2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
全20件 (20件中 1-20件目)
1
週末に行った温泉は、知る人ぞ知る秘湯。特に岩風呂が有名で、底からぷくぷくと源泉が湧き出ている。基本は混浴なのだけど、女性時間を狙ってトライ!10月末でも標高1千メートルをこえるので、結構寒い。5分ほど斜面を登ってお湯小屋に到着。更衣室にはストーブが入っていて、ここで着替えて、まずは温かいお湯につかる。そして、いよいよ、岩風呂へ。神棚があってお線香も供えられていて、なんだかものものしい雰囲気である。肝心の岩風呂は・・・狭い!ちょうどオバサマ方が4名様ご入浴中でもう隙間もないくらい。おそるおそる、「ご一緒していいでしょうか」と声を掛けると、もう出るから、と譲ってくださいました。この岩風呂は、19度。つ、つ、つめたーい。そろそろそろそろ、肩まで浸かったところで、別のオバサマお二人が。早速ご挨拶。しゃべらないのが気まずくなるような狭さなのである。おひとりは肝臓がお悪いらしく、玉川温泉をはじめいろんな温泉に行ったけどここが一番、と毎月通っているらしい。もうお一方は、だんな様が通風で数年前から通っているそうで。で、「おじょうちゃんはお若いようだけど、どこか悪いの」と聞かれてしまいました・・・。おじょうちゃんて。久々に言われたわ。なんとか10分はいって、上がり湯で温まって下山。冷たいお湯に入ったのに、なんだか体がポカポカ。血行がよくなるからかしらね。入れ替わりに、男性時間となり、オットが岩風呂へ。帰ったオットは一言、「苦行のようやった」って。なんでも狭いところに4人で入り、隣のオジイチャンは目を閉じて念仏唱え続けていたとか。ひえ~。食事時に辺りを見回すと、推定平均年齢70歳。我々は一番の若手であった。日本のリゾート地の近い将来像がここにある・・・。でも、湿っぽさなんてこれっぽちもない。一人で湯治に来ているらしい人もいたけど、大抵はグループや夫婦連れ。ビールやお酒を飲んでる人もいて、とっても楽しそうな雰囲気である。宿は古い。お料理は普通。ここまでは、よくある旅館である。というか、同じ料金なら平均以下かもしれない。でも、本物のお湯がある!それが人を呼ぶのだ。苦行だ、といったオットも私も、すっかりこのお湯にやられていまい、今度は自炊部で連泊したいと思っている・・・。
October 30, 2005
週末に訪問した勝沼。一番の目的は勝沼醸造の新酒祭♪ボジョレーならぬ、勝沼ヌーボーである!夏のワイナリーめぐりで行きそびれた、レストラン風は、教会風の作りで天井が高くていい雰囲気。ここは勝沼醸造が経営しているレストランなのだ。まずは、ヌーボーで乾杯!今年は去年ほどではないらしいけれど、日照も充分あり、かなりいいワインに仕上がったとのこと。白と赤、どちらも樽から自分で好きなだけいただける。勝沼ならではの甲州ぶどうを使ったフレッシュな白が美味しい。赤は、香りが甘い~。お料理は、帆立&海老のテリーヌに始まり、とうもろこしのスープ、お魚料理は太刀魚のルーレ。この太刀魚がまたいい!くるんと巻いて(ルーレね)、中にほうれん草がつめてあって。すごく上品なお味。東京のレストランに負けてない!お肉は、お待ち兼ねのローストビーフ!ロゼな焼き加減、完璧です。生のわさびをおろしたものが一握りほどたっぷりと。このわさびをつけて、お醤油をちょんとつけてお刺身のようにお召し上がり下さい、とのこと。食べてみると・・・う~ん、たまりません。塩をつけても美味しい。美味しいお料理に、美味しいワイン(飲み放題!)、ジャズのカルテット・・・これで6,000円は安い!勝沼醸造の社長さんはじめ、従業員の方々の暖かなおもてなしに包まれた美味しい時間となりました。勝沼にいらっしゃる時は、おすすめです!
