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2006/06/09
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カテゴリ: ◇読-ドクカン-

パロへの長い道


ハヤカワ文庫

著者:栗本薫
出版社:早川書房
サイズ:文庫/308p
発行年月:2006年06月
ISBN:4150308519
本体価格 540円 (税込 567 円)


ご注意:
この日記には、上記の本の内容が一部記載されています。未読の方、ストーリー・結末などをお知りになりたくない方は、お読みにならないコトをお勧めします。


グインの過去を知る生命体が中原にいる時点で、興醒め。
中原にきてからの記憶が戻れば、グインの「俺は誰なのだ」も復活するだろう。
その時、「伯爵に聞けばいい」で終わってしまう。
108冊をかけてきた「グインの自分探し」の回答が、得られるコトが分かってしまったのだ。

もちろん、記憶が戻った時に、その間のコトは曖昧になった、とかして、物語的には、触れなくなるのだろう。
だが、読者にとって、どうすれば「グインが己を知る」のが可能となるのだろう、に対するドキドキ感は、もうない。

自分の作品へのメモリアルで、現作品を潰しては、仕方ないだろう。
また、そういう行為をやってしまうあたりが、出版社も編集も口が出せない大先生だからだろう。


・次回作期待度:○

この本のお供に、 Balalaika(バラライカ)





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最終更新日  2006/06/13 05:11:14 PM
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