Cat Tail

Cat Tail

February 11, 2012
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表紙・本文:自宅プリンタ/A5/16P/2010.06.27発行/\200

Cat Tail的未来設定軍豆第4弾です。
ある日、広報部から女性記者達がマスタング少将の司令部へ取材にやって来た。彼女達は腐女子だった(笑)ので、裏の目的は少将と彼の副官兼護衛官のエドワード・エルリック少佐を観察して妄想することだった。美人の副官(実は恋人)を持ったロイは今日も憂鬱だった……

本文抜粋
「本日一日お世話になります!」
ロイ・マスタング少将が預かる司令部に入室し、敬礼をしながら口を揃えて挨拶したのは、軍広報部の女性記者たちだった。
滅多に前線に出ることのない部署ということで女性が多いのは有名だったが、取材にやって来た記者全員が女性というのには司令部の誰もが驚いた。
「決してご迷惑をお掛けするようなことはいたしませんので、よろしくお願いいたします!」
代表して挨拶したのは彼女たちの中で最上位の官位を持つエミリー・オースティンという名の少尉で、硬い表情で敬礼をしているように見えた。


もっとも先の騒動をホムンクルス事件と呼んでいるのは、その事態を知り得た軍部の人間だけで、ホムンクルスという得体の知れない者たちが暗躍していたことを理由に、敵対関係にある諸外国による連携した侵攻を防ぐため、また同じ理由で国内の混乱を防ぐために、軍部以外ではキング・ブラッドレイ大総統がセントラルに不在の際に、一部の将官たちがクーデターを企て、いち早くそれを察知したオリヴィエ・ミラ・アームストロング少将とマスタング大佐を中心とした北方軍と東方軍の有志がそれを阻止したが、一歩間に合わずにブラッドレイ大総統は亡くなったということになっている――

特に最上席に座する司令官と、その左右で彼を守るように立っている副官二人は、直接ホムンクルスたちと渡り合いながら生き残った人物だった。
そして彼らは今もなお、傷ついた国を立て直すために懸命に戦っているのである。
「大総統閣下から是非強力を、と言われているから遠慮は不要だ、と言ってあげたいのだがね」
機密事項も多いから何でもとはいかなくてすまないのだが、と彼女たちの緊張を解すように気さくに笑ったのが、この部屋の主であるマスタング少将だった。





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Last updated  September 7, 2012 08:11:28 PM
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