October 29, 2005
今回の料理教室では、だし巻き玉子、なんてものをやっている。こういうものって、きっと自分で普段から作るだろうし、教室でわざわざやるものでもないし・・・と思っていたのだけど。以前、パーティの時に、リクエストされてその場で作ったら、皆さん大喜びで。ああ、玉子焼き、は作ってもだし巻きはあんまりしないんだ・・・と納得。それにしても簡単すぎるし、焼きたてじゃないといけないし、いっぺんに何本も巻くのは大変だし、としり込みしていた。でも、今回はお蕎麦屋さんごっごなので、思い切ってメニューにいれてみたら。意外によかったかも!まず1本目は私がデモ。2本目、3本目は生徒さんの有志にチャレンジしてもらっているのだけど、皆さんオタオタしながらも、なんどか巻くうちにコツを掴むようで。だしの多い生地もそんなに扱いにくくないと思うのだけど、どうでしょう?銅の焼き鍋というのも、初めてでドキドキしているようだけど、慣れるとテフロンよりもずっと扱いやすいし、失敗がなく、きれいにすばやく仕上がるのでおすすめ。熱々のだし巻きに辛味大根のおろし。あー!幸せ!の味♪これって究極のモテ料理かも・・・。
October 22, 2005
はははのはなし、って昔読んだ絵本のタイトルにあったような。たしか「かこさとし」さん。今日は、久々に「歯」の話。ここにも書いてたくさんの人から、アドヴァイスや励ましをいただいた「前歯」の続編である。近所の歯医者の判断ミス・治療ミスで飛び上がるほどの歯痛になり、結局、北習志野の歯科に泣きついて、神経抜いて、小さく削って、差し歯にして、というトホホな結果になってしまったのだけど、それも8月に本付けをして終了し、落ち着いた日々を送っていた。そう、金曜日までは。この日、最近お気に入りのパン屋の「バターフィセル」を買って帰った私は、そのおいしそうな香りについつい我慢できず、ちょっとだけ、と齧ってしまった。細いパンだし、大丈夫、と差し歯ではない方の前歯で齧ったつもりだったのだけど、ぽろり、と歯が取れてしまった!それも、表面の白い部分だけ!18時ちょっと前。実は19時から人と会う約束をしていて、出かける準備をしようとしていたときだった。(そんな時にパンを齧ろうとするいやしさが問題、という話もある)その会う約束をしていた人、というのは大学時代の先輩&同期の男性で、それも8年ぶり、3年ぶりに会う・・・というような状況。翌日はお昼から料理教室だし・・・。鏡を見ると、なんと情けない顔!!!ああ。食い意地を張ったばっかりに。大慌てで、最近お願いしている歯医者さんに電話した。担当の先生はお休みで、他の先生も予約でいっぱいだったけど、前歯がとれたという状況に、すぐにいらっしゃい、と言ってくださった。助かった~。見事、応急処置で貼り付けた前歯で、懐かしい友人達と会うことが出来ました。前歯取れた、って話したら大笑いされたけど、私のために「柔らかいラム」を注文してくれました。感謝。奥歯でそろそろジンギスカンを噛みしめながら、「ああ、ここで取れなくてよかった」と思ったのは、いうまでもありません。
October 21, 2005
ここのところ、毎日、蕎麦を食べている。今朝は蕎麦がき。お昼は信州の10割蕎麦。少し前にここでも書いたけれど、お蕎麦屋さんごっこをしたのがあまりに楽しかったので、今回のお料理教室のテーマを「お蕎麦屋さん」にしてしまったのだ。蕎麦屋のお品書きにあるような、さっと出来て美味しくて、お酒にもあうような、そんなメニューをちょこちょこと。蕎麦はさすがに打つまではいかず、美味しいお蕎麦をお取り寄せして、ってことにしたのだけど、どんな蕎麦を出すか、がまた問題。それで、先日来、デパ地下、スーパー、ネットなど、いろんなところから、これは、というお蕎麦を選んで食べ比べているのである。芯の部分だけをひいた白っぽいもの、 挽きぐるみのもの、そば粉の割合で、十割や二八といわれるものから小麦粉の多いもの、つなぎに山芋やふのりという海藻の入ったもの・・・などなど。本当にバラエティに富んでいる。試した蕎麦は10種類をくだらない。教室をしていると、試食などで、短期間に同じものばかり集中して食べる、ということをする。これがなかなか面白い。これだけ蕎麦ばかり出てくると、蕎麦好きのオットも外では食べようという気にならないようで。新そばの季節なのに、ちょっとかわいそうかも。ま、おうちで蕎麦屋ってことで許してもらいましょう。
October 19, 2005
雨の渋谷。隠れ家のような中国茶芸館にて、みさきのゑさんと会う。もともとキラキラした魅力的な女性なんだけど、会社を辞めて、ご自身の事業をスタートされた今は、ますます輝いている!彼女のお仕事は「HAPPYコーディネイター」占いというツールを使って、その人らしい生き方のアドヴァイスをしてくれるのです。占いというと、胡散臭さやアヤシサを感じる人も多いでしょう。実は、私もその一人。まあ、世の中、変な占い師さんも多いですから。でも、みさきのゑさんの場合は、彼女自身がそれを感じていたから、変な脅しや怖がらせは一切なし!その人の本来もつ魅力や力をより発揮できるように、という占いなのです。今は上手に活かせていないウツウツした迷いのある人を、その迷いから開放して幸せにしてあげたい!というのが一番の願いなんだそう。そういう考え方っていいよね。悩める人を幸せに。幸せな人はより幸せに♪そんな、人を幸せにするパワーをもつみさきのゑさん、素敵です!
