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番外編4 「連れ去られたミルキー」P50-P56


番外編4 「連れ去られたミルキー」P57-P63


番外編4 「連れ去られたミルキー」P64-P70


番外編4 「連れ去られたミルキー」おまけ


小話  屋台その2  VOL.141


小話  屋台その2  VOL.148


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小話  屋台その2  VOL.162


小話  屋台その2  VOL.169


特別編 『アリスの大豪邸』 


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.10


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.20


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特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.40


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『アリスの大豪邸』第3部 ACT.120


『アリスの大豪邸』第3部 ACT.130


『アリスの大豪邸』第4部 ACT.136


『アリスの大豪邸』第4部 ACT.140


Profile

ブルーアイ.

ブルーアイ.

2005.02.20
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 ……小説を読み疲れて、アリスはいつの間にか机の上で寝てしまいました。

 そして、夜中に目が覚めました。
長い髪の毛をひょいと手で後に回してから、顔を上げ、周りを見回しました。

 部屋の中は真っ暗でした。
電気を点けようと机の蛍光灯のスイッチを入れましたが点きません。

「あれ?」

 窓から漏れる月明りを頼りに、1階に降りました。
そしてリビングに行って見ましたが、誰もいません。
次に両親の部屋と寝室に行って見ましたが、両親の姿はありません。



 今度は台所に行きました。テーブルの上に目立つようにウサギのぬいぐるみが置かれ、その下に置手紙がはさんでありました。






「親戚の方が交通事故を起こしたので、これから病院に行きます。
アリスは家でお留守番をしていてください。食事は冷蔵庫にあるものを食べてください。

                                           パパとママより」





 アリスはため息をつきました。ちょっとだけ悲しくなりました。


「でも明日になれば、きっとパパとママが帰ってくるわ」と自分に言い聞かせました。
そしてキッチンの電灯のスイッチを入れてみましたが、やはり点きません。


 その時です。天井から物音がしました。

 ゴト、ゴト、ゴト、ゴト、ゴト、ゴト……!



 ゴト、ゴト、ゴト、ゴト、ゴト、ゴト……!

 「何の音かしら?」

 何か小鳥のような小さい生き物が小走りするような音です。シャム猫のミーシャが帰って来てアリスの事を探しているのでしょうか?
……いいえ、ミーシャは亡くなりました。

 じっと耳をそばだてて聞いていましたが、どうもミーシャの足音とは違います。


急に雷が鳴り、窓から雷の黄色い光が入ってきました。
もしかして、停電の原因は”雷”のせいなのでしょうか?こんな大きな雷はいままで見た事がありません。外に出るのも怖いです。

ドゴーーーーーン!!ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!

 すごい音がしました。

雷鳴が止むと、しばらく間を置いてから、また

 ゴト、ゴト、ゴト、ゴト、ゴト、ゴト……!

と音がするのです。



 雷は怖いけど、2階の何か得体の知れない音も怖い。
でも怖がってばかりでは事態は進展しません。

 アリスは決心しました。
思い切って2階の様子を見に行く事にしました。
音を立てないようにゆっくりと階段を登ります。
幸い、アリスの履いていたやわらかくて分厚い白い靴下が音を立てないようにしてくれました。

「(あの音は、いったい何かしら?……)」

 ゴト、ゴト、ゴト、ゴト、ゴト、ゴト……!

 アリスは2階の階段の踊り場に顔だけひょこっと出して、そこから自分の部屋の中を覗きました。
室内は薄暗く、もう一度雷が光ってくれないと物の形さえはっきりとわかりません。

 低い位置から、真っ暗な部屋を見上げるというのも恐ろしいものです。
まだこの家に慣れていないのでよけい恐ろしく感じました。 

 ……しかし、
 何も見えません。
 雷も光りません。

 ……怖くて怖くてたまりませんが、勇気を出して、さっきより身を乗り出して覗きました。
ですが、やはり何も見えません。
そういえば、あの音もしなくなりました。





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Last updated  2005.12.06 04:48:01
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