メタボ&ダイエット研究所リーンバルク実験室

プロフィール

まみ夜

メタボをダイエット3ｹ月-15kgで治すも摂食障害を拗らせプロテインとサプリ頼みの自称オボ･ラクト･ベジタリアンな毒舌高機能社会不適合者｡ワークアウトはコナミスポーツクラブで週6日｡専門は分子生物学(ゲノムプロジェクト貢献)

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10-12月の増量方針
8-9月の増量方針
2020/06月（および04-05の3ｹ月間）の減量期の結果（新型コロナウィルス禍中）
超回復理論を信じていては筋肥大しない
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2007/01/31

◇スプライトシュピーゲル（1）

テーマ：今日どんな本をよみましたか?(100352)

カテゴリ： ◇読-ドクカン-

Butterfly ＆ dragonfly ＆ honeybee

富士見ファンタジア文庫
著者：冲方丁
出版社：富士見書房
サイズ：文庫
ページ数： 318p
発行年月： 2007年02月
ISBN:9784829118979
本体価格 560円 (税込 588 円)

ご注意：
この日記には、上記の本の内容が一部記載されています。未読の方、ストーリー・結末などをお知りになりたくない方は、お読みにならないコトをお勧めします。

まず、/+=の記号に驚く。
そして、そのスゴサに圧倒される。

小説というメディアが、映像に負けている、短時間での情報量の少なさ。
これを、見事にカバーしている。
だから、スピード感がスゴイ、物語が早い。

とはいえ、勢いだけではない。
超少子化、テロの横行、近未来という世界観とその矛盾で、骨太な物語が展開されている。
しかも、主要な登場人物の内面を掘り返す物語も描かれていて、感情移入がしやすい。

シュピーゲル・プロジェクトとして、同じ世界で別の登場人物たちを描いたオイレンシュピーゲル（1）も同時発売されている。
こちらも、楽しみだ。

・本作品面白度：◎
・次回作期待度：◎