アメリカ-日本 国際遠距離恋愛進行中。。 

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いざ、入国!(ハワイ州ホノルル国際空港編)

「緑色」のI-94W を使用していたと思います。

婚約ビザ(それ以外の非移民ビザ・移民ビザ)での入国には、 白色のI-94 を使用します。
その際、居住先にフィアンセの住所を記入して問題ありません。

ハワイ州ホノルル国際空港の入国カウンターは1ヵ所のみ。
繁忙期ですら「米国市民(Citizen)」と「外国人」とでカウンターが分けているのを見たことがありません。
(いかがでしょう?)

いずれにせよ、K1ビザで入国するには、入国審査を受ける必要がありますが、上記「入国審査」のカウンターではなく、いちばん奥にある「移民待ち合い所」(和文でそう書かれています。)のA・Bいずれかのカウンターへ行き、大使館から届いた茶色の封筒を出します。

こちらが「移民待ち合い所」  撮影禁止ですが、決死の覚悟で撮影(汗)
移民オフィス前.JPG

A・B 2ヵ所のカウンターで書類を提出し、待合スペースのソファで待機します。
15分ほどすると、移民官から呼ばれ、以下のような質問を受けました。
1)となりにいるのはフィアンセか?
2)この後、90日以内に結婚する意思はあるか?
3)移民ビザは、どこのオフィスで申請する予定か?
4)知り合ってから、ハワイへは何度の入国したか?
5)結婚した後、速やかに移民ビザを申請しなければならないが、その意思はあるか?


最近「婚約ビザ」で入国後、移民ビザのプロセスへ進むのを忘れている、もしくは故意に申請しないケースがあるようですので、上記のように入国後の移民ビザ申請について言及されました。

その後、茶色の封筒を開封し「数枚、書類のコピーをとりますので、掛けてお待ち下さい」

5分後、再度呼ばれました。
男性係官「書類の中にレントゲン写真がないんだが…」

「?! そういえば…」他に並んでいたフィリピンから渡航者もみな、レントゲン写真を持参していたのですが…私の場合、レントゲン写真…どこへ?
宅配便で送ってもらった気がするのですが、引越しのどさくさで紛失したのか?

彼と二人、顔を見合せながら動揺した表情を浮かべていると…
「分かりました。必要かどうか、確かめる必要がありますので、こちらへ来て下さい」

カウンターを抜け、通常の入国カウンター後ろにあるオフィスへと通されました。
「どうしよ…」(ドキドキ)

担当の男性移民官が、女性の移民官に尋ねます。
男性:「レントゲン写真がないようだが、どうだろうか…」
女性:「えっ?! 大丈夫でしょ?大使館指定病院が持っている筈だから」

小さな声で確認し合う様子が見えます。

男性:「分かりました。もう一度先ほどの待合所へ戻って下さい」

「えっ?! よかったぁ(笑)」二人で感極まっていると、
2人の移民官が顔を見合せて笑っていました。

再びカウンター前。
「はい、では指紋を採取します。指を出して『ハイ、ヒダリ』『ミギ』…」

「それでは、前へ進んでください。ボンっ」
きっちり90日の日付でスタンプが押され、入国審査完了。
無事に入国を果たしました。


≪総評≫
今もってなお、レントゲン写真の行方が分からず仕舞いなのですが…、ごくまれな話だと思います。
たしかに大使館指定病院から宅配便で受け取っている訳ですから、入国審査の際に持参する必要があります。

くれぐれもこのような事例とならぬよう、出発前に必ず
1)ビザ申請書類(茶色の封筒)
2)レントゲン写真


以上の2種類は手荷物に入れて持参して下さい。
これはあくまでも個人のビザ取得記であり、ビザ取得をマニュアル化している訳ではありません。
予めご了承ください。


上記は2008年5月8日現在

ビザに関しては、常に最新の情報を専門機関より入手することをお勧め致します。
情報が不適切であったことにより生じたいかなる損害に関しても、管理人は責任を負わないこととさせていただきます。全て自己責任で行って下さい。

なお、すべての記事の無断転用・複写を一切禁じます。


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