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2011.02.22

WD20EARSが壊れた

カテゴリ： HDD

手元にはNASに組み込んだもの以外にもWD20EARSがあります。

これも他と同じように

・H67内蔵SATA3インターフェース
・PCI Express x1 SATA3インターフェース
・USB3接続

のそれぞれのベンチマークを測定しようとしていたのですが…

内蔵SATA3接続

PCI Express x1 SATA3接続

USB3.0接続

リードの速度は問題なさそうなのですが、ライトの速度がなんかおかしいです。
しかもどんどん悪化しているような感じがします。

また低温で問題がおきてしまったのかと思い、 CrystalDiskInfo

温度は20℃を超えているので良いように見えたのですが、赤く「異常」と表示されています。

リードエラーレートの項目が赤いです。

代替処理済みのセクタ数
代替処理保留中のセクタ数
回復不可能セクタ数

の３項目は黄色です。

どうやらうまくアクセスできなくなりはじめたようです。

中には大事なデータは入っていないので、いろいろ接続しなおしたり、電源を入れなおしたりしたのですが、良くなる雰囲気はありません。
しょうがないのであきらめて翌日再挑戦しようと思っていたのですが…

翌日再度ためしたところ、SMART情報が取得できませんといったエラーが発生です。
認識さえできなくなりました。

この間 10℃以下の寒い部屋で、2TB近いデータのバックアップに使ったのが悪かったのか、何がいけなかったのか…
そういえばバックアップ中にライトエラーが１回出てしまった記憶があります。
普通2TBのディスクをめいっぱい使い切るなんてあまりしないからなあ…

SMART情報で異常が検出された後も、リードだけならできていたようなので、必要なデータが入っている場合は、すぐにバックアップをとったほうが良いようです。

とりあえず、１台壊れました。

HDDを使う際の注意

(1) 寒い部屋では使わない
(2) SMART情報で問題があるようなら、電源を入り切りする回数は最低限にして、
　　すぐにデータのバックアップをとる。またWriteは絶対しない
(3) できれば買った直後にディスク全体に書き込みテストを行う