October 17, 2005
ついに、買ってしまいました。マイ・バヨリン!これまでは先生に貸していただいたサイレント・ヴァイオリンを使っていました。何度かレッスンを受けて、これからも続けていきたいな、と思ったので、いつまでも先生のをお借りしているのも…と思い、買おうかと。そのときは、サイレントが念頭にありました。都会のマンションだし。でも、ほら、発表会とかにはサイレントじゃダメよね、そうなると普通のヴァイオリンもいるわよね、と、余計な心配がふくらみ・・・。そんなアホな私の考えに先生はスパッと答えを出してくれました。「普通のヴァイオリンに消音機をつける」なるほど!そういう手があったか。金曜日、先生の懇意にしている楽器屋さんに連れて行ってもらいました。私のイメージしていた楽器屋さんとは全く違う、サロンのようなお店。お店というよりも、工房、といったほうが近いかな。職人さんがいて修理などもしてくれる。店内はアンティークの家具が置かれ、重厚な雰囲気。いたるところにヴァイオリンをはじめ、チェロやコントラバスといった弦楽器があって。軽いものは天井から吊るされ、重いものは床に置かれ・・・。もちろん、流れるのはクラッシック。スピーカーも立派なのがおいてありました。こういうお店は、いきなり行ってもダメみたい。新しい楽器を買うときには、アポを取って、要望にあう楽器を用意しておいてもらうのです。初心者の私のためには、2台ご用意くださっていました。選んでいい、といわれても、私には全くわからず・・・。先生に弾いてもらったのだけど、音色の違いはあっても、どっちがいいか、わからないわけです。結局、先生がおすすめ下さった「音が響きすぎず疲れない」方を選びました。お店の人も、「実はこちらのほうが原価高いんです」って。今回は、先生のご紹介もあり、弓やケース、その他必要なもの一式でいくら、というようにかなりお安くわけていただくことが出来ました。ああ、一人で見知らぬ楽器屋に乗り込む、なんてことしなくてよかったわ。マイ・バヨリン選びはあっさりと終わったのだけど、その後、イタリアから帰ったばかりという社長に製作者の話を聞いたり、バロック棒という弓を見せていただいたり(この弓1本で、私のバヨリンセット1式が買える)、そのバロック棒での先生の演奏をきかせていただいたり、有名演奏家のDVDを見せていただいたりととっても優雅な時間を過ごしました。今回、社長が会った製作者の方は、1年に4台しか製作しないらしい。(普通は10台くらいは作るそうです。)世界中からその作品は引く手あまたで、数年待ちが当然とのこと。社長によると、それも彼の戦略、とのことだけど・・・。このお店でも注文があるらしいけれど、1台400万円だとか。それもプロではなくアマチュア演奏家から・・・。すごい話ですね。当然ながら私以外は、みなさんとても詳しくて、そういうお話をそばで聞いているのも楽しかった。この週末、早速弾いているのですが、サイレントと比べて軽くてオドロキ。あと、音がやっぱり大きいので、自分でもびくびくしちゃうような。思い切って弓をひけないかんじかな。そして何よりも感じるのは、楽器というものの美しさ。これはサイレントでは感じられなかったことです。木の肌はつやつや、ボディの曲線がなんとも言えず優美。もちろん、初心者の私が使うものですから知れているのですけれど…。マイ・バヨリンが泣かないよう、しっかり練習しなきゃ~。バヨリンに興味ある方、素敵な先生、ご紹介します!まずはレンタルで、1ヶ月集中コースで1曲弾けるようになりますよ~。
October 14, 2005
この日は友人達とお食事会。南青山の大好きなイタリアンのお店に。通されたのは3階の個室。あら、うるさいのが最初からわかっていたのでしょうか・・・。お料理は前菜・パスタなどのプリモピアット・メイン・デザートのプリフィクスのコースを。説明を受けるたびに、それにしようかな、とみんな迷う迷う。選んだもので性格診断とかできるのかも、と面白かったりして。私は「3種の白身魚のカルパッチョ」「パルマ風リゾット」「仔羊のソテー」をチョイス。「素直そうに見えて、実は頑固。意外にガツガツしてます。」とか、どうでしょ?コーヒー飲みながら、また話が弾みそうですよね。肝心のお料理ですが・・・カルパッチョは冷たすぎず、お魚の甘味を感じるよい温度でサーブ。ヒラメは縁側つき。シェフありがとう♪リゾットは、すごく美味しかった!