音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

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2016年07月01日
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カテゴリ: 動画紹介




 直近のイギリスのEU離脱絡みのニュースを見ていて、所々に“一昔前の大英帝国の記憶(驕り?)”みたいなものが、やっぱりこの国の人たちには残っているのかな…などと考えていたら、気がつくと、キンクス名曲選の今回の曲はこれにしようと思い立っていた次第です。

 アルバム 『アーサー、もしくは大英帝国の衰退ならびに滅亡』 の冒頭を飾るナンバー、「ヴィクトリア(Victoria)」です。1960年代最後のシングルとしても発売されましたが、さしてヒットしませんでした(英33位、米62位)。





 コンセプト・アルバムの中の1曲なわけなので、ここだけ切り取って詞の内容をどうこうというのは正当ではないと思います。とはいえ、“大英帝国に生まれてよかった”のような内容でしかもタイトルがヴィクトリア…。今どきなら思いっきり“極右”のレッテルを貼られてしまいそうな感じですね。続いては往時のライヴ映像をどうぞ。





 でもって、アルバムの表題は、繰り返しになりますが『アーサー、もしくは大英帝国の衰退ならびに滅亡』なわけで、大英帝国自慢とは違う方向に話が行くわけですが、今の世の中(特にすぐに一部を切り取って叩きたがる日本のマスコミの傾向)からすると、危険極まりない(爆)このナンバー。軽快な感じで、ある種コミカルな印象の皮肉さ(筆者にはそう聞こえます)は、なかなかいいのではないかと思っています。


[収録アルバム]

Arthur or the Decline and Fall of the British Empire(アーサー、もしくは大英帝国の衰退ならびに滅亡) (1969年)






Kinks キンクス / Arthur Or The Declin And Fallof The British Empire 輸入盤 【CD】






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Last updated  2016年07月01日 08時43分56秒 コメントを書く


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