素盞嗚(スサノオ)の日本古代史

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Dec 20, 2005
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テーマ: 日本の歴史(1093)
カテゴリ: 古代史レポート
昨日から滋賀にきてます。

すんごい雪でしたね。

名神高速や国道もビッチリ渋滞・・・・・

夜は忘年会だったんだけど、

この雪と渋滞で、参加は予定の半分でした。

でも昨日は風太氏と一緒だったんで、

結局ホテルの部屋でも呑んで、

やーっぱり二日酔いッス。


んで、邪馬壹国の続きです。








2.「水行十日・陸行一月」は帯方郡から邪馬壹国までの総日程である。

これを踏まえて実際の行程記事を検証していきます。


まずはじめは帯方郡から狗邪韓国まで。

郡より倭に至るには、海岸に循って水行し、

韓国を歴て、乍は南し、乍は東し、

その北岸狗邪韓国に到る七千余里。


帯方郡は今のソウル付近、狗邪韓国は朝鮮半島の南東端です。

この行程はどのように移動しようが、朝鮮半島内のことなので、

あんまり重要視されていなかったんです。

定説では、朝鮮半島の西海岸を海路で南下し、

半島の南西端まで来ると、航路を半島の南岸に沿って東へ進めた。

そう解釈しています。

要するに、朝鮮半島の東海岸と南海岸に沿って、

「L型」に移動したというんです。

「海路L型行路」



このような解釈は、倭人伝の

「海岸に循(そ)って水行し」という文と、

後世の遣唐使の航路からイメージしていると考えられます。

しかしこの解釈、あまりにも安易過ぎると思いませんか?

まず帯方郡から海岸に沿って水行した行き先は、



おそらく、帯方郡と韓国の国境付近(韓国北西端)

に着いたとおもわれますね。

で、ここから「乍(あるい)は南し、乍は東し」とある。

これは南に行ったり東に行ったり、小刻みに動くという意味です。

海路をとった場合、このような表現になるでしょうか?

海路を南に行ったり東に行ったりするでしょうか?

考えられないですよね。

南と東を行ったり来りする訳ですから、「L型行路」にはならない。

この「乍は南し、乍は東し」は、

陸路を南東に進む場合の表現としか考えられないと思います。

魏使は帯方郡を海路韓国にむかい、

そこから陸路、朝鮮半島を斜めに縦断するように移動して、

狗邪韓国に着いた。

このように読むべきだと思います。

しかし、ここでひとつ疑問が湧いてきます。

多くの下賜品を持って遠方に移動する際、

道路事情が悪い陸路を行くより、

海路の移動のほうがはるかに楽なはずなんです。

しかも最初は海路で韓国まできてるんですから、尚更ですよね。

ではなぜわざわざ効率の悪い陸路をとったか・・・・

こいつが悩ましかったんです。

実はここで悩んでいた時に、

「水行十日・陸行一月」が総行程だった、

ということに気が付いたんです。

対馬、壱岐、九州北岸は当然陸路なんですが、

これに韓国内が陸路となると、

「陸行一月」がリアルになるんです。

この発見で俄然勇気が湧いてきました!

しかしなぜ魏使は韓国内を陸路にしたんだろうか?

・・・・・・

迷った時は原点に戻れ!

倭人伝を何度の読み返して見ました。

・・・・・・



みーつけた!


卑弥呼が使者「難升米」を魏に遣わした際、

魏王から詔書をもらってるんですが、

その文面が倭人伝に書かれてます。

そこには、

「たくさんのお土産を下賜品としてあげるから、

 みーんなに見せびらかしてね」

そう書いてます。

確かに驚くほどの量の下賜品です。

魏は自国の下賜品のすごさを倭国内だけでなく、

韓国内にも知らしめるために、

わざわざ効率の悪い陸路を取ったんです。

なるほど、見栄っ張りの中国人らしい行動だと思いませんか。

ある意味でどうでもいいと思われていた朝鮮半島内行路を考察することで、

思わぬ副産物が見つかった訳です。

「水行十日・陸行一月」は総行程だったと。

これは大きかった・・・

それと、行路とは関係ないんだけど、

「その北岸狗邪韓国に到る」の

「その北岸」とはどういう意味でしょうか?

次回はこの問題も含めて書いていきます。



おっと、8時だ。

風太氏と朝飯喰ってきまーす♪

SEE YOU NEXT TIME





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Last updated  Dec 20, 2005 07:57:09 AM
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