ドーム型に盛られたリゾットの周りにプロシュートコットという火を入れたハムを貼り付けてあって、というもの。シェフがイタリアのコッキというお店で働いた時にヒントを得たものだとか。仔羊は、火の通り方といい、風味といい申し分ありませんでした!でも、他の人のお料理も食べてみたかったなあ。特に豚足のパスタ!お料理も美味しかったのだけど、それ以上におしゃべりが美味しかった。みんな一人で仕事をしている女性で、分野はバラバラ。でも、まっすぐで駆け引きがない、ハートが熱い、というのが共通点でしょうか。相手から何かを取ってやろう、といういやらしさがないのね。そして、もちろん、美味しいものが好きで、ワインが好きというのも共通点かな。**********帰りに、器の店、大文字さんに寄る。一目ぼれした「宝尽くし」の4.5寸皿を購入。かわいいでしょ♪
October 13, 2005
お茶のお稽古。お茶勺って一般的に知られているのかしら?お抹茶をすくう、竹などで出来た匙のようなものです。本来は迎える客を思い浮かべ、竹を削って作り、名前をつけます。お稽古では、市販のものを使うのですが、名前はその時々つけるんですね。その名前を、お茶の世界では「銘」といいます。お稽古の度に、季節に合ったいい銘を・・・と悩みます。私はいつも結構ありきたりになりがち。今回は「里の秋」ああ、普通すぎ~。他の方の銘を聞いていると、知らない言葉がちょくちょく出てくる。今日は、「さば」(だったと思う)魚の鯖ではなくて、お米を天日干しするときの、あの立てかけるものとか、干している状態の事を言うようなのですが、知らなかった。どんな字を書くのかと、検索したのだけど、「さば、米、干す」と入れても、「鯖棒寿司」が出てきちゃいます。ひとつ、おさばい様というのでそれらしき言葉が出ていたけど、漢字までわからず。さばのばは羽かな、と思うのだけど・・・。これだけ探してもヒットしないのは、もともと「さば」ではないのかな。聞き違えかも・・・。ご存知の方がいれば教えてください。追記思い出した!「さば」ではなく「はざ」でした。稲架と書くそうです。はざがけとかいうらしい。さば、では出ないはずです!*******お稽古から帰って急いでごはんの用意。我が家の定番「鶏手羽元の梅酒煮」他に、白菜と椎茸の煮浸しさつまいもと玉ねぎ、わかめのお味噌汁十穀ごはん白菜はオットがえらく気に入っておりました。すごく簡単。こんなもので喜んでもらえるならいくらでも~。
October 12, 2005
お昼は、渋谷のとあるホテルにて友人とランチ。コースをお願いして、スパークリングとワインもいただきました。夜は神楽坂の某ホテルでパーティに参加。ホテルの立食なんて期待しないでしょ?でも、ここはお料理が美味しくてびっくり!パスタもその場で作ってくれるんですよ~。というわけで、妻はホテルでランチにディナー。オットは、「夜はお客さんと打ち合わせでお弁当出るから、夕食はいらないよ」って。1,500円のお弁当だそうで。ごめんね・・・。
October 11, 2005
3連休の最終日。のんびりのブランチはパスタ。たらこスパ&きのこのスパゲティ、2種類作ってあいもり。あ、あいもり、って蕎麦屋っぽいかしら。 私は結局お出かけせず、ご飯もうちにあるもので。シュレッドチーズがあったので、「今日はピザ屋さんごっこだ!」ということになりました。だけど、肝心の強力粉が少なかったのね。ミニミニサイズのピザを4枚と相成りました。トマトソースは玉ねぎとトマトの水煮缶を煮込んで。具はアスパラ、ピーマン、豚バラ肉をカリカリに焼いたもの、海老、椎茸など。まあ、家にあるもので済ませようっていうのだから、ちょっと具が寂しいのだけど、雨の中、お買い物に行きたくなかったの。オトナ二人で連日お店屋さんごっこしてていいのか・・・とも思いますが、ま、楽しければよし、ということで。
October 10, 2005
