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2025.10.21
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カテゴリ: Android
普段自宅でAndroidのゲームをする場合、Android端末をPCとUSB接続して、scrcpy を使って操作しています。

画面が大きくなって見やすく、タップミスをすることも少なく、画面キャプチャ、キャプチャ画像の加工も簡単です。

一方、使用しているAndroid端末や接続しているPCによっては、操作してから表示が更新されるまでの遅延が大きくなって、操作しづらいケースもあります。

そういう場合は scrcpy のパラメータを変更して実行すると改善する場合があります。


☆表示フレームレート

表示フレームレートは--max-fps パラメータで変更可能です。

scrcpyへの実行パスがとおった環境であれば、コマンドラインで

scrcpy.exe --max-fps=15

のように実行すると 最大フレームレートを15に変更して実行することができます。





max-fps のパラメータを 60/30/15/10/5 のようにいろいろ変更しながら、scrcpyを複数起動して、変更前のデフォルトで起動した、scrcpy と、パラメータを変更した scrcpy の画面を並べて、操作すると、パラメータの影響がわかりやすいです。

自分の環境だと、パラメータなしで実行したほうが1秒近く遅れて画面が更新されています。
こんなに遅れてしまうと、画面の操作ミスがしょっちゅうおきてしまっていましたが、パラメータを変更した後は(画面の更新間隔が長くなってパラパラアニメ感はでてしまいますが)操作ミスがなくなって快適です。


☆他の遅延要因

・Wifi接続
ADB接続は USB接続の他に Wifi接続も可能です。
Wifi接続ではPCと直接ケーブルで接続する必要がなくなって、便利なのですが、どうしても遅延が大きくなります。

遅延の原因を調べる際は、 Wifi接続・USB接続を切り替えて試すのも解析の役に立ちます。

・画面解像度
scrcpyでは画面データを圧縮してPCに転送しているので、画面解像度が大きいほど遅延が多くなりやすいです。
画面解像度を 1/2 に変更してためしてどうなるか試すのも効果があります。

Android端末で画面レイアウトがおかしいゲームを遊ぶ方法 」に書いてあるように、ADB接続しているPCから

adb shell wm size XXX

で変更します。


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☆その他のパラメータ

・help
scrcpy --help

・フレームレートの確認
scrcpy --print-fps

→静止画の画面だと 0 fps と表示される

・バッファサイズ
scrcpy --video-buffer=nn (50)

・ビットレート
scrcpy --video-bit-rate=xx (40M)


※例
scrcpy --print-fps --video-buffer=2 --video-bit-rate=1M --max-fps=30







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最終更新日  2025.10.22 16:17:06
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