2005年07月07日
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テーマ: お勧めの本(7900)
カテゴリ: 7.運について
「神霊界」(著者 深見東州)より

怨念霊は、決して尻尾を出すようなことはしない。



普段は陰に隠れていて、ここぞという時になってパッと現れて一発で

仕留める。これが、最も恐ろしい怨念霊の手口なのである。

…除霊の時もジッと陰に隠れていて、たくみに逃れようとする。

以前、まだ二十歳にもならない若いお嬢さんが除霊を受けに来た事が

あった。いかにも若々しい、明るい元気なお嬢さんである。霊的にも

軽く、家の因縁もたいして深くなさそうに見えた。

…だが、いたのである。凶悪な霊がいたのである。隅のほうで小さく

なっていたため、あやうく見逃すところだったが、もの凄い怨念を



見たところおとなしそうなので、たいした怨念霊とは思えない。だが、

時々作り笑いのポーカーフェイスをしたりするうちにも邪悪な念がビン

ビン伝わってくる。
…私は気づかないふりをした。そして、他の憑依霊

を次々と救済し、「さあ、除霊は終わりましたよ」と彼女に告げ、たち

あがろうとした。と、そのときである。それまで 隅のほうで小さくなって

いたその邪悪な武士の霊が、サッと彼女の背後に回ったのである。


私はこの瞬間を待っていたのだ。…

「見破ったぞ!」…

「もう見破られたのだから観念しなさい。あなたが、この娘を呪って

いるのは、わかっているのです」



このようにして、この凶悪な霊を救済除霊をしたのであるが、彼が

語ったところによれば、 半年後に命運が少し弱くなり、守護霊の気力も

少し弱まるので、そのとき、交通事故で殺すつもりであった
という。



[解説]

深見先生の本に出会ってから10年くらいになるでしょうか…


久しぶりに手に取ってみると、心を引き付けるページが多いのです。



だから仕方ないのでしょうが…霊の特徴が良く分るのです。

私達凡人では、分らない瞬間を見つめておられる事が分ります。

怨念霊の殺人計画は巧妙としか言いようがありません…


このような霊を見抜くためにはどうしたらよいのか?

何よりも無私無欲、虚心坦懐が必要 と説きます。



のだから、自分が除霊するのではなく、神様が自分を遣って除霊

されるのだという境地が必要、だから我を無くする事と説きます。

また 神に対する信仰心と大いなる愛念パワー、明鏡止水の如き

境地が必要
とも。


様々な宗教が様々な教えを説き、それぞれの信者が日本には存在する

のでしょうが、それぞれの微妙な動きに敏感であらせられ、憑依霊を

見つめるように事細かに分析されるので面白いと感じます。

複雑に入り組んだ現代宗教社会の深層を敏感に分析される文章は、

現実的で分りやすいとも思えるのです。

この除霊シーンを読むと、武士と武士が真剣勝負で戦う場面を想像して

しまいます。






深見東州の古本

[乱筆乱文、誤字脱字お許し下さい]



(C) SUCCESS


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最終更新日  2006年01月25日 10時45分54秒


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