ハラハラ日記

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一段階7



またまた6日ぶりの教習。

「前回の教官に何か言われたことある?」

えーと・・・「もっとマメに教習予約入れてくれないと・・・って。せっかくできるようになっても忘れちゃうからって・・前回の復習からやってると時間が足りないって」


「そーなんですよ。われわれでも一週間乗らないと下手になるんですよ。」

「S字とかどうでした??」


「S字も8の字もクランクも前々回からやって・・何かにこすったとか、ぶつかったとか、足がついたとか、なにもないんですけど・・・」
「でも、なんで自分ができちゃったのかわからないんですー。」
「こっちだよーーーこっちこっちーー」って言われてその通りにやってできただけで、一人でやれって言われたら・・・たぶん無理です。



「なるほど~。ん~、じゃあ今日もS字からやりましょう。坂道は上手みたいだね!」と教官。


S字8の字・・・今度は一人で・・・しかーし、いきなり怖い!
ホントなんでこの前できたんだろう????
え?なんでぇ・・・?今日はフラフラ。

「速度が足りなーい。そのままだと倒れるよーー」

しかしリャリンコ感覚の私はヨロヨロと通り抜ける(笑)

次やったときは足が出てしまった。
「速度が足りなーい」


クランクではついに転倒。

うわーーーー!やっちまったーーー初転倒@-@

うわーーえっと、まずバイク起こさなきゃ・・・
教官じーっとみてます。センタースタンドが立てられないんだからね~。バイク起こすの無理だろう・・・って、こっちに近寄ってきたときに

私、自分でバイク起こしました。ふりゃーーー!130キロ持ち上げたぞ。この日のために毎晩腕立てしてたのだ。

それにしても・・・あーあ・・・だよ。壊れてはないけどガソリンが漏れてる・・・あーあ。

顔面蒼白だったんでしょう。教官が励ましてくれます。

「ここの植え込み見て。」
枝がボキボキおれて、そのあたりだけボウズです。
「ね、みんなここでこけるんです。ママンさんだけじゃないんですよ。」


「でもーーーホントすみません。何度も同じこと(目線を先に)言わせちゃって。自分でもなんで素直にやらないんだ?!って思います。」
「自分でも“さっきも教えましたよね!?”って思います・・ホントすいません。耳で聞いて頭でわかっているのに、その通りやればいいだけなのに」


教官「だから、みんなそうなんですよっ。わかっているのにできない。だから練習するんです」


「ハイ!」エンジンかけて乗車し「よしっ!」と声出して仕切り直し。




なんで転倒したのか、なんで前回はうまくいったのか、急にわかった!

「怖い、怖い、ここにぶつかったらやだー」って“そこ”を見ちゃうからブレる。

前回は教官の頭や声の方向に視線を向けていたから成功したんだ。


よし、わかった!

クランク通り抜けるとき「シカト」「シカト」「シカト」「無視」「無視」「見ない!」と決めて、やってみたら成功!!

次も成功!

教官「そうそうそんな感じ。じゃ、一本橋いきましょう」

はーーい^~^


停止線で一時停止してから平均台に上る。
半クラッチで上ってから視線は中央へ。中央からはゴールを見る。

ヨロヨロヨロ~~。ドスン。落ちた~~~。


「視線の持っていきかたいい感じです。カーブと違って体でバランスとろうとすると落ちます。」

また落ちたーー。


「だから体重でバランスとってもムダです(笑)これはね~、ハンドル操作でやるといいよ。イメージとしては自転車かな~。」


おお!自転車!!それなら得意だわ~~。


再チャレンジからは「これは自転車、これは自転車、ハンドルヨロヨロ右に左に~」とブツブツ言いながらやったら成功しましたーーー!

7回やって成功4回(笑)

タイムはちゃんとキープできてました。


そこで教習終了時間。
車庫に戻ると教官が「うーーーーーーん。ギリギリ・・・かな?」


「えーーー?うそ??転倒したのに?うわーーーありがとうございます!」

めでたくハンコ頂きました。


「無駄な転倒はないから(笑)」

確かに・・・あれから、何が悪くて何がいいのかがスッキリわかった。

ただ・・・やっぱり転倒したくないです(笑)



次はAT教習です!



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