僕のお気に入り

僕のお気に入り

風祭東2008.6.14東京公演


2008.6.14東京・下北沢440

1.count down to ecstasy
2.サイク
3.海を見てただけ
4.灰色の夏
5.去年よりも君が好きさ
6.出会いのために
7.ミッドナイト・トレイン
8.地球はメリーゴーラウンド
9.海辺にて
10.大事な場面
11.I miss you
12.snow white
13.ハッピーバースディ・ディア・アズマ
14.HI! HI! HI!
15.Don't Worryだよ
16.地球に落ちた種(未発表曲)
17.Sailing Away
18.'66-あの頃の僕たちは
EC
19.ロックンロール天国
20.ヒッピー・ヒッピー・シェイク
EC
21.ディス・ボーイ
22.愛はタイムマシーン
EC
23.サラ(未発表曲)

僕にとっては1992年のオールウェイズのライブ以来、16年振りとなる風祭東のフルライブです。
去年の姫野さんの東京ソロ公演のゲストとして登場して15年振りに歌声は聴けましたが、その時の変わらぬ歌声に”もっと聴きたい”と切実に思ったものでした。
それがようやくかないました。

1992年の5月のライブだったのでその年の秋に出た、僕が個人的にオールウェイズの最高傑作だと思ってる「GENE」の曲を実はライブでほとんど聴けていなかったのです。
その後出た変則ミニアルバム「PRESSED FLOWERS」も新曲は粒ぞろいでしたから、これらの楽曲を聞き込み、年月が経つほどに”ライブで聴きたい”という欲求が高まっていきました。
去年の姫野さんのソロ公演で、その半分は果たせた格好になりました。
今回は、残りの半分というわけです。

一時は20キロも増加していたという体重も、ダイエットに成功し、全盛時とほとんど変わらぬ姿で登場しました。
45歳とは思えない、若々しさ!
ちょっとアルフィーの坂崎さん入ってましたけど(笑)。

このライブ、実は看板に偽りありで(笑)、”アコースティック・ソロ・ライブ”というタイトルだったのに実際はフルバンドスタイルでした。
もちろん、そっちのほうが断然良かったのは言うまでもありません!
バンドメンバーは東さんの古くからの友人やその友人の紹介といった非常にフレンドリーなメンツだったので、思った以上にバンドっぽい演奏が堪能できました。
ついでに書くとドラムの吉橋さんは、鈴木康博さんのバックもやってる人で相当なスゴ腕ドラマーで、上田さんの難しいフレーズも難なくこなしていました。

東さんは基本はエレキギター、セミアコでしたが、数曲でキーボードを弾きながら歌いまして、これがかなり上手いのにビックリしました。
オールウェイズ時代は当然ずっとベースですから、いつから弾けるようになったのかも不明ですが、驚きです。
また、長丁場のライブなのにもかかわらず、ミスがまったくといっていいほどありませんでした。
意外と小田さんやYASSさんでもミスが目についたりしますから、これは賞賛されるべきでしょう(声がきつそうな場面は時々ありましたが)。

前半はトークをはさみながら淡々と進んでいきましたが、初めて聴く「海が見てただけ」「去年よりも君が好きさ」「出会いのために」「大事な場面」「SNOW WHITE」は思い入れが強い分、とても素晴らしかったです。
以前の馴染み曲でも、何せ16年振りですから、すべてが新鮮です。
特に「灰色の夏」は東さんのキーボード演奏の衝撃もあって特によかったです。

「地球はメリーゴーラウンド」、ガロのトミーさんにかわいがってもらっていたそうです。
トミーさんといえば、その昔、売れない時代のオフコースの小田さんと親友同士だったという人です。
こんなところで接点があって、ちょっと嬉しくなりました。

後半は「HI! HI! HI!」からノリのいい曲が並び、大いに盛り上がりました。
「地球に落ちた種」これは2001年頃にリリース予定だったソロアルバムのタイトル曲になるはずだった曲で、去年のピカデリーサーカスのライブでも聴けた曲です。
ビートルズの「アイム・ザ・ウォルラス」を彷彿とさせる大曲で、今回も迫力たっぷりでした。
最後はまず「Sailing Away」、これが東作品で僕がもっとも好きな曲です。
ようやく聴けました。
そして「'66-あの頃の僕たちは」、詞が上田さんなので、上田さんもソロライブで歌ってる曲です。
東さんのヴォーカルを生で聴くのはこれが初めてです。
やっぱり、東さんの方がちょっといいかな?

最初のアンコールはロックンロール大会で盛り上がりましたが、2回目のアンコールでサプライズが!

実は僕が座ってた席の横にそこからは見えないようになってるVIP席があって誰が居るのかなと、漠然と思っていましたが、そこから登場してきたのはなんと杉真理さんと松尾清憲さんのピカデリー総帥コンビ!
強力なサプライズゲストでしたね。
まずは3人でビートルズの「ディス・ボーイ」を3声できれいにきめてくれました。
そして名曲「愛はタイムマシーン」、いい曲ですね。

最後のアンコールでは未発表曲の「サラ」というバラードをしっとりと聴かせてくれました。
こういうのを聴かされると早くソロアルバムも聴いてみたいという気にさせられてしまいます。
どうにかならないのかな?

あっという間に素晴らしい夜は終わってしまいました。
これからは定期的にソロライブを行っていくとの事で、とてもうれしい事です。
早くも10月4日に同所でのライブが決定したとの事。
次回も東京ではあるけれど、無理してでも行きたいです。

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