メタボ&ダイエット研究所リーンバルク実験室

プロフィール

まみ夜

メタボをダイエット3ｹ月-15kgで治すも摂食障害を拗らせプロテインとサプリ頼みの自称オボ･ラクト･ベジタリアンな毒舌高機能社会不適合者｡ワークアウトはコナミスポーツクラブで週6日｡専門は分子生物学(ゲノムプロジェクト貢献)

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2007/01/17

◇センチメンタル・ヴォイス

テーマ：今日どんな本をよみましたか?(100352)

カテゴリ： ◇読-ドクカン-

鋼殻のレギオス3
富士見ファンタジア文庫

著者：雨木シュウスケ
出版社：富士見書房
サイズ：文庫
ページ数： 283p
発行年月： 2006年07月
ISBN:4829118466
本体価格 580円 (税込 609 円)

ご注意：
この日記には、上記の本の内容が一部記載されています。未読の方、ストーリー・結末などをお知りになりたくない方は、お読みにならないコトをお勧めします。

鋼殻のレギオス、サイレント・トークに続く、第三弾。

主人公の強さが浮きすぎないように、対抗試合などの戦闘シーンを地味にしたのだが、それではあまりに盛り上がらないので、グレンダンでの戦いを派手にしている。
その結果、天剣使いの強さが際立ってしまって、より主人公を浮かせてしまった。
今後、バランスを取るために、外部からの転校生を入れたりして、力のインフレにしないで欲しいモノだ。

物語としては、関連のない二つの話が同居している分、薄い。
しかも、汚染獣をナンデモアリにしてしまっては、予想する楽しみはない。
こういう方法で設定を公開すると、後付けにしか思えず、そうやって辻褄合わせをする物語だと感じると、伏線などを楽しめなくなって、読者のテンションが落ちる。

世界の成り立ちにツッコムのか、その上だけで踊るのか、ハッキリさせてくれないと落ち着かない。

・本作品面白度：○
・次回作期待度：◎