよばれました。
大きな契約金も動きました。
どの子にも 必ず わたしたちが気がついていないいい面が
あるはずなのです。
そういうところを探し出してあげるのは 我々おとなたちの
仕事だと思っています。
心のケアのカウンセリングでも 外では極めて優秀に見えている
ひとたちでも その実 劣等感の塊というひとたちは 少なくあり
ませんよ。 自分の素晴らしさ、優秀さを知らないのです。
わたしは ダメな人間,と言う思いこみが強い。
そういうことだから わたしたちは「人探しの旅」を続けるのです。
わかってくれる誰かを探しだすこと。自分の いいところを探し
あててくれる誰か。
これは 人生の財産になります。
きょうのロサンゼルスは ちとクールです。
ことしの夏は長過ぎて いまだに秋の気配までにはなっていません。
ことしの夏は 本当に疲れました。。。。。。。
疲れていても笑顔で挨拶を忘れないで。
周りの笑顔は あなたのビタミン剤ですからね。
行ってらっしゃい。
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