土曜日のARGOからの帰り道。晩ごはん何しようね~と悩んだ我が夫婦。遅い時間にフレンチなど食べたものだからあまりお腹もすいていなくて。帰りに寄ったフードショウをうろうろしつつ、ひらめいたのがお蕎麦。やっぱり日本人、さっぱりしたものが食べたくなるんですね。オットは蕎麦好きで、よくひとりで藪あたりに出没しているよう。そのせいもあって、家で蕎麦を食べるなんてほとんどない。フードショウで入手できる蕎麦も知れてるし…。蕎麦そのものはちょっと納得しかねるだろうけど、おうちでお蕎麦屋さんごっこということで晩ごはん決定!メニューを頭で組み立てつつ、長芋、むかご、万願寺唐辛子、椎茸、鶏ひき肉等を購入。さて、家に帰って、まずは蕎麦つゆ作り。昆布と厚削りの鰹節でしっかり目にだしをとる。濃口とみりんをあわせてさっとわかして。あとはさささと。鶏つくねを焼いて、万願寺を煮浸しにして、椎茸と万願寺を焼いて、玉子焼きを焼いて。玉子は普段は関西風の甘味の少ないものが我が家の定番だけど、この日は江戸のお蕎麦屋さん風に甘めでしっかり焼き目をつけて。あわせるのは、日本酒が王道だけど、ちょうど東急で勝沼ワインフェア開催中だったので、シャトーメルシャンのスパークリングを。「山梨県甲府市玉緒地区収穫スパークリング地ワイン・白」が正式名称。これが、大ヒットの美味しさ!しっかりして樽っぽい風味もあるのね~。和食によく合う。やっぱり地ワインだから?蕎麦は、生のそば粉の多い深大寺蕎麦を購入。まあまあ、お店には劣るけど、つるつると美味しくいただきました。**********翌日、日曜日はおうちでのんびりと。晩ごはんは、豚肉と白菜と春雨のお鍋。干し椎茸をたっぷり入れて、お豆腐やほうれん草も。石垣島ラー油をたらしたり、七味唐辛子でたべたり、花椒をパラパラ振ったり、といろいろ楽しんで〆はおうどん。ぐーっと寒くなっておなべが美味しい季節です。ま、うちは夏でもお鍋しちゃうんですけどね・・・。
October 9, 2005
気になっていた、お店ARGOにてランチ。麹町の旧東條インペリアルがリニューアルして、レストラン&カフェが出来ているのだけど、ここのウリがライブラリ。壁一面書棚、が憧れの私。これにひかれて行きたくなったのです。洋書ばかり千冊、ずらりと並んでいる。が、思ったより少ない。もっとたくさんあると思ったのだけど・・・。ジャンルは、料理や建築、インテリア、などなど。写真のきれいな眺めるタイプのものが多いかな。カフェでゆっくり本でも読もうと思っていたのだけど、ギリギリお昼に間に合う時間で、食事もまだだったので、ランチをいただくことに。予約なしだったのだけど、運よく窓際の席に案内してもらいました。そうそう、ウリは本だけではなく、窓から広がる景色。レストラン側からは、皇居の森とその向こうに丸の内のビル群が。汐留や聖路加タワーも見える。カフェ側からは、眼下に英国大使館が。謎だった、大使館内の様子がばっちり見えちゃいます。(いいのだろうか・・・)お料理はコースと少しのアラカルト。私は、メインとデザートのコース、オットは前菜とメインのコースを頼む。オットの前菜はカリフラワーのスープ。しっかりしたお味付けは、なるほど、バカナルぽいかも。そう、このお店はオー・バカナルの元料理長が監修しているらしく、シェフはフランスやギリシャで修業した方。パンもフランス産の有機小麦を使っているとかで、粉の味がしっかりして美味しい。メインは、私は鴨の赤ワイン煮。骨からの身離れがよくって、柔らかくて、美味しい~。付け合せのパスタが大目なのが、カジュアルな雰囲気です。オットは、目鯛のポアレをチョイス。オリーブのソースがよくあって、パリパリの皮が美味。こちらも、マッシュポテトがしいてあってボリュームアップ。たべ終えたところに、デザートのプレートが。まあきれい!と声を上げたくなるようなケーキが15種類も。タルトが4種類、ムースが4種類、チョコレート系が3種類、その他・・・。一つ一つ説明してもらうのだけど、迷う~。クレームブリュレ風のムースにチョコを掛けたもの、という説明の時、ちらり、とオットを見ると、目が光っていた。よし、これを選んであげよう、と思ったら、「ボクもケーキ食べる」と。あれれ、風邪気味で食欲がなかったのではないの?「差額払えばいいんだよね~」って。というわけで、オットはクレームブリュレ風のチョコムース。私は、コーヒー風味のムースとグレープフルーツを取り合わせたもの。この組み合わせって気になるでしょう!?ケーキもとっても繊細なお味。フランスのMOFグラシエの元で修業されたシェフ・パティシエの手によるもの。ケーキ好きな人は、これだけ食べに行ってもいいかも!食事を終えてから、カフェに移動して、気に入った本を選んで読む。オットは建築系を中心に。私は、お料理とインテリアを。途中で、フレッシュハーブティーと、フレッシュジュースを頼みましたが、どちらもGOODです。結局、14時前にランチに入って、18時まで長居してしまいました。