Cat Tail

Cat Tail

February 22, 2012
XML
表紙・本文:自宅プリンタ/A5/12P/2011.10.23発行/\100

軍豆未来設定、ハロウィンのお話です。
西の国の祭りのハロウィンを行いたいと市民からの申し出があり、その責任者になってしまったロイ。警備兵も含め、参加者全員が仮装しなくてはならないと知ったエドワードは?

本文抜粋
「ハロウィン?」
そう言って愛らしく首を傾げる仕草に、ポニーテールにした美しい金髪がさらりと揺れるのは、今やアメストリス軍内に知らぬ者はいないといわれる、国軍少佐になった元「鋼の錬金術師」のエドワード・エルリックだった。
「そう、西の国の祭りだと聞いたが」
そう返したのはこの将軍用の執務室の主で、イシュヴァールや先の内戦などの英雄として名高いロイ・マスタング少将だった。
「トリック・オア・トリートってヤツだろ」

「伊達にいろいろ旅してたわけじゃないんだぜ」
「ほう? それは意外だ。君のことだから錬金術のことしか頭になかったと思ったのだが」
ロイも以前なら軽々しくそんなこてを言うことはなかった。エドワードが本懐を果たしたから言えることだ。
「錬金術以外のことだって、ちゃんと見聞きしていたんだぞ!」
「アルフォンスの受け売りではないのかね?」
「ヴッ! それはっ!」
図星だったらしく、言いよどんでしまったエドワードにロイがニヤリと笑うと、エドワードはごまかすように話を変えた。
「それよりハロウィンなんて祭り、いつの間に広まったんだよ」
「本当ににね。いつの間にか市民の間に広まっていたようだよ」
「市井の祭りと軍とどんな関わりがあるんだ?」
「街も大分復興してきて、市民にも余裕が出てきたのは君にもわかっているな」

軍の上層部ではホムンクルス事件と呼ばれている戦い以来、国中のあらゆるところ、トクニセントラルシティはひどい有り様だった。
しかし、軍が総出で復興に力を入れたため、だいぶ元の街並みを取り戻しつつあり、市民の生活も元通りになりつつあった。
「ハロウィンを期に大々的に祭りをしたいという申し出があったらしくてね」
そう言うと憂鬱そうな顔になったロイは深いため息をついた。
「閣下がああいう方だろう?」





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  September 7, 2012 08:05:00 PM
[同人サークル「Cat Tail」情報] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: