ダイビングガイドの屋久島移住日記

ダイビングガイドの屋久島移住日記

ウミガメと屋久島の重要性


その中のアカウミガメは日本を北太平洋で唯一の産卵場としています。
その日本の中でも屋久島はアカウミガメが最も多く訪れる場所なのです。

屋久島にはアカウミガメとアオウミガメが産卵のため上陸します。
その内の殆んどがアカウミガメで、その大半は永田(島の北西に位置)にある
僅か1kmほどの「いなか浜」と「前浜」に集まってきます。
その数は、日本に産卵で訪れるアカウミガメの3~4割と言われています。
日本最大の産卵場として、屋久島はアカウミガメの存続に大きな関わりと、
極めて重要な役割を担っているのです。
アオウミガメは、屋久島が日本の上陸北限地と言われ上陸数は少ない。
しかし、アカウミガメとは異なり、屋久島の沿岸域には定着している個体も
多く、ダイビングなどではアオウミガメとの遭遇率の方が高いように思われる。

アカウミガメの存続
前述の通り、アカウミガメの産卵は北太平洋では日本に限られています。
その日本での繁殖ができなくなれば、北太平洋からアカウミガメは
消えてしまうかもしれません。
日本そして屋久島の砂浜はウミガメたちにとって大変重要な場所なのです。

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