レストランは14時ラストオーダーだけど、カフェは11時から23時までの営業だから大丈夫なのよ。お客さんも、割と年配の方が多く、落ち着いた雰囲気で、ゆっくりできる。隠れ家のようなお店で、カフェなど一人でゆっくりいくのもいいかな、と思うのだけど、難点を挙げると。ひとつには、思ったほど、本がない。希少本とうたっているけど、そうでもないような。また本を読む、というには、あまりに椅子とテーブルのバランスが悪い。テーブルが低すぎるのだけど、本が重いので、持って読むわけにもいかず。カフェは通し営業なのに、16時ごろから同じフロアのレストランに掃除機をかけるので、すごくうるさい。従業員も結構おしゃべりしている。(まあ、仕方ないけど)17時になると、照明がぐんと落ちて、字が読めない・・・。掃除機は、11時の営業前だけでいいのではないかしらね。照明は、テーブルの上だけでももう少し明るくして欲しい。飛行機のテーブルライトみたいな感じでもいいし、店の雰囲気を壊さないで出来ると思うので、LEDとか工夫して欲しいな。あと、全体の雰囲気ですが、私はもっと重厚なインテリアをイメージしていたのだけど、全体的にライト。ギリシャ神話に登場する英雄達が乗った船の、豪華客船のイメージ、だそうだけど、うーん、そうは見えないなあ。オープンキッチンだし、カジュアルな雰囲気です。本を楽しみたいなら、11時ごろから15時くらいまで。夜景を楽しむなら、17時くらいに来て1時間ほどカフェで食前酒など飲みながらページを繰り、暮れなずむ東京の街を眺め、18時なったらレストランに移動、が正しい楽しみ方かも。そうそう、夜景を楽しみたい方は、窓際のお席は希望が多いので、お早めに予約を、とのこと!
October 8, 2005
栗、買っちゃいました。わかっていたけれど、皮をむくのはやっぱり大変!栗くり坊主を使ったんだけど、それでも指の股が痛くなっちゃいました。この日は、栗ごはん。 やっぱり美味しい!栗ごはんには、ごま塩ぱらり茄子と牛ひき肉の炒め煮タコときゅうりの酢の物鰹(前日残り)を生姜醤油でさっと煮たものじゃがいもとワカメのお味噌汁箸おきも秋らしく。
October 7, 2005
楽天のブログで知り合ってお友達になった方々が新たな道を歩み始めた。お一人は、会社を辞めて、ずっと温めていたプランを実現すべく起業。従来の印象を打ち破るような斬新な切り口。人をハッピーにしたい、という気持ちとパワーに満ち溢れている。もうお一人は、子育て中ながら、自分なりのペースでお仕事をスタートさせる。専門知識と抜群の人脈を生かして勉強会を開くというものだ。お二人とも、経済的に必要に迫られて、というわけではない。内容をお伺いしても、手間やそれに費やすパワー、他の同じような事業を考えると、良心的な価格設定だと思う。たぶん、もっと「お金儲け」になるやり方も出来るはず。おそらく、自分の中の「やりたい、私がやらなきゃ」という気持ちに突き動かされて、のことだと思う。彼女達の新たなスタート、心より応援しています!**********今日のごはん日記晩ごはんは、鰹のソテー。皮付きの鰹の表面をさっと焼いて。他に、能登のもずくたらこさつまいもと舞茸のお味噌汁
October 6, 2005
8月はお教室がお休み、9月は義父の入退院でお稽古をお休みしていた茶道。久しぶりにお稽古に行ってきました。今月のお稽古は中置。風炉のお稽古は今月で終わりなのに、置き柄杓とか、引き柄杓とか、まだまだぎこちない私。ああ、自分のものにできないまま、また炉の季節に突入してしまいそうよ。すっかり涼しくなって、季節は秋。お菓子は「実り」という銘で、表面にススキの模様が。胡麻の風味がアクセントに。お茶勺のご銘、私は「稲穂」ちょっと安直過ぎると反省しつつ。他の方は、鳴子や、落とし水、などなど。体育の日、という方もいたのだけれど、先生は「現代風ね~。もうちょっと風情があったほうが・・・」と苦笑されておりました。お茶のお稽古に行くと、背筋がぴんと伸びる感じ。季節や日本の風物にも敏感になる。さて、心新たに、またお稽古に励もうっと。*******お稽古から帰って10時からあわててごはんの用意。鯵の開きシジミのお味噌汁ピーマンの炒め煮きのこのマリネ南瓜と海老のチーズ焼きしっかりいただきました。
October 5, 2005
