鍋・フライパンあれこれ美味
100万ポイント山分け!1日5回検索で1ポイントもらえる
>>
人気記事ランキング
ブログを作成
楽天市場
000000
HOME
|
DIARY
|
PROFILE
【フォローする】
【ログイン】
世界で一番愛する人と国際結婚
L'amour fou ~ 私を最も愛した男 ~
何年か前の秋、私は一人でパリの街に降り立った。
ある日本人の男性との恋に破れ、とても辛い日々を
送っているさなかだった。
彼は、私が働いていた商社で、一緒に仕事をしていた男性だった。
一年半ほど付き合った、私の最後の日本人の恋人となった人だった。
彼のおかげで、もう日本人の男性は懲り懲りだと思う
気持ちが芽生えていた。
でも、パリにやってきたのは、失恋したからではない。
5年も前から計画を立て、必死でお金を貯めて、
ようやく実現したフランス留学だった。
やっと願いが叶ったにも関わらず、私は毎日孤独を感じていた。
彼と一緒になれるのなら、そんな小さな夢など捨ててもいいと
さえ思っていた。
フランス語を学びに留学してきている人は、私よりずっと若い
20歳くらいの仏文科の学生が多かった。
でも最初に私が仲良くなったのは、同世代(20代後半から30代前半)の
日本人主婦達が多かった。フランス人と結婚しているか、
日本人のご主人のパリ駐在で渡仏した人達。
彼女達は、特にフランス語に興味があって学校に来ているわけではない。
私が通っていたのが、とてもカジュアルな学校だったからかもしれ
ないが、勉強にあまり真面目に取り組んでいない人が多かった。
毎日、買い物や日本人コミュニティの話を聞かされていた。
同い年くらいなのに、ご主人の庇護の下、何不自由ない暮らしをしている
彼女達が羨ましくて仕方なかった。
私は食事をするのもいつも一人、土日もいつも一人で過ごしていた。
パリは、やはりカップルが多いのが目につく。
いちゃいちゃしているカップルを見ていると、傷心にしみる。
でも、フランス人の彼氏を作ろうなど、私は考えもしなかった。
日本で付き合ったことのある白人とは、誰とも
あまり長続きしなかった。
パリの5年前、NYに住んでいた時には、日本ではあり得ないほど
よく男性に声を掛けられた。でも、ヒスパニックやアフリカン
アメリカンの人が大半だった。
私は、白人男性の外見が好みなのだが、白人のアメリカ人には
あまりもてなかった。
恐らくフランス人にも相手にされないだろうと、最初から
諦めていた。
ところが、パリでは、白人のフランス人によく声をかけられた。
街を歩いていて、一人で食事をしていて、美術館で、買い物中に、
至るところで声をかけられた。
ただ、誰も、私の好みのタイプの男性ではなかった。
パリの秋は、寒く暗く寂しい。一人身には特にこたえる。
いっそのこと、誰でもいいから付き合ってしまおうか。
パリの暗い秋は、フランス人の彼を作ろうという気持ちを
私に植えつけてくれた。
留学前は、そんなことを考えてもいなかったのに。
つづく
ジャンル別一覧
出産・子育て
ファッション
美容・コスメ
健康・ダイエット
生活・インテリア
料理・食べ物
ドリンク・お酒
ペット
趣味・ゲーム
映画・TV
音楽
読書・コミック
旅行・海外情報
園芸
スポーツ
アウトドア・釣り
車・バイク
パソコン・家電
そのほか
すべてのジャンル
人気のクチコミテーマ
海外生活
10年のアニバーサリー
(2025-11-13 22:52:13)
ぶらり、歴史の旅、歴史探訪(歴男、…
仙台の旧町名「保春院前丁」(今の住…
(2025-11-22 00:00:15)
アメリカ ミシガン州の生活
いよいよ日本へ本帰国
(2025-01-11 13:13:28)
© Rakuten Group, Inc.
X
共有
Facebook
Twitter
Google +
LinkedIn
Email
Design
a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧
|
PC版を閲覧
人気ブログランキングへ
無料自動相互リンク
にほんブログ村 女磨き
LOHAS風なアイテム・グッズ
みんなが注目のトレンド情報とは・・・?
So-netトレンドブログ
Livedoor Blog a
Livedoor Blog b
Livedoor Blog c
楽天ブログ
JUGEMブログ
Excitブログ
Seesaaブログ
Seesaaブログ
Googleブログ
なにこれオシャレ?トレンドアイテム情報
みんなの通販市場
無料のオファーでコツコツ稼ぐ方法
無料オファーのアフィリエイトで稼げるASP
ホーム
Hsc
人気ブログランキングへ
その他
Share by: