秋に咲くヒマワリ・・なのかもね。

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2025.04.01
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カテゴリ: 宗教
65歳になって年金をもらうようになったらやることもなく悩み事が減り物思いにふける毎日かとおもっていたら全然逆で、家族の介護・通院、相続問題、近隣問題と、以前より忙しくてんてこ舞いの毎日です。

金子みすゞさんの詩を読むと、いろいろな案件も、大きな他力のおかげで解決するのもあればしないものもあるし、自分は感謝の気持ちを忘れず、日々粛々と、あせらず有頂天にならず、努めて行きたいと思います。



金子みすゞさんは、山口県の熱心な浄土真宗のご門徒の家庭に生まれ、ご自身もお念仏を大切にされた詩人で、残された詩には浄土真宗み教えを心の依りどころにされたからこそ生まれた表現が多数あります。
「蓮と鶏」では、
泥のなかから 蓮が咲く。
それをするのは 蓮じゃない。
卵のなかから 鶏が出る。
それをするのは 鶏じゃない。
それに私は 気がついた。

と、まさに浄土真宗の他力の世界を表しています。泥から蓮が咲くのは、蓮を咲かせる働きがあるからです。私たちは何かにつけて自分の力を慢心しがちですが、多くのおかげさまがあって、今生かされているのです。

大谷本廟2023年7月『泥の中から蓮が咲く それをするのは蓮じゃない』※出典:金子みすゞ「蓮と鶏」
あたりまえだと思っていることが、本当はあたりまえではなく、実はすごいことなんだと気づかせてくださる、素敵な詩です。
 仏教では、私たちが「南無阿弥陀仏」のお念仏を称える姿を、泥の中から白い蓮の華が咲く様子に例えられます。泥のようにドロドロとした煩悩を抱える私たちに、手を合わせお念仏申すという仏道を歩む姿が生まれている。その姿をお釈迦さまは白い蓮華の華「分陀利華(ふんだりけ)」だと喜ばれたと説かれています。
 しかしそれは金子みすゞさんが「それをするのは 蓮じゃない」と言われたように、私たちが頑張って仏道を歩もうとした結果生まれたのではありません。そうせしめるような様々なご縁やはたらきがあって初めて私の手が合わさったのではないでしょうか。
以下略。





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Last updated  2025.04.02 20:53:47


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