火曜日は西麻布の真由膳へ。夏からずっと、行きたい!と熱望していた友人とやっと一緒に行ってきました。お料理はすっかり秋らしく。とんぶり茄子の胡麻和えずいきの煮浸しきんぴら牛蒡松茸土瓶蒸しお造り(新烏賊、かわはぎ、鰹あぶり)松茸入りコロッケかます焼き物栗、むかご、銀杏、きのこのほうば味噌仔羊炭火焼牡蠣ごはん(初物!)豆腐のお味噌汁わらび餅岩手産の松茸がたっぷりの土瓶蒸し。贅沢。コロッケはサプライズメニュー!松茸の香りがふわっときて、なかなかオツです。一塩したかますは身が厚くて、旨みがたっぷり。仔羊なんか出てくるあたり、面白いでしょ。そして、10月1日に解禁になった牡蠣がたっぷりのごはん!一組ずつ土鍋で炊いてくれるのです。のこったらお土産に・・・。と、私たちはほぼ食べちゃいましたけど!どのお料理も、いい素材を選び、丁寧な仕事をしている。まだ若い女性の料理長がほんわかした雰囲気を醸し出してて、女性一人でも臆することなく美味しい和食をいただける、西麻布では貴重なお店。すっかり長居してしまいました。******そとごはんは写真がないので、かわりにおやつの写真を。ブルディガラのエクレア。エクレア好きな私はつい買っちゃいました!ショコラとキャラメルをオットと半分こ。フォンダンもしっかり、で美味♪
October 4, 2005
月曜日で9月メニューのお教室も終わり!で、本当はあまり見せたくない(?)教室のある日の我が家のまかないごはんをご紹介しましょう。基本的には、教室のお残りと常備菜。この日は満月丸十椀焼き野菜のおろし和え鶏肉と梨の煮物秋刀魚のいが栗揚げひじきと大豆と茎わかめの煮物まかないなので盛り付けがあまり美しくないのは、お許しを。これを12時前くらいから食べ始めるわけです。いけないよね・・・と思いつつ。
October 3, 2005
お気に入りのフレンチレストラン、オーグードゥジュールに行ってきました。四番町にある小さなお店。週末は人通りも少なくてひっそりした界隈なのだけど、お店からは柔らかい暖かな光がもれて、ゲストをやさしく迎えてくれる。店内はいつものように満席。ワイン愛好会のようなグループの方やカップル、ちょっと年配のご夫婦など、場所柄かお客さんも年齢が高めで品がいい。シャンパーニュで乾杯して、メニューとにらめっこ。前菜は、カリフラワーのピュレに貝を取り合わせたものが美味しそう。いつもはアラカルトで頼むことが多いのだけど、悩んだ挙句、食べたいものがコースに入っていたので、私はBコース、オットはシェフにおまかせのCコースをお願いする。本当はいけないんだけど、違うものを頼んで、ちょっと交換して食べるのも楽しみなんです・・・。このお店は、お皿を交換しようとすると、飛んできて変えてくれるのです。感謝、感謝。ワインは、予算を告げて白赤1本ずつお願いする。最近、オットはドイツワインがお気に入りなので、初めてドイツワインをリクエスト。白はDr.Crusius、赤はボルドー近くのMadiranを。まずは、こちらの定番アミューズ、パルメザンチーズのブリュレ。パルミジャーノのしょっぱさと、表面のカソナードのカラメルがなんともいえないハーモニーを醸し出しているの。これ大好き♪ひとつ目の前菜。私は「カリフラワーピュレに帆立・タラバ蟹・ツブ貝、オマールのジュレ」これ食べたかったの!オマールの味がしっかりの琥珀色ジュレに、旨みの凝縮した魚介類が美味。カリフラワーのピュレは甘くていいアクセントに。オットはお店の定番の「農園野菜のテリーヌ」。これは何度もいただいているけど、丁寧な仕事が光る一品。ポロネギで巻いた人参のジュリエンヌはほのかにクミンの香り。きのこもヤングコーンも茄子、カラフルなお野菜がひとつひとつ味付けされて断面はまるで宝石箱のよう。ふたつ目の前菜。私は「フォアグラのフラン、とうもろこしのポタージュ」こちらは冷たいお料理。パテのような少し固めのフランの上に、とうもろこしのポタージュを流して焼きとうもろこしを載せたもの。フォアグラの味が濃厚で美味しゅうございました。オットは「フォアグラのソテー、白いんげん豆のバルサミコソース」表面をかりっとソテーされたフォアグラと甘酸っぱいバルサミコの相性抜群!白いんげん豆のぽくぽくした口当たりと甘さがお口直しにもなって。お豆が柔らかすぎず、絶妙な硬さなのね。メインのお魚。私は「鯛のソテー」皮をパリパリに焼いた鯛が美味。ソースは、シェリービネガーを煮詰めたものに、焦がしバター、ドライトマトにケッパーを加えたもの。