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2010.12.03

今日の帰りの山手線は最悪でした。

遅れ気味だなあと思いながら待っていると、ようやく到着したのですが、朝のような満員電車です。
なんとか乗りこみ恵比寿に着いたのですが、発車したと思ったら急停車です。
「線路上の異常を感知したため緊急停止しました」とかなんとかいってしばらく停車しました。
「点検していますのでしばらくお待ちください」といいながら、何が原因なのか判明せずに１０分以上経過します。
金曜の終電間際ということで、酔っ払いも多く、気分が悪くなる人もいたのか、１０分以上電車の中に閉じ込められると、なんとかして電車から出ようとする人がではじめます。
そうしてドアの開閉ボタンを押して、ドアを開けてしまいます。

けれども恵比寿、目黒駅には「ホームドア」がついています。

参考.
山手線ホームドア　この夏、恵比寿と目黒に導入

ホームドア.png

山手線への可動式ホーム柵の導入について

そして、電車が停車位置から少しずれている場合はホームドアと電車のドアの位置がずれてしまうため、基本的にはホームドアは開けてもらえません。

ホームドアがなければ、長時間停車した場合は電車が停車位置から多少ずれていようがホームの中に納まっていれば、車掌がドアを開けて、なんとか対応できるのですが、ホームドアがあるせいでそうはいきません。

乗客の中にはホームドアのことには考えがおよばず、とにかくドアをあけて外に出ようと考える人が結構多いようなのですが、ホームドアがあるので結局外にでることができません。

そしていったんドアが開いてしまうと、駅員がドアを閉めて、さらにその点検をし、さらに遅れたせいで待ちきれない他の車両の人が別のドアを開けようとするという悪循環に突入します。
またどうやらホームドアを駅にいる人がさわってしまうと、それも警告となって電車が発車できなくなるようです。

最悪です。

結局、ぎゅうぎゅうづめの満員電車に40分以上閉じ込められて、ようやく出発しました。

それからもほとんどの駅で乗り切れない人が大量に発生し、電車は遅れる一方です。
恵比寿以外ではホームドアがないせいか、遅れといっても数分ですが、結局乗換駅には１時間以上遅れて到着です。

新宿駅ではホームに人があふれて、電車からおりることもできなくなるほどの状態です。

ということで終電もなくなり、結局１時間30分以上歩いてしまいました。

カーブ・段差があって危険な、渋谷や代々木といった駅を改修したほうがよっぽどよいように感じるのですが、誰がこんなことを決めたのでしょう。

うーむ。

６扉車も乗り降りしやすくて好きだったのですが、ホームドアのおかげで減る一方です。

この忘年会シーズン、毎週末、山手線に乗るのはちょっと危険です。