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2019.06.17
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テーマ: 心のケア(1277)
カテゴリ: 心のケア
グループホームに入居している女の子たちは 13くらいから
18までの子供達でした。
保護されて ここに来るまでの生活は 一般のひとには
まさに想像を絶するようなそれでした。
家庭内暴力、家族間における性的暴力、食べる物がない、
電気、水道がない、ドラッグ、などなど。
家から逃げ出しても 行くところはないので ストリートや
公園で眠るうちに やさしいひとが 現れて 食事をさせてくるだけではなく
眠る場所を供給してくれたりもするので 世の中には やさしいひとも

その方法すらわからないわけです。
もちろん あてにできる親族、友人もいないので ピンプの言うなりに
働かざるをえなくなっているわけですが 運がよければ 慈善団体に
救助されるのです。

健全な家庭生活の経験がない、常識というものが欠如しているこどもたちの
共同生活は 実に大変なのです。
そこでの 初めての食事時に ロールパンをひとりでどばっと取ってしまう子も
いるのだそうです。というのも 家では 満足な食事がなかったので 要するに
早いもの勝ち。 先に手にいれたこどもだけにしか 食べものがなかったのです。
他の女の子たちは 当然 その子にたいして怒ります。 取っ組み合いの喧嘩に
なってしまうこともあるそうです。 そうなると ホームの責任者でもある

とにかく 普通の生活をしていなかったので 常識にも大きく欠けている、というか
知らない事がたくさんあるわけです。
ひとつひとつ ていねいに指導して 何ヶ月も経たないと 共同生活には 馴染めません。
そこは 高校まで ホームのスクールがありましたが 高校を卒業した時点で
そこは退去になるわけです。

そこを出る様な事になっても ひとりくらしをする収入はえられないのです。
そして やさしいおとこと知り合うことがでてきます。

このホームの学校の卒業式にも 何度も行きましたが 来ているひとたちに
若い女の子たちの子連れが多い事に気がつきました。 まさか その子たちの
子どもとは思っていなかったのです。

こういう子たちの共通点は 自分の家庭生活は 惨めなものだったので
自分のこどもには しあわせな家庭生活をさせたいという強い願望が
あるのです。
しかしながら 現実と想像のギャップは大きいのです。
それに対処するような 考えも湧いてこないのです。
もちろん その子たちを助けてくれるような おばあちゃん、母親、兄弟も
いないのです。
そうなると 育児放棄して 昔の遊び仲間 新しくできた遊び仲間と遊びはじめ
るようになっていきます。

卒業式の光景からみえてきたのですが お父さんの姿は ほとんどないのです。
おかあさんやおばあちゃんの姿も 本のわずか。
え〜っ、これって どういうこと ?と考えてしまいましたよ。
関係者の説明では 父親は誰だかわからないまま 出産した母親、父親は
わかっていても いつのまにか消えていたケース、父も母も 刑務所、
祖母も祖父も刑務所、きょうだいも刑務所 などなどで 身近なところに
来てくれる人がいないという現実。

こどもたちは 素直で おかあさんが来て暮れる予定などとは言って
いますが ホームのひとたちは そういうことはないことをしっていますので
わたしに合図をおくっていました。 そういうことではないのよね、って。

ホームは 4カ所あり 学校は1カ所ありました。
ホームにいる間は 眠るところも 食べる物も保障されていたわけですが
出て行くことになると まずそこからつまづくわけです。

ミーティングでは いつものことですが 高校卒業後 ステイできる寮を
何とかできないだろうか、と話していましたが 問題は資金です。
せっかく 安全な生活ができるようになっても そのあとの生活で また
行き詰る訳です。

世間をあげて こういう若い子をサポートしてあげる環境づくりが 
要るのです。
安くて入居できる母子寮ですね。
眠るところと食べる物の心配が要らない場所がないことには 若い
子連れ母親の行き場がありませんから。
偏見だけでは どうにもなりませんから。

おはようございます。
お寝覚めは いかがでしょうか。
笑顔で あいさつですよ。
これって 必ず人生が変わっていきますからね。





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最終更新日  2019.06.17 06:34:43
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