このソースが淡白な鯛によくあうのね。オットはシェフのスペシャリテ「アカザエビにじゃがいもを巻きつけたフライ」こう書くと洋食メニューのようですね。うーん、ちゃんとした名前があると思うのだけど。お許しを!細くパスタのように切ったじゃがいもをバジルの風味をつけたエビに巻きつけて揚げてあるの。ソースはビーツにビネガーを加えた鮮やかな赤!続いてお肉。私は「鴨胸肉のソテー」ロゼに焼きあがった鴨肉は柔らかーい。ソースはマディラかな。甘酸っぱいソースが鴨とばっちり。オットは「イベリコ豚肩ロースの網焼き」これは前回私が食べたメニュー。しっかり食べ応えのあるお肉でした!ここまできてまだワインが残っていたのでチーズを。状態のよいものが10種類ほど揃えられていて迷う迷う。4種類ほどお願いしたら、一緒にこんなものが! チーズの上にドライマンゴで描かれたこのマークは!わかりますか?ギャルソン氏曰く「7回をイメージしてみました」とのこと。ドライフルーツが風船、らしい。はちみつで描かれた「祝」の文字、読めるでしょうか?実は、日曜日のお祝いは、私の誕生日でもオットの誕生日でも、結婚記念日でもなく「阪神リーグ優勝お祝い」なのです。2年前の優勝から、望郷の念からか(?)突如阪神を応援しだしたオット。85年の優勝時にはクラスメイトだったけど、その時は、きっと冷めた目で見ていたぞ、キミは。もちろん、私も大阪人だし、他のチームが勝つよりは嬉しい。でも、オットはここ2年ほどは時々東京ドームや神宮に見に行ったり、ラジオやネットで試合経過をチェックする有様。このお店のオーナー・ギャルソンO氏もトラファンであることが判明し、優勝したらお祝いに来ますね!と約束していたのがこの日実現したというわけ。このチーズのサプライズにオット大感激!外食時には写真を撮らない主義の我が家ですが、思わずオットの携帯でパチリ。調子に乗って、カルバドスとラムも飲んだりして。デザートはこちら。 オットのティラミスは、キャンドルまで乗ってました!私のはオーソドックスにお米のブランマンジェ(?)にモンブラン。 どちらも美味しゅうございました。それにしても、おもてなしの気持ち&遊び心抜群のスタッフの皆さん。お料理が美味しいのはもちろんなのですが、いつ行っても楽しい気分にさせてくれるのです。だから好きなのです。だから何度も行きたくなるのです。さて、ギャルソン氏曰く「リーグ優勝は通過点でしかない」そうなので、近々また伺うことになりそう。あ、断っておきますが、スタッフ全員がトラファンというわけではありませんのでご安心を。トラ好きにもそうでない人にも、とても気持ちのよい、本当にいいレストランですから!
October 2, 2005
10月になりました。最近、更新が怠りがちなこちらの日記。にもかかわらず、のぞいてくださる方、たまの日記にコメントをつけてくださる方、どうもありがとうございます。この日記は、もともと「ごはん日記」として、食べたものを記録していこうと考えてスタートしたのだけれど、どんどん範囲が広がってしまって。基本に立ち返って、今後は「ごはん日記」中心で参ります。たまには脱線もね。**********バリ帰国以来、義父の入退院・引越しに、続いて9月のお料理教室がスタートし、なんだかバタバタしていたけれど、やっとひと段落。忙しくても、人間、食事はするもので。バタバタ騒ぎで、9月は外ごはんも多かったなあ。バリから帰って、近所のお気に入りのお寿司屋に行ったり。荷造りで疲れ切って、珍しく焼き肉屋でお肉をしっかり食べたり。池袋の穴場中華料理屋を教えてもらって、はまってしまったり・・・。お昼には、東急の大阪うまいもん市に出店してた今井のおうどん食べたり。目白の美味しいチーズケーキをご馳走になったり。エチオピアのカレー食べたり。そういえば、昨日も美味しいカレー食べたんだった!こちらに書きたいネタはいっぱいあったのに、なかなか書けずじまい。まして家ごはんとなるとね。一応毎日、カメラに収めていたので、一挙に公開。 秋刀魚 烏賊尽くし ナシゴレン 秋刀魚トマトソースのペンネ カボチャとロックフォールチーズのリゾット ピリ辛牛肉春雨鍋&豆腐屋ジョニー 鮭&鶏肉と梨の煮物 鰹&いちぢく生ハム 豆べい(豆腐もろみ漬け)とキャベツと生ハムのパスタ ピーマンと豚肉のタイ風炒めさて、食欲の秋も本番。10月もしっかり食べるぞ!
October 1, 2005
全20件 (20件中 1-20件目)
1