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alex99 @ Re:塩野七生『ギリシア人の物語』(46/52)(12/18) 塩野さんの文章が簡潔なのは ラテン語から…
Julia3835 @ Re[1]:塩野七生『ギリシア人の物語』(46/52)(12/18) alex99さん >明けましてお目出度う御座い…
alex99 @ Re:塩野七生『ギリシア人の物語』(46/52)(12/18) 明けましてお目出度う御座います 本年もよ…
Julia3835 @ Re[1]:中川毅『時を刻む湖』(41/52)(12/02) alex99さん、コメントありがとうございま…
alex99 @ Re:中川毅『時を刻む湖』(41/52)(12/02) ダーウィンが神を殺したと思います それだ…
2018.07.19
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カテゴリ: 読書
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産が
めでたく世界文化遺産に登録されたのは記憶に新しいところです。

キリシタン信仰というと、弾圧を受けても信仰を捨てなかった人々の姿を想像し
例えば遠藤周作の『沈黙』の司祭ような苦悩する印象を与えます。
(もっと古いところでは、ローマ皇帝ネロによる弾圧と虐殺なども。)

でも、この本はちょっと違っています。

そもそも、当時の信者はキリスト教を本当に理解して
自分たちの信じていた神や仏を捨ててまでキリスト教を信じたのか。
著者の30年以上のフィールドワークから導き出された結論は

詳しくは、本書でお楽しみください。

潜伏キリシタンとは、きわめて日本的な現象だと思います。
そして、宗教が人を救うためのものであるならば
このようにして生き残ってきた潜伏キリシタンの人々の思いは
世界文化遺産に登録される価値のあるものだと思うのです。

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目次

第一章 夢とロマンのキリシタン史
第二章 キリシタンに改宗するとは 
第三章 改宗後のキリシタン信仰の姿
第四章 潜伏時代のキリシタン信仰
第五章 創作された二つの奇跡 -バスチャン伝承と信徒発見の新解釈ー
第六章 再生した復活キリシタン
第七章 潜伏キリシタンからカクレキリシタンへ
第八章 カクレキリシタンの神とは
第九章 復活キリシタン教会とその信仰
第十章 日本ではなぜキリスト教徒は増えないのか





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Last updated  2018.07.19 17:52:44
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