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番外編4 「連れ去られたミルキー」P50-P56


番外編4 「連れ去られたミルキー」P57-P63


番外編4 「連れ去られたミルキー」P64-P70


番外編4 「連れ去られたミルキー」おまけ


小話  屋台その2  VOL.141


小話  屋台その2  VOL.148


小話  屋台その2  VOL.155


小話  屋台その2  VOL.162


小話  屋台その2  VOL.169


特別編 『アリスの大豪邸』 


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.10


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.20


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.30


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.40


『アリスの大豪邸』 第2部 ACT.42


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『アリスの大豪邸』第3部 ACT.120


『アリスの大豪邸』第3部 ACT.130


『アリスの大豪邸』第4部 ACT.136


『アリスの大豪邸』第4部 ACT.140


Profile

ブルーアイ.

ブルーアイ.

2005.03.06
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 夕日で空が美しいオレンジ色に染まった頃、はぁはぁと息を切らせながら山を登って来る2人と1匹の姿がありました。

 ロープで縛られたかわいそうなウサギさんを先頭に、アリスとニセアリスは”ぽっかり山”を登って行きました。
ウサギさんから伸びたロープの先はしっかりとニセアリスの手に握られていました。

ウサギ「グスッ、グスッ!オイラこの世でもっとも不幸なウサギだ…………」
そう言いながら山の中を歩いて行きました。



 ウサギさんはニセアリスに無理矢理”道案内”をさせらているのでした。
ウサギさんは歩きがら、後を振り返らずにニセアリスに言いました。
ウサギ「そろそろ、僕を解放してくれてもいいんじゃないですか?」
ニセアリス「ワタシラの出場妨害をした実行犯の一味め……」

ニセアリス「じゃあ、なんでワタシラの姿を見て”逃げた”?!」
ウサギ「ビクッ!それはそのう……」


 その時、どこからか話声が聞こえました。木々の生い茂った葉の隙間から向こう側がうっすらと透けて見え、誰かと誰かが話してしているのが見えました。

ニセアリス「伏せろ!」
と言って、ウサギさんの頭を無理やり地面に押し付けます。
ウサギ「もごもご……」
かわいそうなウサギさん……。

アリスは「どうしたの?」と言って身をかがめます。

ニセアリス「ヤツラだ!
いたぜ!見つかるとヤバイ!大会に出場する前に追い返されるかも?!」


アリス「じゃ、どうするの?」




 ニセアリスは考え込みましたが、やがて少し離れた大きな岩の岩影にアリスを誘導しました。
ウサギさんのロープは持ったままです。
ウサギさんは仕方なく、その場に腰をおろし、2人が帰って来るのを待ちました。






 ……が、いっこうに帰って来ません。



 ゴン!

 するとどうでしょう?
石は上手い具合に割れて、鋭利な刃物の形になりました。
それを取って、ギザギザになった部分で、足に結ばれたロープをゴリゴリと切り始めました。




 ゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリ……。




 ウサギさんは必死にロープを切ろうとしています。




 ゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリ……。




 不意にウサギさんは誰かに肩を触れられました。
ビック!

 振り向くと、すぐ後にピンク色の毛並みのかわいいウサギさんが立っているではありせんか?
ウサギ「ゴクッ!」
どうやら、メスウサギのようです。
それもたぶん”若い女の子”のようです。

メスウサギ「なにしてるの?」かわいい声です。
ウサギ「いえ、この辺の山々の美しさに見せられて、思い巡らせながら、辺りを探索していた所です。」
メスウサギ「ふーーーん、そうなの?」
ウサギ「ところでシェークスピアはお好きですか?」
とウサギさんはナンパを始めました。

メスウサギはウサギさんの足元を見てから、
メスウサギ「で、……これは何?」と言って、割れた石コロと半分切られたロープを持ち上げました。
ウサギ「そっ、それは…………」
メスウサギ「何?…………」
ウサギ「ピクッ!」
メスウサギ「きさま!逃げようとしたな!!!!!」
急に恐ろしい表情とドスの効いた声に変わるメスウサギ。
これってどこかで……?

 ウサギさんはそのメスウサギに押し倒されました。地面に頭が着くと、目の前の景色が天地逆さまに見えました。
そして向こう側にもう一匹メスウサギが立っているのを見つけました。
そのメスウサギはさっきアリスが持っていた物と同じスティックを持っていました。




 ウサギ「がーーーーーーーーーん!!」




 その瞬間、全てが理解出来てしまったウサギさんでした。






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Last updated  2005.12.06 04:57:06
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