Cat Tail

Cat Tail

February 10, 2012
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表紙・本文:自宅プリンタ/A5/24P/2009.12.29発行/\200

半年振りに出たパラレル本の続編ですが、まだ続きますm(_ _)m
今回は禍神ロイとリゼンブールの村人達が理解しあうのだが、エドワードの父、ホーエンハイムの登場でロイとエドワードの運命が変わってしまうのか?というところでTo Be Continued……となってしまいました。4か5で完結予定。のんびりお付き合い下さると嬉しいですm(_ _)m
この本は性的表現を含んでいます。18歳未満の方の閲覧はご遠慮願います。

本文抜粋
その日、普段は穏やかな東部の小さな村・リゼンブールは朝から騒然としていた。
それは数ヶ月前に村長宛に届いた書簡が原因だった。
差出人はマース・ヒューズ。
セントラルを中央にアメストリス全土はおろか、友好国であるシン国等とも交易を行っている、アメストリスで一番の勢力を誇っていると言って良い、マスタング商会の代表である。

そのため何か手違いがあったのだろうと思っていた村長だったが、羊毛の取引をマスタング商会と行っているため、施された封蝋の印璽が取引の際に送られてくる書類に施されたマスタング商会の物と同じであることに間違いなかったので、代表本人の署名入りの書簡など受け取ったことも受け取る理由もありえないと思ったのだが、本物であった場合、今後の取引に影響がないとも言えないので、一応それに目を通した村長はその内容に愕然とした。
翌日の夕刻、村長は緊急事態だと村人全員を集会所に集めてその書簡を読み上げると、村人の多くから戸惑いの声があがった。
ヒューズからの書簡には『迷夢の森』の禍神から会談の申し込みがあると書かれており、また、この村にとって重要な人々と引き合わせたいともあった。
最初は信じがたいことだと反対の声も多かったが、孤児院で育ったとはいえ、明るく皆に愛されていたエドワードを贄としたばかりということもあったのだろう、それによって何かが変わるかもしれないという一縷の望みをかける者も多く、時間をかけて話し合った結果、村民一致の答えとして了承の書簡をヒューズへと送ったのだった。





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Last updated  September 7, 2012 08:21:40 PM
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